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(前回の続きです)
まず、「主語」についてです。彼らの書くものを見ていると、「誰が何をしたか」「何が何をどうしたのか」が、よく分からない場面に出くわします。
ですから、答案を書く際は、この点をしっかり認識しておかなくてはなりません。
これはなかなか難しいことです。
というのも、わたしたちは日常生活を送っているとき、いちいち「主語」を付けて話していないからです。
日本語は、英語のような言葉と違います。
例えば、
「昨日、テレビ、何見たの?」
「ああ、半沢直樹」
というような会話がごく普通に行われています。
日本語として何の違和感もありません。
逆に英語のように、「わたし」だの「あなた」だのといちいち言うのは不自然です。
それゆえ、「主語」が何なのかをしっかり明示しながら書くというのは、困難さが伴います。
これがどのくらい難しいのか、実例を出します。
...わたしは学校の吹奏楽クラブの大会を見に行きましたが、上手に演奏していたのでよかったです。
生徒さんの書きがちな文章です。
「上手に演奏していた」のは、常識的に吹奏楽部でしょう。
が、入試に出てくるような込み入った事柄ですと、「誰が何をしたか」「何が何をどうしたのか」を明確に書かなくてはなりません。
これがきちんとできていないと減点の対象となります。
(次回に続きます)
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