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あけましておめでとうございます。
旧年中は、おかげさまをもちまして、これまで以上に多くの方々にご愛顧いただきました。
現在担当しているご家庭からは引き続きのご愛顧を、加えて多くのご家庭からは新たなご縁を賜れば幸いです。
わたしは今日から早速指導にかかります。
追加指導・短期指導が7日までずっと入っており、体調面でもより一層気を配らなくてはならないと思います。
加えて気象条件にも気を遣います。
受験生の皆さんは、いまから大変な時です。
しかし大変なのは、受験生の皆さんだけではありません。
ご家族にとっても大きな心理的負担です。
しっかりがんばって、よい結果が出るようになることを望みます。
以下は年初に当たり、わたしが詠んだ歌です。
先帝陛下の御製を本歌としてあります。
日々努むる子らを思ひつつ
ふりつもる 深雪に耐へて 桜木は 弥生来れば 花と咲きなむ
年が明けて、いよいよ高校入試が本格的に始まります。
今回はナンバースクールなど、トップ校を目指す中3生の皆さんへ、今どういう勉強をどれだけやればよいかについて記すことにします。
トップ校を目指す皆さんの多くは、塾などの冬期講習テキスト、入試の過去問を解いたりと忙しいことでしょう。
その際、意外と盲点になっているのは、みやぎ模試などの各種模擬試験、学校で実施された実力試験の解き直し、見直しです。
この記事で、昨年、仙台二高に合格したM君が語っているように、模試・実力試験の解き直しは必ず何がしかの「拾い物」があります。
ここで原点に立ち返って考えると、みやぎ模試・合格ナビ模試という具合に「模試」と呼びならわしているものは、正式には「模擬試験」といいます。
「模擬」とは、「まねること」という意味です。
「まねる」対象は入学試験です。
ということは、模擬試験は「入学試験をまねしたもの」「入学試験のシミュレーション」であり、その中身は入学試験予想問題そのものであるということです。
そうであるならば、せっかく受けた模試を放置しておく手はありません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
解き直しは特に理科・社会で力を発揮します。
復習・解き直しのやり方はいろいろあります。
時間に余裕のない生徒さんは、模試で間違った問題のみを抜粋し、再度解き直してください。
そして原因を突きとめ、その問題を自家薬籠中の物とするのです。
また時間が何とかとれる生徒さんは、最初から問題を解き、自己採点のうえ、間違いの原因を究明し、それを記憶にとどめるようにしてください。
「原因究明」のやり方として、択一式問題の解き直し・掘り下げ方を記しましょう。
以下は中3向け2014年第2回合格ナビ模試社会の第四問の2から抜粋します。
(引用開始)
下線部④(引用者注:第一次世界大戦中を指す)について、第一次世界大戦中に日本でおこったできごとを、次のア〜エから1つ選び、記号で答えなさい。
ア 関東大震災が起こる
イ 治安維持法が制定される
ウ 国家総動員法が制定される
エ 吉野作造が民本主義を提唱する
(引用終わり)
ここで正解はエです。
実際に解いてみて、エを導き出せればハイ、一丁上がり!です。
.....が、これだけでは十分に生かし切っているとは言えません。
ここでポイントとなるのは、他の選択肢がどうして誤りなのかについて、検証することです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
具体的な「検証」のしかたは、以下の通りです。
第一次世界大戦は大正初期に起きた事件である。
アの関東大震災は大正末期ごろなので、×
イの治安維持法は大正デモクラシーの高まりとともに普通選挙法が実施されたのとセットで制定されたから、「大正初期」ではあり得ないので×
ウの国家総動員法は支那事変(いわゆる「日中戦争」)への対処としてなされたので×よって残りはエである。
→これらが全部しっかりわかってOKとします。
民本主義が第一次世界大戦中に提唱されたというのは、分かりづらいかもしれません。
他の選択肢が全部×なので、消去法でエが正解となります。
不十分なところは教科書等に戻って調べ直します。
非常に地道な作業ですが、このようにして深く掘り下げると、いざ試験となったときには大きな力を発揮します。
トップ校を目指す生徒さんたちは、とにかく満遍なくやらなくてはなりません。
少しでも取りこぼしがあってはいけないのです。トップ校は内申点ではほとんど差がつきません。入試での点数がほぼすべてです。
心して臨んでください。
今年の冬は、寒い日が多いような気がします。
特に12月の中ごろは、真冬並みの気温の日がしばらく続きました。
そのようなわけで、指導の際、ご準備いただいた暖房では不十分なことがありました。
その際、不躾とは思いながらも、より部屋を暖かくしていただけるようお願いしたことが数回ありました。
わたしは生来、寒がりなほうで、通常家にいるときは、家族よりも1枚余計に着ています。
「伊達の薄着」という言葉の通りにすれば、薄着が見た目にいいのでしょうが、背に腹は代えられません。
ご家庭には背広で伺うので、寒かったとしても、コートを羽織りながら指導をするわけにもいきません。
かといって2時間近くも寒さを感じながら指導をすると、風邪を引いてしまっては業務に支障をきたします。
実際、疲れもあったのか、昨年12月21日には発熱してしまい、翌日の指導はすべて中止となって、ご家庭にはご迷惑をかけてしまいました。
そのようなわけで、暖房については、我慢をせずに申し出をしておりました。
ご寛恕のほどをよろしくお願いいたします。
先般、ある中3の生徒さんと以下のようなやり取りがありました。
菊池: 1月13日、みやぎ模試がありますが、君は受けるんでしたっけ?
