〒981-0933 仙台市青葉区柏木1-2-29-301
電話での受付:15:00~20:00
定休日:日曜日
先月6月は定期テスト月間でした。
わたしが担当している生徒さんは、割と定期テストの実施が遅めでした。
結果もようやく全員分がそろいつつあります。
そうした折、今回、当欄で取り上げたいのが、高1生が受ける英語の定期テストについてです。
その中でも、定期テストに向けた学習についてです。
高1生からは、毎年決まって次のような声が寄せられます。
・・・英語の定期テストは、何をどう勉強したらいいか分からない。
・・・学校の英語の授業は、教科書のテーマを使って、討論をしたり、教えあったりしている。
・・・教科書の長文は、訳をサラッとやるだけで、あまり詳しくやらない
・・・試験範囲は教科書の○○ページまでという風にはなっている
・・・中学のときには副教材ワークがあって、それをしっかりやっていれば、点は取れた
・・・高校でも副教材ワークはあるが、中学の副教材ワークと違って使いづらい
・・・高校の副教材ワークは、それをガッチリやれば、点が取れるという感じではない
こう言った声です。
こうした声は、みやぎ模試偏差値55以上に通う高1生からは、よく耳にします。
特にその声は女子生徒から聞く機会が多いです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「高校英語は教科書にピッタリ合った副教材ワークがない」
これは中学のときと違うところです。
確かに教科書を基に作られた副教材ワークもあります。
そういう教材を使っている高校もあるにはあります。
しかし、その副教材ワークも随分と大雑把な作り方です。
中学のときの副教材ワークと違って、それをしっかりやれば、かなりの高得点が取れるというものではありません。
また、偏差値55以上の高校となると、そうした副教材ワークを使っているところはかなり少ないです。
...というわけで、そういう生徒さんは定期テスト用の問題集をアマゾン社や学校近くの書店に求めたりします。
商品のラインナップを見ると、「定期テスト対策」と銘打ったものが確かにあります。
が、これも生徒さんが求めているような「定期テスト対策問題集」というわけではありません。
もちろん、何もないよりはずっといいのですが。
数学や理科の場合、どういう定期テストの問題になるか、ある程度は予想がつきます。
学校から配付される傍用問題集などもそれなりに充実しています。
一方、高校英語の定期テストとなると、なかなかそういうわけには行かなくなってしまいます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
わたしが高校生の頃も、英語では、教科書に準拠した「副教材ワーク」のようなものはありませんでした。
ただ、教科書にある新出単語・熟語や文法事項をしっかり覚えていけば、それなりの点は取れました。
基本的に教科書で扱っていない初出の長文は、テストとして出ていなかったように記憶しています。
そのため、テスト対策はやっていけばよい内容が、今より分かりやすかったです。
一方、みやぎ模試偏差値55以上くらいの高校では、定期テストにも初出の英文はビシバシ出ます。
その英文も教科書で扱ったテーマと関連させたものなどが多く出ています。
もちろん、ちょっと今の段階では難しいかもしれないという英単語には、訳注がついてはいますが。
ですから、そういった高校の英語の定期テストは、実力テスト・模試に近づいています。
今の生徒さんたちは、ご父兄の世代より、学校で少なくとも2年以上長く英語を学習しています。
そういうことのためか、高校英語の定期テストも、難しくなっているように思います。
ここから分かるのは、テストの前にガーッとやれば点数が取れるというようなテストではなくなっているということです。
付け焼き刃が通用しなくなっているわけです。
今回のコラムは、発達障害と判断される生徒さんの指導についてです。
これまで、このタイプの生徒さんは、幾名か担当してきました。
「ウチの子供は、発達障害で...」
という風に、専門機関の判断を受けてきている生徒さんが多かったです。
「この生徒さん、ご家庭から何も言われてないけれど、発達障害?」
という生徒さんもいました。
そういう現状・経験を踏まえて、以下、こちらで対応できることを記してみます。
<できること>
・生徒さんの持つ障害の特性に応じて、個々に対応した受験指導
・生徒さんが学校の授業・定期試験を受けるためのフォロー
