どうしたら子供はその気になるのか?

これまで「どうして勉強ができなくなるのか?」「学習塾はどう選べばよいか?」「結果の出やすい生徒さん、出にくい生徒さん」について、縷々論じてまいりました。

これをご覧になったご父兄の皆様は、おおむね記述内容には同意してくださるでしょう。

しかし、そのようにお感じになったとしても、「何だ、これは。結局『わたしは悪くありません』って言いたいだけなのか」とお感じになる方もいらっしゃるに違いありません。

ご父兄の皆様がいちばん知りたいのは、「うちの子供の努力次第なのは十分分かったから、ではどうしたらやる気になるのか」ということでしょう。

多くの受験関係のサイトを見ていると、「結局は生徒さんの努力次第です」で話が終わっています。

わたしは受験指導のプロではありますが、心理学のプロではありません。

しかし、生徒さんに接し、心理学のことも自分なりに噛み砕いた上で、「どうしたら生徒さんはその気になるか?」を考えてみました。

以下、考えるところを記していきます。

子供のやる気が出るための三つの原則

子供を変えようと思ったら、まず親が変わらねばならない。

子供の言い分はまず聞く。

聞いた後、「あなたは〜と思うのね」と返す。

言い分には必ずしも同意をする必要はない。

you(=あなたは)メッセージではなく、I(=わたしは)メッセージを

「〜しなさい」ではなく、「〜してほしい」

子供を変えようと思ったら、まず親が変わるべき

「子供の力をもっと引き出すにはどうしたらいいのか.....」と悩むご父兄は多いことでしょう。

実は指導の際、わたしも全く同じことを考えています。

「この生徒さんは、せっかくいいものを持っているのになぁ。もう少し欲を出してくれれば.....」と何回思ったことか.....

しかしここで、嘆いてばかりいてもどうしようもありません。

誰しも「変わる」ことは難しいものです。

「子供はどうしたらその気になるか」ということは、子供に「変わる」ことを要求しているわけです。

子供にばかり「変わる」ことを求め、親自身変わることがなければ、子供はそれを必ず見透かします。

となれば、子供がその気になるのは望み薄となります。

では、親は具体的にどう変わればいいのでしょうか?

まず、手始めに、「親が変わらなければ、子供は変わらない」「子供がその気になるために、自分も変わろう。いろいろ勉強して行こう」とお考えになって下さい。

そして以下の拙論にあることを、ひとつでもふたつでも、できる範囲で実践なさってください。

期待値までとはいきませんが、必ずご子息に変化が現れます。

子供の芽をつぶしてしまうご父兄

ほとんどのご父兄は「子供がその気になるために、自分も変わるようにしよう」という意見にご賛同下さるでしょう。

しかし以前、「子供がその気になるためには、自分が変わらねばならない」という発想がなく、子供の成績向上のお膳立てはすべて指導に当たる者がしてくれるもの、というお考えのご父兄がいらっしゃいました。

当該生徒さんは、250人中、200〜230番くらいの席次の中学生で、あまり志気の高くない生徒さんでした。

お母様がその生徒さんの成績をとても気にする方で、試験の結果が出るたび、「どうしてうちの子供は成績が上がらないんでしょうか」と、細かくきいてくる方でした。

ある日、こんな会話がありました。

 

お母様 「うちの子、さっぱり成績が上がらないんですけど、どうしてなんでしょうか?」

菊池 「いろいろ原因はあると思います。数学などは小学校の基本の基本の部分がかなり抜けており、まだ穴は埋まっていませんし、かなり時間がかかります。また〇〇君の場合、見ているとどうも取り組む姿勢が熱心でないようですね。」

お母様 「『ちゃんとやりなさい』と、ことあるごとに言ってるんですが。それでもなかなかきちんとやらなくて」

菊池 「そうですか。『ちゃんとやりなさい』だけだと、なかなか生徒さんはやらないものです。少しでも取り組んだときには、『よくがんばってるね』とか、褒めてあげてはどうですか?」

お母様「『褒める』と言っても、足りないものは足りないんで、褒められません。それにしっかりと勉強をしてほしいんで。褒めて甘やかすというのはしたくないんで.....」

菊池 「(「褒める」ことと「甘やかす」ことは違うのではないかと内心では思いながら)そうですか。では子供がその気になるためのやり方を書いた本をお読みになるとか、ネットで検索してもいろいろと情報が出てきますよ」

お母様 「そういうのは、こちらでやらなければいけないんでしょうか? 成績が上がるようにということで、こちらはずっとお願いしているわけですし、そういうことを含めての月謝だと思うのですが.....」

 