生徒さん: さあ分かりません。
菊池: 分からない? でも、受けるのは君でしょ?
生徒さん: 親が勝手に申し込んだみたいですが、よく聞いてないし、分かりません。
まあ、確かに模試は「親が勝手に申し込んだ」んでしょう。
費用にしても、自分の懐が痛むわけではないので、なんら痛痒を感じないのかもしれません。
この生徒さんは入試を自分のこととしてとらえるという気持ちが希薄なような印象をわたしは受けていました。
この時期において、その生徒さんに関しては、いろいろ感じるところはありますが、以前の生徒さんのようにプレッシャーでノイローゼになってしまうよりはいいか、と感じた次第です。
センター試験を控えた生徒さんに、このことを話したら、「うらやましい!」「憧れる!」「自分はそこまで構えていられない」と言っていました。
中3生というこの時期に、入試は我関せず、という考えを貫くか、我がこととして受け止めるかは、ひとえに生徒さん自身の選択によるものです。
もちろん勉強の内容よりはがんばったという経験自身が将来役に立つことを役目上説きますが、受け入れるかどうかは生徒さんが決めることです。
わたしは自らに課された役割、すなわち「生徒さんのお手伝い」をこなしていくだけです。
そうです。
わたしはあくまで「生徒さんのお手伝い」で、主役は生徒さんです。
今日は1月10日です。
松の内が過ぎ、さすがにこのころになると、世の中は「年末年始」から「日常」です。
もっともわたしの生徒さんの多くは去る8日、もしくは9日に実力試験(学校によっては「課題テスト」「確認テスト」などの名称になります)がありましたので、それへ向けての準備で、ずっと「日常」状態でしたが.....
ここで「生徒さんの多く」と書きましたが、小学生4名と、高校3年生4名の生徒さんは実力試験を受けていません。
高校3年生は全員がセンター試験を受験します。
うち、国立大学志望が3名、私立大学センター利用が1名です。
センター試験においては、ほとんど帰趨が決まっているでしょうが、数学でつまらぬ計算間違いをしませぬよう.....
特に数学Ⅱ・Bの積分!
積分はとにかく計算が面倒です。
分数計算もビシバシ出てきます。
その昔、小学校や中学校で異常に複雑な計算問題をやったとき、「こんなもの、いつ役に立つんだ? 落とすためのものとしか思えないぞ!」などと思っていました。
が、積分をやるようになり、「ああ、これは積分のためのものだったのか」と感じた経験があります。
センター試験に部分点はありませんから、よくよく慎重にお願いしますよ!