・通信制・定時制を含む高校等への進学に必要な学習のフォロー
わたしができるのは、「受験指導」です。
学習障害・ADHDなどの発達障害を持つ生徒さんも、他の生徒さんと同じように小・中学校へ通っていることが多いです。
しかし、その障害のために、学校の授業についていくのが難しかったりします。
結果として、勉強が遅れがちになったりすることがあります。
そうしたときのフォローは可能です。
発達障害を判断する医師、発達障害児支援士の方は、英語や数学を専門に教えているわけではありません。
その穴を埋めることは、わたしに可能です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
<できないこと>
・発達障害を直す・改善していく
・学習意欲が極めて低い発達障害を持つ生徒さんにやる気を出させる
・指導者側の指示に全く従うことのできない生徒さんの受験指導
発達障害そのものを直したり、改善させることは、わたしにはできません。
これは、前回のコラムでもお伝えしている通りです。
こちらのできることは、「受験指導」です。
そして、その指導のときに、生徒さんの発達障害という特性を理解し、配慮しながら、受験指導を進めていきます。
よって、学習意欲がゼロに近い生徒さん、こちらの指示に従うことのできない生徒さんへの指導は無理です。
それは、発達障害のない生徒さんの場合と変わりありません。
以下、例として、学習障害のある生徒さんへの指導のことを記してみます。
中3生で
「800円の物を買って、1000円払ったら、お釣りはいくら?」
という問題が解けないという生徒さんがいます。
こういった生徒さんが、問題を解けるように指導することは、まず不可能に近いです。
こうしたとき、彼らができることを見つけて、指導していくのが、わたしにできることです。
しかし、指導自体、長く続かないケースが多いように感じています。
たぶん、ご父兄のほうが「成果が出ない」と判断するためでしょう。
YouTube動画やネットでは、受験に関係した情報が閲覧できます。
これらを分類すると、あらまし次の3種類になります。
「数学 二次関数」などといった単元の解説
「どうやったら今度のテストで480点以上取れるか」といった勉強法に関する情報
「○○大学へは推薦入試? 一般入試?」といった入試に関する情報
わたしが受験生のころ、こういう情報に接することはできませんでした。
入試に関する情報として、エール出版社から出されている「私の東大合格作戦」というシリーズの本くらいしかありませんでした。
だいたい、そのころには、オープンスクールなんていうのもなかった!
今や、指先でチョコチョコと携帯電話(これも、わたしが受験生のころにはなかった!)をいじれば、多くの情報が手に入ります。
そういう時代に受験生だったわたしから見ると、今の生徒さんたちは夢のようです。
しかし、その一方で、情報が多すぎると感じることがあります。
それゆえ、自分がほんとうに見たいもの・得たいものには、たどり着くのが難しいかもしれません。
そんなわけで、YouTube動画やネット情報は、どのように受け止めて、活用するのがよいか、テーマごとに分けて書いてみます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
◎「数学 二次関数」などといった単元の解説
予備校あるいは塾の先生などが動画として出しています。
スタイルとしては、予備校の動画配信授業と同じです。
わたしの生徒さんのうち、高校生がこのタイプの動画をちょくちょく利用しています。
特に数学を利用している生徒さんが多いです。
この種の動画を利用するときに留意すべきは、
「自分が分かるところまではしっかり教科書なりで学習した上で、動画を視聴する」
「少なくても3回くらいは動画を見てみる」
「動画を見るときには、メモや書き込みをしながら」
です。
全く白紙の状態から動画を見て、その単元を分かろうとしても無理です。
ちょっと動画を見て、たちどころに理解できてしまうほど、学校の勉強は甘くありません。
「動画を見ただけで分かったつもり」にならないように心がけてほしいです。
その単元が分かっているかどうかを確かめるには、その単元の問題を解いてみることです。
テストのときのように、です。
解けていれば、その部分に関して理解できていると判断できます。
解けていなければ、「分かった気になっているだけ」です。
