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(前回の続きです)
前回述べたように、彼らトップ層の数学力は、そこそこきちんとしています。
そうでなければ、トップ層には行けません。
彼らは当然ながら、数学の専門用語は理解しています。
しかし、国語の文章題に比べると、数学に出て来る用語は、圧倒的に数が少ないです。
ですから、語彙力が少なくても、数学用語が分からないという事態は避けることができます。
言葉を悪くして言うなら、数学の場合は、語彙力不足を何とかゴマカせる部分があります。
一方、国語の入試問題となるとそうはいきません。
日常生活では耳にしない言葉が多数出てきます。
数学用語も確かに日常生活に馴染みのある言葉ではありません。
が、国語の入試問題となると、
「彼女は『いぶかしげに』彼を見つめた」
「彼は自身の考えを『とくとくと』語った」
「彼女の言葉が『足かせ』となって.....」
というような言葉が出てきます。
中3生には読書以外で触れることは難しいです。
こういう言葉が読み切れず、答えを間違ってしまうケースをわたしも少なからず経験しています。
裏を返せば、言葉の意味がつかめることで、すんなり正解する問題もありました。
このあたりが、数学用語と違う難しさ、トップ層が国語に対する難しさを感じてしまう一因と思われます。
(次回に続きます)
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