今日は祝日「成人の日」です。
「国民の祝日に関する法律」によれば、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ということだそうです。
ということは、20歳になった人全員を祝うというものではなく、「おとなになったことを自覚」できず、「みずから生き抜こうと」しない青年は、祝意を表する対象から外れる、ことになります。
随分と皮肉った見解ですが.....(苦笑)
今、担当している生徒さんは、皆それぞれに勉学に励んでいます。
これも大人への階段を上る大きな一歩だと考えてほしいです。
ちなみに遊戯施設などにあるバンジージャンプは、もともとバヌアツにおける成人のための通過儀礼が元になっています。
かれらのほうは、足にツタを絡ませて飛び降ります。
これはほんとうに命がけであり、それを経験して初めて立派な大人と認められます。
受験もそのような「通過儀礼」にようなものと、とらえてみるとよいかもしれません。
過般、トップ校を目指す中3生向けに現時点における対処法を記しました。
今回は続編として、偏差値40未満(おおむね100人当たり80番台後半以降)の中3生に向けた対策を書くことにします。
わたしがこの時点でしている対策の方針はあらまし以下4点です。
(1)入試過去問は必須としない。
(2)国語・理科・社会については、実際に受けた模擬試験、実力試験、定期試験の問題を中心に対応する。
(3)英語は「生かさず、殺さず」の学習時間とする。
(4)数学は極めて限定された形で教材を使う。計算問題を中心とし、難しい問題はカットする。
以下、詳述します。
まず(1)についてです。
この偏差値40未満の中3生の場合、市販されている入試過去問集は必ずしも必要でないと考えています。
もちろん「やるに越したことはない」のですが、模試・実力試験などは受験していますし、学校でも1月に入ると入試問題を利用した答案練習をしますから、「入試問題の雰囲気をつかむ」という点では、それで十分です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
国語・理科・社会の3教科に関していえば、前述した模擬試験、実力試験、定期試験の解き直しが、それがそのまま入試対策です。
英語は当該生徒さんにとり、「最も伸びの期待できない教科」です。
今の時期、こういう教科に時間を割くのは避け、「生かさず、殺さず」で、学習量を必要最小限に抑えます。
入試過去問をやるにしても、「ほぼ取り付く島のない状態」です。
こうした無駄は避け、他科目にその力を振り向けます。
数学に関しては、入試過去問を使う際、かなり慎重に取り扱います。
むしろ使わないことのほうが多いです。
演習の際は計算問題がしっかりできることを目指します。
この水準にある生徒さんは計算問題のルールをしっかり体得できていないことが多く、ちょっと油断すると、やり方を忘れてしまいます。
またマイナスの付け忘れや見落としもよくあります。
そして字が乱雑だったり、筆圧が弱くて、自分が書いた字を読めないなど(特に男子生徒に多い)が特徴です。
こうした生徒さんには「まず字を丁寧に」ということを指導しています。
以下は、ある婦人雑誌からの「悩み事相談」の抜粋です。
.....「先生、利夫のクラスでは家庭教師をお願いしている友達もたくさんいますし、中には参考書をあれこれ買って、実によく勉強しているお友達もあるようでございます。」
「教科書を頭の奥にしみこむまでよく勉強させておけばよいので、参考書をむやみにあさる必要はありません」.....
これは1933(昭和8)年、中学受験に関し、「主婦の友」に記載されていた内容です。(「戦前の日本」武田知弘著より孫引きしました)
中学受験というと、宮城・仙台では、長らく東北学院・宮城学院など、私立中学が中心であり、最近になって二華・青陵が出てきた.....と思いがちです。
しかし戦前、義務教育は小学校までであり、それ以降は試験を受けねばなりませんでした。
よって二華・青陵といった中学受験の姿は新しく出てきたものではなく、戦前にその形がすでにあったものが、形を変えて復活したものです。
わたしの伯父は、その昔、仙台一中(現在の仙台一高)の受験を小学校の担任の先生から勧められるも、経済的事情で断念しています。
また伯母は、第一高等女学校(現在の宮城一高)を目指すも、受験の折、戦後の学制変更で、第一高等女学校が宮城第一女子高等学校に変わり、これまた受験を断念しています。
中学受験は経済的余裕がないとできないのは、今も昔も変わりません。
ただその昔は今以上に子供の数が多く、また格差社会でした。
ゆえにまだ現代のほうが、そうした意味で、「子供に優しい」と言えるのではないでしょうか。
いよいよ明日から、センター試験です。
「そんなことは、言われなくとも、分かっているから.....」という受験生、そして受験生のご家族.....ここではそうおっしゃらずに、以下、少々の間おつきあいください。
わたしもその昔、現役学生のころを思い出します。試験は長丁場ですから、しっかり実力を発揮できるようにしてください。
ネットを検索し、「センター試験 持ち物リスト」とキーワードを入力すると、各種出てきます。
それを参考にチェックするとよいでしょう。
書いてあることはどれも大きく違いません。
明日のために、十分に睡眠をとりましょう。
.....といっても、睡眠がとれるかどうか自信のない人は、風邪薬を若干量(本来飲むべき量の半分程度)を「当座の睡眠薬代わり」に服用してみてください。
受験生だと、一杯ビールを引っかけて.....というわけにはいきませんので(笑)
ただ薬をとりすぎると、翌日眠くて、ボーっとしてしまう可能性があります。
それでは何の意味もありません。
よって飲む量はやや控えめにしてください。
そして明日を待ちましょう。
センター試験当日となりました。
我が4名の生徒さん!