教科書等に戻って、書いてある内容をしっかり読むようにします。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
◎「どうやったら今度のテストで480点以上取れるか」といった勉強法に関する情報
この勉強法に関する情報は、YouTube動画のみならず、文字ベースのサイトでもよく見かけます。
ネットで紹介される勉強法のほとんどは、
「できる人がよりできるようになるため」
のものです。
学習の苦手な生徒さんたちが、こうした情報のマネをして、たちどころに成果を出せるようになるものではありません。
なぜそうなるのか。
・紹介されている勉強法は、勉強のできる人が書いている
→学習の苦手だった人は、こういうものを発信しようと考えない
・「勉強法」という情報を求めているのは、主に「もともとよくできる生徒さんたち」
→学習苦手・熱心でない生徒さんたちは、そもそも「勉強法」をネット検索しようという発想がない
→需要がないものをネット上にアップする動機が弱くなる
こういうことだと思われます。
勉強熱心な生徒さん・成績優秀な生徒さんほど、勉強法といった類の情報を欲しがるわけです。
「思ったほど点が取れない」というのは、多くの場合、「学習量の不足」が原因です。
そういう生徒さんの場合、まずは「勉強法以前の話」だということです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
◎「○○大学へは推薦入試? 一般入試?」といった入試に関する情報
入試に関する情報は、大学入試に関するものが量質ともに抜きんでている感があります。
その中でも、東大・京大といった難関大学関連、早慶や関関同立といった首都・関西圏の難関・有名私立関連の情報が多いです。
その他の地方大学あるいは、中学・高校の情報は、かなり少なくなってしまうのが現状です。
それは結局、需要と供給という関係に行きつきます。
先ほど述べた大学は、全国各地から受験生が集まります。
一方、それ以外の学校は、近隣地域からの受験生が多く集います。
となれば、情報に対する需要は限られてきます。
例えば、宮教大への受験を考えたとき、公式・公開情報以外のものを入手しようと思うと、かなり大変です。
また、最近特に感じるのは、大学入試に関して、受験の数年以上前から情報を入手しておくことの大切さです。
特に、首都圏の著名な私立大学の入試は、そういった情報を知っておくか、そうでないかで、入るための難易度がだいぶ違っています。
わたし自身、あまり好ましくないとは思いますが、現実としてはそうなっています。
そういった情報も重要になってきています。
今日のコラムは、上に示したツイートについて、考察してみることにします。
これは、先般行われたワールドカップでの日本戦の観戦状況に関するツイートです。
引用元のツイートによれば、こちらの学習塾さんの塾生の中学生のうち、日本戦を観戦したか、観戦しなかったかで、定期テストの点が違ったというのです。
・全て見た、少しは見た生徒の平均
→392点
・家族は見ていた、見ていない生徒の平均
→268点
「サッカーを見たか、そうでないかで、テストの点ってそんなに違うもの?」
「テレビを見ている子供のほうが、成績はよくなさそうなのに」
「できる子たちって、ずっと勉強してるイメージがあるけど」
いろんな感想があるでしょう。
しかし、わたしは、この結果を見て「さもありなん」と思いました。
そして、これは、ワールドカップがオリンピックの日本関連試合になっても同じ傾向を示すはずです。
この差というのは、
「世の中のトレンド・出来事に対して、どのくらい関心があるか」
です。
関心がある・高い生徒さんは、成績がいい傾向にある。
関心がない・低い生徒さんは、学習苦手の傾向にある。
そういうことでしょう。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「世の中のトレンド・出来事に対して、どのくらい関心があるか」
これは、成績と大いに関係があります。
わたしが指導をしていて感じるのは、特に学習苦手という生徒さんに対してです。
「興味・関心は自分から半径5m以内のことのみ」
「そのほかのことは興味・関心が薄い
→その結果として知識が乏しい」
→受験では、不利に働く
具体的に言うと、中学生の男子で、高校野球の甲子園大会を知らない、聞いたことがないとか...
オリンピックが行われている期間中に、オリンピックが行われていることを知らない、関心がないとか...
