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(前回の続きです)
わたしが今回、高校受験における親子間の対立を書こうと考えたのには、理由があります。
その理由とは、先日、高校の同窓会の会報で、ある手記を読んだからです。
その手記をお書きになったのは、推定60代半ばの方です。
それによると、その方は、高校受験時に二高を志望しました。
その意向は、お父様からは歓迎されました。
一方、お母様からは大反対されました。大反対の原因は、「息子には一高を入学してほしい」という願いからです。
この当時は、一高も二高も男子校時代です。
そして、仙台市の南北学区制が始まる前のことです。
当時は、一高が県内トップの時代でした。この方の中学では、席次1〜30位までは一高、31〜70位までは二高を受けるよう指導されていました。(出身は五橋中?)
この方は、一高を受けられるだけの成績でした。しかし、お兄様が二高生であり、校風や名物先生の話を聞いていたこともあって、二高を志望したとのこと。
お母様とすれば、「せっかく一高に行けるだけの頭があるのに、なんで一高じゃなくて、二高なの?」とお感じになったのでしょう。
まあ、わたしもお母様の立場なら、同じように感じるに違いありません。
ただ、その後、お母様がお亡くなりになるまで、「あのとき、一高に入らなくて残念だった」と事あるごとに愚痴を言われ、ほとほと閉口したと手記にはあります。
(次回に続きます)
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