皆さんは今日までほんとうによくがんばってきました。
力を存分に発揮するときです。
どうぞ会場まで安全に到着してください。
いろんな方からいろんなアドバイスはもらっていることでしょう。
ネットを検索すると、たくさん情報も出ています。
わたしが指導の際に伝えたことも参考にしてください。
それから試験中に「ちょっとした気分転換」を図る方法、伝えましょう。
マークの仕方、問題用紙に○を付けておいて、大問ごとに転記するといいです。
問題を解くごとにいちいち問題用紙と解答用紙を往復していては、時間のロスになります。
大問ごとに転記するというやり方であれば、集中力も途切れずに済むし、途中に適度な「中継ぎ」にもなります。
数学のマークの仕方、独特ですから、分母と分子、間違えないようにしてください。
上記、一応参考までに。
伝えたいことはたくさんありますが、今回はこれくらいで(笑)
では、いってらっしゃい!
過般、発表されました平成27年度宮城県公立高校倍率の第2回予備・前期倍率を仙台圏の学校に絞り、一覧にしました。出典は宮城県高校教育課のこのページに発表された数字を加工、一覧にしたものです。
(凡例)
1.「予備1回<予備2回」は、「予備登録第1回調査の倍率」<「予備登録第2回調査の倍率」となっている高校.....!で表示
2.「後期1.5以上」は「後期試験倍率が1.5倍以上となっている高校」.....☆で表示
27年 | 27年 | 27年 | 1回予備 | 2回予備 | 平成26年度 | 平成25年度 | 平成24年度 | |||||||
1回予備 | 2回予備 | 前期 | <2回予備 | 1.5以上 | 予備 | 前期 | 後期 | 予備 | 前期 | 後期 | 予備 | 後期 | ||
名取 | 普通 | 1.33 | 1.25 | 1.51 | 1.48 | 2.04 | 1.51 | 1.32 | 1.44 | 1.32 | 1.30 | 1.42 | ||
家政 | 2.00 | 1.73 | 2.19 | ☆ | 1.95 | 3.17 | 1.89 | 1.98 | 3.50 | 1.75 | 1.68 | 1.04 | ||
名取北 | 普通科 | 1.25 | 1.12 | 1.08 | 1.48 | 1.61 | 1.33 | 1.29 | 1.48 | 1.32 | 1.51 | 1.45 | ||
亘理 | 普通 | 1.00 | 1.20 | 0.94 | ! | 1.35 | 0.50 | 1.50 | 1.35 | 0.75 | 1.00 | 1.13 | 0.86 | |
園芸 | 1.15 | 0.88 | 0.06 | 0.85 | 0.08 | 1.49 | 0.68 | 0.33 | 1.03 | 0.43 | 0.61 | |||
食品化学 | 0.73 | 0.78 | 0.63 | ! | 0.63 | 0.25 | 0.86 | 0.63 | 0.33 | 1.19 | 0.83 | 0.97 | ||
商業 | 0.55 | 0.50 | 0.44 | 0.58 | 0.67 | 1.25 | 0.65 | 0.83 | 0.97 | 0.60 | 0.97 | |||
家政 | 0.80 | 0.93 | 0.63 | ! | 0.85 | 1.08 | 0.93 | 0.80 | 0.58 | 1.30 | 0.83 | 1.06 | ||
宮城農 | 農業・園芸 | 1.18 | 1.33 | 2.52 | ! | 1.03 | 3.00 | 1.50 | 1.09 | 2.28 | 1.40 | 0.63 | 0.87 | |
農業機械 | 1.03 | 1.23 | 2.44 | ! | 1.15 | 2.08 | 1.14 | 1.30 | 2.33 | 1.07 | 0.78 | 1.57 | ||
食品化学 | 1.15 | 1.35 | 2.50 | ! | 1.88 | 4.50 | 1.50 | 1.08 | 3.67 | 1.25 | 1.10 | 1.58 | ||
生活 | 0.88 | 0.78 | 1.31 | 1.35 | 3.33 | 2.14 | 1.18 | 2.08 | 0.96 | 0.88 | 1.48 | |||
仙台一 | 普通 | 1.95 | 1.67 | 5.80 | ☆ | 1.96 | 5.91 | 1.59 | 2.05 | 6.86 | 1.39 | 2.03 | 1.65 | |
仙台二華 | 普通 | 0.90 | 0.88 | 1.46 | 1.17 | 3.69 | 1.53 | 1.02 | 2.97 | 1.32 | 1.10 | 1.20 | ||
仙台三桜 | 普通 | 1.76 | 1.58 | 1.73 | ☆ | 1.54 | 2.20 | 1.53 | 1.69 | 2.68 | 1.57 | 1.68 | 1.67 | |
仙台向山 | 普通 | 1.55 | 1.38 | 2.38 | 1.38 | 3.69 | 1.27 | 1.68 | 3.56 | 1.31 | 1.66 | 1.50 | ||
理数 | 1.35 | 1.08 | 1.00 | 0.95 | 1.67 | 1.39 | 0.98 | 1.92 | 2.00 | 0.78 | 1.25 | |||