そういうレベルです。
今の時代、学習苦手な生徒さんほど、テレビを見ていません。
彼らの「三種の神器」と化しているのが、line、YouTube動画、ゲームアプリです。
ですから、世の中の流れ・出来事から遠ざかる意識なく、情報をシャットアウトできます。
つまり、自分の知りたい情報だけを得ることができるわけです。
彼らが成長期にあることを考えると、必ずしも健全な姿ではありません。
受験というのは、「いろんな知識が多い」というのが有利です。
逆に知識量が少なければ、語彙量も少なくなります。
結果として、「学習苦手」となりやすいわけです。
わたしの場合、1回あたりの指導時間は120分が基本です。
60分経った時点で、3分程度の休憩を入れることにしています。
その際、携帯電話のlineメッセージを確認したり、あるいは生徒さんから雑談形式で話を聞いたりしています。
この雑談というのは、文字通りの雑談です。
生徒さんが通っている学校の様子、クラスメイト、あるいは部活動、趣味・関心が主なテーマです。
わたしはこの時間を大切にしています。
この時間に彼らから聞く話は、わたしにとって、非常に貴重な情報です。
わたしは学校の現場で指導をしたことがあるわけではありません。
わたしの知る学校の様子とは、自分が彼らと同じ年代だったときに、過ごした学校の風景でしかありません。
同じものもあれば、違うものもあります。
ですから、そうした違いをできる限り分かった上で、指導に当たりたいと考えています。
この話題に関して、以下、二つの例を出します。
◎生徒の呼び方について
学校によっては、「あだ名で呼ぶのを禁止」「呼び方は男女関わりなく、○○さんで統一」としているところがあります。
これは雑談中に生徒さんから聞いて、ちょっと驚いた話です。
何でもいじめ防止対策としてこのようになっているとか。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
◎Mrs.(ミセス)という英語の敬称
学校の英語では、男性・女性の敬称を次のように教えています。
・男性...Mr.(ミスター)
・女性...Ms.(ミズ)
わたしが中学生だったころは、このようではありませんでした。
・男性...Mr.(ミスター)
・未婚女性...Miss(ミス)
・既婚女性...Mrs.(ミシズ)
女性だけを既婚か未婚化で分けるのは、まかりならぬというので、編み出されたのがMs.(ミズ)です。
Mrs.(ミシズ)も教科書に出ては来ます。
が、ほんの申し訳程度に、です。
ですから、生徒さんは、このMrs.(ミシズ)という単語をほぼ知らないままでした。
数年前までは。
ところが、ある時期を境に、この単語の認知度が高まります。
なぜこの単語を、多くの生徒さんが知ることになったのか。
生徒さんに尋ねると、それは、Mrs.GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)というロックバンドの存在らしいのです。
わたしにとっては、「そういえばこの人たち、紅白歌合戦に出てたな~」くらいの認識でしかありませんでした。
でも、彼らの世代では、誰もが知る有名バンドです。
受験指導という観点から見ると、こう言った背景も知っておいたほうがいいと感じています。
高校に入学すると、かなり早い段階で、
「あなたは文系に行きますか? 理系に行きますか?」
という選択を迫られることになります。
高校が生徒さんのほうへ迫ってきます。
この「文系? 理系?」という点について、現状では次のような感じです。
・ナンバースクールあるいはナンバー同等の私立コースの場合、理系選択者が文系選択者より多い
・みやぎ模試偏差値55未満の高校では、文系選択者が理系を上回る
だいたい、二高辺りでは、高1の段階で、「文系2クラス・理系6クラス」くらいの志望になります。
しかし、紆余曲折があって、高2では「文系3クラス・理系5クラス」になるのが通例です。
ここでいう「紆余曲折」とは、主に数学の不出来です。
また、偏差値55未満の高校ですと、「看護系に進みたい」という生徒さんも一定数います。
彼らは理系と見なされます。
わたしが理系志望者に思うのは、高1の段階だと、「取りあえず理系」という生徒さんが非常に多いことです。
「取りあえず理系」というのは、具体的にいうと、こんな感じです。
・就職のことを考えると、文系に行くよりは、理系にしておいたほうが無難そうだ
・今の段階で理系にしておけば、文系にも行ける
(次回に続きます)
(前回の続きです)
わたしの見るところ、理系選択者の多数派はこんな感じです。
「取りあえず理系」「何となく理系」「まあ文系じゃないなあ」という感じで理系選択
→偏差値表と照らし合わせて、自分が入れそうなところを考える
→自分が行こうと考えたところへの興味・関心が出てくる
→受験へ
ここで留意したいことがあります。
医学部・工学部...といった専攻への興味・関心があって、「入れそうな大学・学部」を選んでいるという生徒さんは、必ずしも多数派でないということです。
ですから、自分の志向がハッキリしていて、そこから「入れそうな大学・学部」を選ぶ生徒さんは、受験で強いです。
「何となくで付き合い始めて、相手への関心が増したり、気づかなかったところが見えてくる」みたいな...