「褒める」ことと「甘やかす」ということは違いますが、アメとムチという言葉があるように、年中ムチばかりあてられていては、子供がその気にならないのは道理です。

子供の成績が上がる=その気になるには、親の役割、家庭教師の役割、それぞれ持ち分があります。

それらが補完し合ってこそ成果が出ます。

子供がその気なっているご家庭のご父兄はみなその点をよく理解なさっています。

くだんのご家庭はその点についてご理解がなく、わたしが「子供がその気になるためのやり方を書いた本をお読みになるとか、ネットで検索してもいろいろと情報が出てくる」とお伝えしたことを、「仕事をしっかりやっていない」「子供の成績不振を親の方に転嫁し、責任を逃れようとしている」と受け取ったようです。

その後、そのご家庭は上記のやり取りがあってからすぐ、生徒さんが中3の12月で指導終了となりました。

ご父兄の考え方が変わらない以上、子供がその気になることは望むべくもありません。

子供の主張はまず聴いて、意向を再確認する

子供の言い分は、できる範囲で、まず聴いてあげましょう。

そして聴いた後、「あなたは〜と思うのね」「あなたは〜と言ってるんだね」と返します。

それをするだけでも、子供のストレスは半分になります。

子供が最もストレスがたまるのは、「親が自分の話に聴く耳を持ってくれない」ことです。

これは子供ならずとも大人でもそうです。

ここで重要なのは、親は子供の言い分を聞いてあげることが大切なのであって、必ずしもそれに同意する必要はないということです。

子供の言い分を聴くと、「子供がこう言うからには、こうであるに違いない」という当初の予想とは違った考え方を子供がしている場合があります。

「あなたは〜と思うのね」「あなたは〜と言ってるんだね」という言葉を添えると、それを受け取る子供は「親は確かに自分の意見を聴いてくれた」と思ってくれます。

また親としては、子供の意向を自分自身で再確認できます。

どこまで子供の意見を認めるか

子供の主張を聴き、意向を確認したら、子供の主張にどのくらい応じることができるかを考えます。

子供が小学校中学年を過ぎると、「自分がこう言えば、親はこう反応してくる」ということが分かるようになります。

そのため、子供が考えていること全部を話すとは限らず、真意が那辺にあるのかを探るのは難しいものです。

その点を考慮しつつ、教育方針等にかんがみ、認めてもいいところ、譲れないところを判断します。

ただ「親の権威」をふりかざし、子供の主張を聴いただけで、親の意見のみを常に押し付けようとしてもうまくいきません。

「前回はあなたの主張をここまで聴き入れたのだから、今回はわたしの意見をここまで聴いてもらう」という気持ちで接してください。

youメッセージ、Iメッセージとは? 

相手に何かをしてほしい場面があったとします。

ここでいうyouメッセージとは、その際、相手に「〜して下さい」「〜しなさい」というメッセージを伝えることを言います。

「〜して下さい」「〜しなさい」の動作主はyou(=あなたは)なので、youメッセージと呼びます。

Iメッセージとは、相手に何かをしてほしいとき、命令や依頼の形を取らず、相手に「〜してほしい」と自分の願望を述べることを言います。

「〜してほしい」の動作主はI(=わたしは)なので、Iメッセージと呼びます。

youメッセージよりIメッセージが受け入れられる理由

本稿の目的は、子供がその気になる方法、つまり子供(=相手)が親(=自分)の望むことをするようになることです。

相手に何かをしてほしい場合、youメッセージより、Iメッセージのほうが大きな力を持ちます。

そのようになる理由は、大きく分けて2つあります。

第一点目は、「〜をするな」と言われるとしたくなり、「〜しろ」と言われるとしたくなくなる、という心理的本能が我々に備わっているからです。

ここで昔話の「鶴の恩返し」や「浦島太郎」を思い出してください。

「着物が織りあがるまで、織っているところを見ないでください」と言われれば見たくなります。

「玉手箱を開けないでください」と言われれば、開けたくなります。

これを逆手にとって、売り手が買い手の注意を引きたい場合、「禁断の.....」とか「〜してはいけない」などと銘打って商品価値を高めようとしているのは、ご存じのとおりです。

またしつこく命令されれば、言うことを聞きたくなくなってしまうのも、ご自身の経験でよくお分かりでしょう。

第二点目は、これも我々の心理的本能にかかわる部分で、「人に喜んでもらいたい」「人の気分を害したくない」と考えている、というのがあります。

以上より、「〜しなさい」というyouメッセージより、「〜してほしい」というIメッセージが、それを聞く相手にとってはより受け入れやすい、というのがはっきりします。

実践編

ここで、「子供の話を聴き、意向を再確認する」「youメッセージではなく、Iメッセージでしてほしいことを伝える」ことの実例を見てみます。

以下は、子供が長年、通っていた公文教室を辞めたいと言い出したという設定での会話です。

「子供の意向を確認」せず、「youメッセージ」で子供とやり取りした場合

(親子の会話例)