仙台南 | 普通 | 1.87 | 1.46 | 1.88 | 2.10 | 3.77 | 1.42 | 1.92 | 4.63 | 1.59 | 2.04 | 1.77 | ||
仙台西 | 普通 | 1.23 | 1.20 | 1.40 | 1.16 | 2.04 | 1.30 | 1.31 | 2.86 | 1.27 | 1.42 | 1.70 | ||
仙台東 | 普通 | 1.22 | 1.22 | 1.26 | 1.36 | 1.42 | 1.68 | 1.09 | 1.42 | 1.21 | 1.32 | 1.37 | ||
英語 | 1.20 | 1.33 | 1.17 | ! | 1.05 | 1.33 | 1.32 | 0.48 | 0.83 | 1.29 | 0.70 | 0.68 | ||
宮城工 | 機械 | 1.79 | 1.38 | 2.06 | 1.49 | 2.38 | 1.23 | 1.56 | 3.17 | 1.21 | 2.09 | 1.79 | ||
電子機械 | 1.65 | 1.68 | 2.81 | ! | ☆ | 1.18 | 2.17 | 1.29 | 1.23 | 2.00 | 1.57 | 1.45 | 1.83 | |
電気 | 1.36 | 1.41 | 2.66 | ! | 0.94 | 2.29 | 1.36 | 1.04 | 2.46 | 1.00 | 1.18 | 1.33 | ||
情報技術 | 2.13 | 1.88 | 3.19 | ☆ | 2.05 | 2.83 | 1.75 | 1.90 | 3.67 | 1.89 | 1.53 | 1.96 | ||
化学工業 | 1.15 | 1.33 | 2.25 | ! | 0.73 | 2.25 | 1.07 | 1.00 | 3.08 | 1.75 | 1.00 | 1.65 | ||
インテリア | 1.93 | 1.70 | 3.56 | ☆ | 2.03 | 3.92 | 1.32 | 2.08 | 4.08 | 1.71 | 1.70 | 1.33 | ||
仙台工 | 建築 | 2.50 | 1.70 | 2.11 | ☆ | 2.40 | 2.11 | 1.76 | 2.50 | 2.78 | 1.90 | 2.43 | 1.97 | |
機械 | 1.43 | 1.33 | 1.29 | 1.46 | 1.43 | 1.33 | 1.83 | 1.62 | 1.80 | 1.42 | 1.57 | |||
電気 | 1.13 | 1.39 | 1.57 | ! | 0.96 | 1.14 | 1.22 | 1.09 | 1.81 | 1.49 | 1.42 | 1.57 | ||
土木 | 1.63 | 1.30 | 1.56 | 1.33 | 1.11 | 1.43 | 1.60 | 1.56 | 1.48 | 2.43 | 1.97 | |||
仙台二 | 普通 | 1.26 | 1.25 | 2.55 | 1.28 | 2.91 | 1.14 | 1.34 | 4.02 | 1.23 | 1.34 | 1.26 | ||
仙台三 | 普通 | 2.13 | 1.86 | 3.67 | ☆ | 2.31 | 5.33 | 1.77 | 2.18 | 5.92 | 1.78 | 2.10 | 1.70 | |
理数 | 1.45 | 1.60 | 2.56 | ! | ☆ | 1.11 | 2.00 | 1.20 | 1.34 | 3.08 | 1.73 | 1.26 | 1.69 | |
宮城一 | 普通 | 1.01 | 1.17 | 2.23 | ! | 1.24 | 3.53 | 1.12 | 1.54 | 4.63 | 1.33 | 1.32 | 1.29 | |
理数 | 0.88 | 1.08 | 1.25 | ! | 0.41 | 1.08 | 0.84 | 0.86 | 3.00 | 1.41 | 0.65 | 0.98 | ||
宮城広瀬 | 普通 | 1.29 | 1.14 | 1.20 | 1.15 | 1.57 | 1.67 | 1.35 | 1.63 | 1.75 | 1.30 | 1.53 | ||
泉 | 普通 | 1.81 | 1.57 | 1.17 | ☆ | 2.01 | 3.75 | 1.98 | 1.93 | 3.94 | 1.68 | 1.95 | 1.77 | |
英語 | 1.83 | 1.35 | 1.44 | 1.73 | 5.33 | 2.11 | 1.68 | 6.25 | 2.00 | 1.35 | 1.79 | |||
泉松陵 | 普通 | 1.00 | 1.03 | 1.00 | ! | 1.16 | 2.68 | 1.69 | 1.04 | 2.84 | 1.22 | 1.18 | 1.42 | |
泉館山 | 普通 | 1.46 | 1.32 | 1.00 | 1.47 | 1.68 | 1.40 | 1.16 | 1.45 | 1.21 | 1.44 | 1.46 | ||
宮城野 | 普通 | 1.50 | 1.23 | 1.91 | 1.68 | 1.97 | 1.66 | 1.51 | 1.84 | 1.39 | 1.54 | 1.64 | ||
