偏差値55以上の英語教育の犠牲者たち 〜中高校生の「文法知らず」をどう見るか〜 その2 2020/06/08

前回の続きです) 

この頃の学校の英語の授業は、ご父兄の世代のものと比較すると、「習うより慣れよ」がより重視されています。

例えば、センター試験や教科書における「文の大量化」がそうです。

生徒さんにとっては大変かもしれませんが、英語教育という観点から見れば、よくなっていると言えます。

しかし、その一方で、「英語のルール=文法をきちんと教える」という姿勢がまるで感じられません。

なぜそう感じるのか.....

例えば、中学の数学の教科書には、「連立方程式、対角線、反比例」といったような数学用語がふんだんに使われています。

理科も社会も国語も同様です。

しかし、英語の教科書に、文法用語はほとんど使われていません。

申し訳程度に隅っこのほうへ、ちょこちょこと書いてあるだけです。

それは、ご父兄の世代も今の生徒さんも同様です。

数学で、数学用語をほとんど使わないということが可能なのでしょうか?

そんなことは不可能です。

ところが、英語ではそれが教育現場で延々と繰り返されています。

それでいて、英語の試験で、文法が問われないのかと言えば、そんなことはありません。

文法を理解していないと、高得点が取れない仕組みになっています。

これが英語の試験の実態です。

次回に続きます)

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