コロナ休校による学力格差 〜ご父兄からの視点 学校の視点〜 その3 2020/05/19

前回の続きです)

ご父兄が真に困るのは、「コロナ休校」の過ごし方で、同じ学力層内で相対的に学力が落ちてしまうことです。

例えば、トップ層にいる子供を持つご父兄にとって、関心事は、「トップ層内での学力がどうなるか」ということです。

トップ層はこのコロナ休校において、相当量の学習をこなしています。

ですから、「勉強していました」というだけでは、「勉強量はこなしたのに、思ったほど成績が上がっていない」ということになりかねません。

トップ層にいる人たちというのは、少数の例外はあるものの、よく勉強しています。

机に向かうことを苦にしません。

トップ層にあって学習量をこなしていなければ、一気に成績がガタ落ちしてしまうおそれもあります。

何しろ、部活動もなく、時間だけはたっぷりありました。

理論上は、十分すぎるほど十分に学習が可能だったはずです。

逆に中下位グループにいる生徒さんは、なかなか自分一人で十分な学習ができるとは言えません。

そのため、それなりに勉強をしていけば、思った以上に成績が改善する可能性があります。

ただし、その改善状況は、あくまでグループ内で相対的によくなるということです。

グループを飛び越えての改善は困難です。

(次回に続きます)

 

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