子供「ねえ、もう、公文、辞めたいんだけど」

親「公文を辞めたい? なんで辞めたくなったの?」

子供「だって、嫌になったんだもの」

親「ずっと長いことやってきてるでしょ。

  今やめたら、今までせっかくやってきたことが無駄になっちゃうよ。

  それにこれは、あなたの将来のためなんだよ。ちゃんとやりなさい。」

子供「.....」

「子供の意向の確認なし」「youメッセージ」を続けていくと.....

上記のような会話は、至る所で交わされていることでしょう。

例えば、子供が「宿題はやらなくてはならない」と思いながら、マンガを読んだり、コンピューターゲームをしたりして、宿題をしようとしない場合、親が「グズグズしないで、さっさとやりなさい!」と一喝すれば、それなりに速効性はあります。

それは子供も宿題をやらねばならないと思い、親も子供に宿題への取り掛かりを望んでいるという「共通の土台」を持っているからです。

上掲のような場合、子供は「公文を辞めたい」と言い、親は子供に「公文を続けてほしい」ということで、全く逆方向を向いています。

長く続けてきたことを辞めたいというのは、親にとっては心中、穏やかならざる話です。

それゆえ何とか辞めさせたくないと考えるのは自然なことです。

上のような会話は、子供の意向を全く考慮せず、親の立場を子供に示しただけです。

これでは子供もストレスがたまるだけでしょう。

子供が「.....」となった後、子供としては、それに従うか、「だってやっぱり辞めたい」(以下ループ)のいずれかです。

ここで、子供が辞めずに続けてくれれば、親としては確かに目的を達したことになります。

このような場面は今後も出てくるでしょう。

しかし「親の権威」がいつまでも続くとは限りません。

子供が小さいころならともかく、大きくなってくると、「親の権威」も通用しなくなり、親子間で没交渉になることも珍しくありません。

「子供の意向を確認」し、「Iメッセージ」でやり取りした場合

以下は、上記のような場面に遭遇した際、わたしが実際に子供と交わしたやり取りです。

できる限り、「子供の意向を確認」し、「Iメッセージ」でやりとりしようと、わたしなりにやってみた例です。

子供「ねえ、もう公文、辞めたいんだけど」

菊池「公文を辞めたい? なんで辞めたくなったんだ?」

子供「だってイヤになったんだもの」

菊池「ふ〜ん、公文がイヤになっちゃったか」(A)

子供「うん。イヤになった」

菊池「どういうところがイヤになっちゃったの?」

子供「う〜ん、よく分からないけど.....」

菊池「よく分からないけどイヤになっちゃったか」

子供「うん。何だかイヤになっちゃった」(B)

菊池「『何だかイヤになっちゃった』っていうのがいちばん困るなあ。

   もしかしたら、難しい計算をたくさんしなくちゃいけなくなったんで、イヤになったのかなあ」

子供「うん。そうかも」

菊池「そうか。難しい計算をたくさんしなくちゃいけなくなったんで、イヤになって、辞めたくなったんだね」

子供「うん。そう」

菊池「教室に意地悪な子がいるとか、先生が嫌いとか、そういうことは?」

子供「そういうんじゃない」

菊池「じゃあ難しい計算をたくさんしなくちゃいけなくなったんで、疲れちゃったか?」

子供「そう」

菊池「お前には公文を続けてほしいと思ってるんだ。

   ずっと続けてきたからね。

   続けてもらうといいなあ〜(C)

子供「ふ〜ん」

菊池「じゃあ、どうだろう? 

   疲れちゃったんなら、1週間休んでみてはどうだろうね?

