数学の計算と自動車の運転 〜事故を起こせば、すべてがパー〜 その2 2020/05/26

前回の続きです)

数学の計算というのは、自動車の運転に似ています。

それまできちんと計算してきても、たった1か所マイナスを見落としただとか、数値を勘違いしただけで、すべてがパーになってしまいます。

自動車の運転も同様です。

注意し過ぎるほど注意しても、ほんのちょっと気が抜けると、事故が起きます。

ただ、同じミスでも、数学におけるものと、自動車の運転とに違いがあります。

それは、数学の場合、「ミスをミスと思わないで通すことができてしまう」点です。

計算ミスをしても、「ミスしてしまった。だから次はそうしないように何とかしよう」と考えない生徒さんたちが、相当多数います。

そういう層の生徒さんたちは、いくらミスをしても、それを「痛み」と感じません。

指導をしていると、ほんとうに困ったものだと毎回感じます。

しかし冷静に考えてみると、、例えば高校入試において、そういう生徒さんは、同じような感覚の人たちと競合します。

そういう意味からすると、こちらが目くじらを立てても、実害はさほど大きくないのかもしれません。

計算ミスを留意すべきは、平均以上、そしてトップ層に近づけば近づくほど、計算ミスには要注意となります。

簡単なところでつまずいてしまうと、残りの問題で失点をカバーするのが難しくなってしまうからです。

次回に続きます)

 

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