美術 | 1.98 | 1.93 | 3.55 | ☆ | 1.80 | 2.85 | 1.50 | 2.33 | 3.95 | 2.05 | 1.25 | 1.00 | ||
総合 | 1.19 | 1.11 | 1.29 | 0.95 | 0.96 | 1.70 | 0.89 | 1.04 | 1.89 | 1.14 | 1.77 | |||
仙台 | 普通 | 1.58 | 1.48 | 2.05 | 1.65 | 2.23 | 1.50 | 1.54 | 2.57 | 1.49 | 1.90 | 1.79 | ||
仙台商 | 商業 | 1.79 | 1.56 | 1.65 | ☆ | 1.85 | 2.67 | 1.53 | 1.81 | 2.90 | 1.66 | 1.99 | 1.96 | |
塩釜 | 普通 | 1.53 | 1.29 | 1.25 | 1.42 | 2.09 | 1.18 | 1.47 | 2.70 | 1.40 | 1.66 | 1.47 | ||
ビジネス | 1.01 | 1.08 | 1.08 | ! | 0.95 | 1.54 | 1.82 | 1.33 | 2.08 | 1.52 | 1.24 | 2.23 | ||
多賀城 | 普通 | 1.31 | 1.23 | 2.90 | 1.28 | 3.95 | 1.23 | 1.29 | 4.84 | 1.22 | 1.15 | 1.18 | ||
松島 | 普通 | 1.94 | 2.12 | 3.97 | ! | ☆ | 2.05 | 3.63 | 1.80 | 1.25 | 2.98 | 1.29 | 1.08 | 1.26 |
観光 | 0.75 | 0.85 | 1.79 | ! | 0.35 | 1.88 | 1.70 | |||||||
利府 | 普通 | 1.18 | 1.06 | 1.53 | 1.37 | 2.35 | 1.33 | 0.99 | 1.30 | 1.06 | 1.28 | 1.09 | ||
スポーツ | 1.76 | 1.55 | 2.04 | ☆ | 1.34 | 2.28 | 1.05 | 2.10 | 3.58 | 1.83 | 1.46 | 1.47 | ||
黒川 | 普通 | 1.35 | 0.96 | 1.19 | 1.44 | 3.75 | 1.25 | 1.58 | 3.63 | 1.14 | 1.30 | 0.88 | ||
機械 | 1.13 | 1.14 | 1.46 | ! | 1.05 | 1.67 | 0.91 | 1.01 | 1.21 | 1.14 | 0.78 | 1.05 | ||
電子工学 | 0.80 | 0.78 | 0.92 | 0.50 | 1.25 | 0.89 | 0.70 | 1.08 | 0.96 | 0.65 | 0.90 | |||
環境技術 | 0.85 | 0.88 | 1.33 | ! | 1.10 | 1.17 | 1.46 | 1.08 | 1.83 | 1.50 | 0.80 | 1.22 | ||
富谷 | 人文 | 1.76 | 1.76 | 1.27 | ☆ | 1.42 | 2.17 | 1.31 | 1.29 | 2.94 | 1.36 | 1.62 | 1.71 | |
国際 | 1.24 | 1.25 | 1.13 | ! | 1.05 | 2.58 | 1.27 | 0.99 | 2.54 | 1.04 | 0.89 | 1.10 | ||
理数 | 1.35 | 1.29 | 1.19 | 1.09 | 2.67 | 1.64 | 0.98 | 2.21 | 1.23 | 1.03 | 1.90 |
しばらく前の話になります。
あるご家庭から指導依頼のお電話がありました。
依頼主は中学1年生の生徒さんを持つお母様でした。
お母様のおっしゃるには、先の三者面談で担任の先生から「このままの成績では行ける高校はないから、もっと頑張ってほしい」と言われたとのことでした。
お母様はかなり心配していらっしゃったようでした。
そこで試験の順位、普段の様子など、詳しくお話を伺ってみても、「行ける高校がない」とはどうしても思えません。
またその後、体験指導をしましたが、確かに学習の十分でない箇所はあるものの、わたしに言わせれば、「よくいるタイプの生徒さん」であり、全くもって「想定の範囲内」です。
むしろ真摯に指導を受けようとする姿勢や、将来就きたい職業など、しっかりした考えを持っており、非常に好感が持てました。
その後も指導は続いており、しっかりと指導に集中できています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
それにしても不可解なのは、当該生徒さんの担任の先生です。
中学1年生の生徒さんに対して、なぜご父兄の前で「このままでは行ける高校がない」などと言うのでしょうか。
学校の先生に対して、こういうことを申し上げたくはありませんが、もう少し温かみのある言葉をかけてやれなかったのかと感じます。
最大善意に解釈すれば、あえて衝撃的な言葉を与えることで、その生徒さんの頑張りを期待したということなのかもしれません。
であるならば、もう少し別の言い方があるはずです。
「丸い卵も切りようで四角」なのです。
学校の先生がおっしゃる言葉は、わたしのような家庭教師風情の者が発するものと重みが全く違います。
