二華中・青陵中入試 記述問題のツボ 〜どう書けばいいの?〜 その2 2020/08/21

前回の続きです)

まず、「主語」についてです。彼らの書くものを見ていると、「誰が何をしたか」「何が何をどうしたのか」が、よく分からない場面に出くわします。

ですから、答案を書く際は、この点をしっかり認識しておかなくてはなりません。

これはなかなか難しいことです。

というのも、わたしたちは日常生活を送っているとき、いちいち「主語」を付けて話していないからです。

日本語は、英語のような言葉と違います。

例えば、

「昨日、テレビ、何見たの?」

「ああ、半沢直樹」

というような会話がごく普通に行われています。

日本語として何の違和感もありません。

逆に英語のように、「わたし」だの「あなた」だのといちいち言うのは不自然です。

それゆえ、「主語」が何なのかをしっかり明示しながら書くというのは、困難さが伴います。

これがどのくらい難しいのか、実例を出します。

 

...わたしは学校の吹奏楽クラブの大会を見に行きましたが、上手に演奏していたのでよかったです。

 

生徒さんの書きがちな文章です。

「上手に演奏していた」のは、常識的に吹奏楽部でしょう。

が、入試に出てくるような込み入った事柄ですと、「誰が何をしたか」「何が何をどうしたのか」を明確に書かなくてはなりません。

これがきちんとできていないと減点の対象となります。

次回に続きます)

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