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(前回の続きです)
確かに、古文・漢文といったものは、パッと見て役に立たなそうなそうです。
一方、「お金の貯め方」だの「生活保護の取り方」だのは、古文・漢文より役に立ちそうです。
だから同じおカネをかけるのなら、役に立ちそうにないものより、すぐに役に立ちそうなもののほうが、経済効率がいいというのは、それはそれで、一つの考え方です。
しかし、パッと見て役に立ちそうなものは、実は「役に立ちそうにないもの」という土台があって、初めて成り立っています。
仮に学校で、「生活保護の申請方法」を教えたとして、元々いろんな知識の土台がある人と、そういう土台がまるでない人とでは、吸収力・理解力がまるで違います。
申請書類や手続きひとつとっても、それなりの意味があります。
学校で教えるとしたら、その手続きの意味です。
学校では「生活保護というシステムがある」とだけ教えておけば十分です。
西村氏は高学歴の方です。
「学校で教えれば生徒がそれを覚えるのは当たり前」とお考えかもしれません。
ところが、現実問題として、学校でいくら「役に立ちそうなこと」を教えても、それを吸収しきれない生徒は山のようにいます。
いくら「役に立ちそうなこと」を教えたところで、それを受け止めるだけの力がなければ、かえって経済的な損失、つまりカネのムダということになりはしないでしょうか。
(次回に続きます)
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