公僕としての禄を食む以上、慎重な言いようが求められるのは当然のことです。
しかのみならず、生徒さんの志気を高めるのが本来の責務であるはずです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
わたしが同じ立場なら、上記のようには決して言いません。
「今の成績だと、どうしても高校の選択の幅が狭くなります。今から努力すれば十分間に合うから、しっかりやってください」と言ったことでしょう。
そういう言い方であれば、角も立たず、また生徒さんの志気を高めることになるのではないでしょうか。
翻って、ご父兄あるいは生徒さんの立場になると、上記のようなご託宣を下す学校の先生になるかどうかはまさしく運次第で、「当たってしまった」場合は防ぎようがありません。
しかし学校の先生がどうおっしゃろうと、「正しい情報」を得ていれば、何をか恐れんやです。
わたしの経験から申し上げると、「行ける高校がない」などということはありません。
例えば、小学5年生から中学3年までずっと不登校で、その間、全く出席しなかった生徒さんは、貞山高校に進学しました。
その後、その生徒さんは高校ではきちんと通学し、現在、石巻専修大学の学生です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
また定期試験など各種試験5教科100点未満という生徒さんも、専願・推薦など、様々なチャネルを通じて、しかるべき高校に進学しています。
さらに、わたしが長く親しくしている先輩の息子さんが、中学時代、手が後ろに回る所業を繰り返し、ついに臭い飯を食うはめになったことがありました。
彼はその後に改心し、通信制の高校に通い、晴れて「高卒」の資格を手にしています。
このように本人にその気があれば、何とでもなります。
要は高校に行って学ぼうという意志が大切です。
それから件の生徒さんには、ぜひ担任の先生へリベンジをしてほしいと考えています。
その方法とは、しっかり勉強して成績を上げ、結果を出して先生を見返すことです。
それまでは隠忍自重です。
明治時代の我が日本で、日清戦争の直後、ロシアを中心とする三国干渉に屈せざるを得なかった歴史に倣うのです。
その後、我が日本はまさしく臥薪嘗胆(がしんしょうたん)、その後ロシアに白旗を掲げさせました。
.....と、そこまで大げさでなくてもかまいませんが、よい結果の前にはあらゆる人が沈黙します。
結果を出し、当該先生には一矢報いたいものです。
センター試験から1週間たちました。
センター試験を受けたわたしの生徒さんの感想は、「数学が難しかった」というものでした。
ある生徒さんは「数学の試験をやっている最中、寝てた人がいました。びっくりしました」と語っていました。
まあ、あの問題を出されたら、諦めて寝たくなるのも仕方がないかな、と思います。
とはいえ、難しい問題でもしっかりできている人はできてるんですね。
悔しいというか、実力というか.....
結果は出てしまっているわけですから、あとは国立大学2次試験、私立独自問題による試験にしっかり臨むということです。
来週からは私立高校の入試が始まります。
この時期、特に受験生は睡眠時間が不足しがちです。
しっかり眠ってください。
なお、わたしの生徒さんで、先週インフルエンザに罹患した生徒さんが2人出ました。
1人の生徒さんは、予防接種をしていたということで、そうなるとどうしようもありません。(もう1人の生徒さんは予防接種を受けたかどうかは未確認)
「うがい、手洗い」を忠実に履行していってほしいです。
県内の多くの中学校では、2月に入ると、学年末試験があります。
出題範囲がすでに発表されている学校もあり、その対策を進めているところです。
ところで、今回の定期試験では、実技教科も課されます。
わたしが中学生のころは、実技4教科がビッチリ課されていたものですが、今では学校によって8教科、7教科など様々です。
実技教科は出題するほうも、されるほうも、気分が盛り上がらないものですが、やはり試験である以上、しっかり受けておきたいものです。
多くの場合、主要5教科と違い、実技教科は出題者の先生によってバラつきがあり、対策は難しいです。
とりあえず、担当の先生がおっしゃることを忠実にやってください。
「何をどうしたらよいか分からない」という方には、問題集があります。
「教科書トレーニング」(新興出版社)より、実技4教科の問題集が出ています。
ネットでもアマゾンなどで注文できます。
また中学実技4教科の勉強法に関するサイトがありますので、そちらも参考にするといいです。
このサイトは、よくまとまっています。
多くの生徒さんは明日から入試を受けます。
人生における「入試デビュー」という人も多いでしょう。
前日ということで、一言アドバイスを。
私立高校の入試は公立高校の入試問題に比べて、難しい問題の出ることが多かったりします。
その際、焦らず、「できる問題は確実に取っていく。難しい問題は切っていく」という姿勢で臨んでください。
難しい問題は解けない人がほとんどですし、仮に解けた人は当該学校に合格はしても、入学はしないでしょう。
学校のほうもどういうふうに合格者を出すかは「阿吽(あうん)の呼吸」で決めています。
毎年毎年そうですから、どうぞ心の余裕を持ってください。
いよいよ今日から、私立高校一般入試です。
今日はかなり冷えます。
でも天気は上々!
