公立中学の「トップ層」「勉強苦手な層」 指導に求めるものの違い その2 2022/01/29

前回の続きです)

では、「勉強苦手な層」はどうでしょうか。

彼らはそもそも多くを指導に求めていません(笑)

ただ、彼らが望んでいるのは、「指導が自分の分かるものであること」です。

言い換えると、

「学校の授業は何だかさっぱり分からないが、菊池の言っていること、指導は分かる!」

と思ってもらえることがまずもって大事です。

もちろん、彼らの「分かるところ」だけをやっていたのでは、学習指導になりません。

そもそも、彼らの「分かるところ」は、ごくごく限られたものであるからです。

ですから、指導の際には、「今は分からないが、ちょっと頑張れば分かりそうなところ」を、小出しにしていかなくてはなりません。

それから、彼らは「分かるところ」の繰り返しを、意外なほど嫌がりません。

例えば、数学の計算問題のようなところばかりを「トップ層」がやれば、すぐに拒否反応が来ます。

一方、「勉強苦手な層」は、そういう問題を嬉々としてやります。

何度繰り返しても、拒否反応は来ません。こういう彼らの姿を見ていると、「分かっているところができる!」ということに、トップ層以上に喜びを感じているようです。

トップ層は「分からないところ」にイラつきます。

トップ層にとって、「分かる」のが当たり前だからです。

次回に続きます)

 

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