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(前回の続きです)
確かに、ときどき「これまでとは突然傾向が変わった」という入試があります。
前回申し上げた共通テスト、以前のセンター試験でもそういうことがありました。
「傾向が変わる」というのは、要するに、「考える問題」や「思考力を試す問題」が、これまでとは違った尋ね方をしてくるということです。
しかし、そもそも入試は、何かしらマイナーチェンジを重ねていくものです。
そして、「これまでとは突然傾向が変わった」と言われる入試問題は、ある種、出題者の「覚悟」をそこに感じます。
「考える問題」や「思考力を試す問題」が高度になればなるほど、正答率は低くなります。
入試で取るべきは、「合格点」です。
「満点」ではありません。
問題が難しくなれば、「合格点」は下がります。
問題が易しければ、「合格点」は上がります。
事実、今年行われた共通テストの数学Ⅰ・Aの平均点は、前年比19.72点マイナスの37.96点になりました。
そして全体的に共通テストが難しくなった結果、各大学のボーダーラインは、かなり下がりました。
東大ですら、前年9割弱ぐらいのラインが、8割デコボコまで下がったのです。
今年春の入試は、このように随分と凄まじい様相を呈しました。
(次回に続きます)
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