   その間、いっぱい遊んでいいよ。

   ずいぶん頑張ってたしな。

   そして1週間たったら、もう1回公文に行ってみるっていうのはどうだろう?」(D)

子供「それでいいよ」

菊池「じゃあ、先生に1週間休ませてくださいって頼んでみるから。

1週間しっかり休んで、そしたら行ってくれるかな」

子供「分かった」

それでは、ここで、上記の会話を解説します。

まずストレスの原因になっているものをハッキリさせる

以下、上記の解説を行います。

         (A)の部分で「ふ〜ん、公文がイヤになっちゃったか」というふうに、子供の意向を確認しています。

こうすることで、子供は「親は自分の話を聞いてくれた」と思うようになります。

ここでは子供に「親は自分の話を聞いてくれた」と感じてもらうことが最も大切なところです。

こうすることにより、子供のストレスは半分程度になります。

親は子供の意向を反芻することで、問題点は何なのかを再認識できます。

さらに子供は「何がイヤなのか」をはっきりできていない場合が珍しくありません。

それは小さい子供ほどそうなります。

子供の回答        (B)にある「うん。何だかイヤになっちゃった」にというのはその例です。

親としては、「何だかイヤになっちゃった」と言われるのが、いちばん困ります。

そういうとき、「『何だかイヤになっちゃった』じゃ、分からないでしょ!!」と感情的になるのは得策ではありません。

ここの目的は、「子供がイヤになっている」原因を探ることです。

親が感情をぶつければ、一時的に自分の溜飲は下がるかもしれません。

しかし、子供は萎縮し、原因の究明は困難になります。

そこで、ここは冷静になり、「「子供がイヤになっている」原因で、思いつくものを挙げていきます。

こうすることで、子ども自身も「イヤになっている原因」が何であるかを自覚できるようになります。

「続けなさい」というyouメッセージの代わりに「続けてほしい」「続けてもらえるとうれしい」というIメッセージを

次に       (C)では、「(あなたは)がんばって続けなさい」というyouメッセージの代わりに、「続けてもらうと(わたしは)いいなあ〜」というIメッセージを使って話しています。

「(あなたは)〜しなさい」というyouメッセージより、「(わたしは)あなたに〜してほしい」「あなたに〜してもらえると、(わたしは)うれしい」というIメッセージをこのような形で応用します。

譲歩できる部分を探り、妥協点を見出す

       (D)で、子供の言うことを100%聞き入れた「公文をやめる」ということの代替案として、「公文の1週間お休み」を提案しています。

親として「公文をやめる」という選択は何としても避けたいところです。

そこで、子供に1週間公文を休むこと、休んだ後はこれまでどおりに通塾することを提案しています。

うまい具合に子供はこの提案に乗ってきました。

少しでも子供が「その気になる」確率を高めるために

これをお読みの方は、上の話を「そんなにうまく行くものだろうか」とお感じになるかもしれません。

この指摘はもっともで、いつもうまく行くとは限りません。

しかし、常に失敗するとも限らないのです。

子供のためにと思ってさせていることを、子供が「やめたい」と言った場合、「ちゃんと続けなさい!」と言わず、「そうか、『やめたい』って思っているのか」と反応するには、相当勇気がいります。

わたしもこの会話をしながら、内心は非常にヒヤヒヤ、ドキドキしていました。

ここでの子供との会話で分かることは、子供は「公文、やめたい」と言いつつ、実は勉強から離れて、のんびりしたい時間がほしかったということなのです。

実際、子供は、その後1週間公文を休んで、リフレッシュした後、約束どおり、公文への通塾を再開しました。

後日談ですが、子供はこのあと、3年ほどして、同じように「やめたい」と言い出し、同じようにわたしとやりとりして1週間の休みを経て、子供が中1の8月に、わたしが「そろそろ卒業」というまで公文を続けました。

結果として、子供は、わたしと話し合い、誰かに強制されたわけでもなく、自らの意思で公文を続けたわけです。

「行きなさい! やめるなんてとんでもない!」といわれて通うのと、1週間の休みを親に認めてもらい、自らの意思で通塾するのとでは、「公文における志気」に雲泥の差があるのは言うまでもありません。

先ほど述べたように、これはたまたまうまく行きました。

もちろん、失敗したこともあります。

親の気持ち、あるいは言い方ひとつで、子供がその気になってくれる確率が高くなるのなら、こんなに安くつくものはありません。

何しろ、タダなのですから.....

本稿の執筆にあたって参考にしたもの

本稿に記してあることは、もちろん、わたしの独創によるものではありません。

参考にしたのは「親業訓練協会」の書物です。

娘が保育園に通っていたとき、父母会でこの団体の方の講演がきっかけで知るところとなりました。

それを聴いて、感じ入るところがあり、その際に学んだことをわたしなりの解釈で実践してきました。

現在、わたしが持っているのは「ビジネスマンのための過程手帖」という本です。

このページは上述の本を参考にして、わたしの考えたこと、やってきたことを書きました。

また東北放送ラジオの月曜〜水曜の16:55から5分程度、「金子耕弐の『家族に贈るとっておきの話』」という番組が放送されています。

こちらは子供との関係のみならず、夫婦間のことなど、家族間の話題を扱っています。

短い番組ですが、大変よいものです。

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