部活動を辞めると内申が下がるってホント??? その2 2020/09/25

前回の続きです)

前回紹介したご父兄のお気持ちは、子供を思うゆえのことです。

しかし、現実問題として、部活動を辞めることで、内申の下がることがあり得るのでしょうか?

その可能性は限りなくゼロに近いと考えます。

評定を付ける上で、先生の心証を最も悪くする要因は、定期試験で悪い成績を取ることです。

定期試験でよくない成績の生徒に、よい成績はつけられません。

こう書くと、今回話題に取り上げたご父兄からは、「うちの子供は、もともと成績も悪くて.....」という反応が予想されます。

であるなら、ご父兄が心配すべきは、子供の授業態度です。

定期試験は鳴かず飛ばずで、おまけに授業態度がよくないなら、よい成績となることが不思議です。

学校の先生の立場からすると、授業態度がよい生徒と悪い生徒で、どちらの覚えがめでたくなるかといえば、よい生徒です。

一方、現在所属している部活動でスポーツ推薦入試を狙っているのなら、部活動を辞めれば、推薦入試は受けられなくなります。

高校側としては、部活動の要員確保をしたいわけです。

それを意図して、入試の基準を甘くしています。

その前提がなくなれば、スポーツ推薦の話は、当然のことながら沙汰やみになります。

そして、そのことと、部活動を辞めることで、内申が下がることとは全然違います。

その辺をゴッチャにしてしまわないようにする必要があります。

次回に続きます)

 

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