しっかり実力を発揮してください。
それから以前にも書きましたが、休憩時間用の「栄養補給剤」として、一口サイズのチョコレートを持参してください。
休憩時間中、人の目につかないようにそのチョコレートをこっそり食べてみましょう。
リラックスできますよ。
「子ゆえに迷う親心」という言葉があります。
子供を持つご父兄ならば、どんな方でもこの俗諺に合点がいくことでしょう。
それは「できる」子供を持つ親でもそうで、それなりの悩みがあるものです。
「できる」子供は、できるだけに、親としては育てやすい面がかなりあるでしょう。
言うことはきちんと聞く.....
勉強はしっかり頑張る.....
などなど.....
しかしすべてを子供に任せることは危険です。
ガチガチに拘束してはいけませんが、子供に対する関心を失ってもいけません。
その辺のほどが難しいところです。
なぜこのようなことを書いたかというと、以下のようなことがあったからです。
過日、名古屋で猟奇的な殺人事件があり、容疑者として名の上がった女性がいました。
その女性の父親は、わたしが小学生から高校生だったころに親交があり、今もよく知っている方だったのです。
被害にあわれた方は大変お気の毒ですし、また彼の心情を思うと、察するに余りあります。
わたしは友人から知らせを受け、あまりのことに、昨日は仕事が手につきませんでした。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
彼女の学業に関していえば、名古屋大に合格するくらいですから、非常に優秀です。
とはいえ、昨年、同級生をあやめた長崎の事件などを見ると、成績の優秀な人があのようなことをする、という例はずいぶんとみられるようです。
翻って、親の立場になると、これは極めてまれなケースで対処しようのないことかもしれません。
しかしながら、猟奇的殺人でなくても、古くは連合赤軍の一連の事件、オウム真理教の一連の事件など、子息がイデオロギーや宗教に走ってしまう確率を少しでも低くするには、子供に関心を持ち、また子供と時間を共有することぐらいしかないのではないかと思います。
わたしが通った大学では、極左集団やら、宗教団体やらが、鵜の目鷹の目で新入生を狙っていましたし、また実際にそういう道に走ってしまった同級生を何人も知っています。
彼らは成績優秀で通してきた人たちです。
ですので、子息に関心を持つこと、子息が「いい子」だからといって、すべてを子供任せにしないこと、そして幅広い読書をすることを勧めてください。
昨日、一昨日と名古屋の猟奇事件について記しましたが、わたしは今もなお、気分が晴れません。
出てくる情報があまりにも常人の考えの及ばぬことなので、ただただ唖然としています。
犯人とされた女性の父親とは、わたしが小学生のころ、そして彼は高校生のころ、同じ趣味のサークルで知り合いました。
彼はちょっと風変わりなところがある方でしたが、わたしより年上ということもあり、目をかけてもらいました。
一緒に旅行をしたり、お好み焼き屋で宴会をしたり、など、楽しい思い出しかありません。
そのときのことを思い出すと、心が張り裂けそうです。
彼はリーダー格の方とささいなことからけんかになって、サークルを離れてしまいましたが、同じサークルにいらした方が彼とずっとつながりを持っており、今どういうことをしているか、など情報は入ってきておりました。
そういうわけですので、今でも彼のことは先輩であり、友人だと思っています。
そのような最中でのことでしたので、ほんとうにびっくりし、今でも信じられません。
また彼とご家族がどのようになるのか、ほんとうに気がかりです。
何もできない自分が残念でなりません。
わたしも子供を持つ父として、子供には関心を持ち続け、「立つ木を見ると書いて『親』と読む」という言葉をしっかりかみしめていきます。
このような場にこうしたことを記すのは適切でないかもしれませんが、書かずにはいられませんでした。
申し訳ございません。
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