一方、受験が近くなってもなお、「何となく...」という受験生もいます。
そういう生徒さんは、受験という点では、弱点になってしまいます。
「弱点になる」というのは、結果が出にくくなるということです。
自分の第一志望に到達しづらくもなります。
理系で求められる数Ⅲ・物理・化学は、ハードです。
それゆえ、学年が上がっていくにつれ、志望動機・興味・関心がハッキリしないままに学習を続けていくのは難しくなっていきます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
以下、理系を選んだ生徒さんがどうなったか、具体例を出します。
いずれもわたしの生徒さんです。
◎男子ナンバー生
中学のころから、食品化学などの分野に興味あり。
志望は、早いうちから農学部一択。
国立・私立の農学部に合格
◎女子ナンバー生
当初は「取りあえず理系」ということで理系を選ぶ。
本人曰く、「自分は何となく文系じゃない」
興味・関心が建築関係へ
国立・私立の工学部に合格
◎男子ナンバー生
「今のところはどうするか決めてないので、理系」ということで理系選択。
最終的に医学部を選ぶ。
両親が医療従事者ということも影響したと思われる。
国立医学部医学科に合格
◎男子ナンバー生
「自分はどう考えても文系じゃないでしょ」ということで、理系へ。
ただ、「理系の中でも何学部に行く? 何を専攻する?」がなかなか決まらず。
両親が医師をしている影響で、医学部受験を決断。
しかし、合格点に達することができず、不合格に。
その後、医学部でなく、理学部へ進学。
ここから分かることは、「自分の興味・関心が最初からハッキリしている」というケースはそれほど多くないということです。
だからこそ、なるべく早めに方向性の決まったほうが、受験に有利ということができます。
昨日まで、高1における文理選択についてコラムを掲載しました。
では、わたしが高1のときにどうだったのかという話をしてみます。
まず、高校入学の前に、大学というところが医学部・法学部・工学部という風になっていることは知っていました。
しかし、学部ごとに入試科目や問われる内容が違っているというのは知りませんでした。
大学には、大きく分けて、文系学部・理系学部がある...
入試科目なども違う...
これらは、高校に入ってからの知識でした。
ですから、そういう点で、二華中・青陵中の生徒さんのほうが、わたしよりよほど大学受験に関する知識はあります。
そして、高1の中間試験が終わったころ、学校で文理選択に関するアンケートや学部について学ぶ機会がありました。
アンケートは、マーク式になっていました。
そして、アンケートの冒頭には、
「こういう人は文系に向く」
「こういう人は理系がいい」
というような文章がありました。
この文章を読んでの感想は、
「オレに理系はない」
「こりゃ文系一択でしょ」
というものでした。
実際、文理選択の判定テストの結果は、
「文系:90% 理系:10%」
というものでした。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
文理選択の判定テストの結果が「文系:90% 理系:10%」というのは、随分と極端です。
とはいえ、自認した文系という結果と、客観的な判定テストの結果が一致したわけです。
こうなったら、理系という選択はありません。
わたしは迷わず、文系を選びました。
この判断は間違っていなかったと思います。
逆に、「将来の就職のことを考えて理系に」と考えて理系にしていたら...
大学に入学したとしても、入学後は相当に大変だったに違いありません。
わたしにとって、数学というのは、理路整然としているとは感じましたが、興味・関心がどうも湧きません。
物理・化学も、「面白さ」のツボがよく分かりません。
生物・地学は、興味を感じましたが。
そんな自分が理系を選んでいたら、きっと後悔していたはずです。
わたしが文理選択に当たって言いたいこと。
それは、まず自分が「これをやりたい」というものがあれば、そちらを優先させたほうがいいということです。
わたしのように「根っからの文系志向」というものが理系を選んだら、目も当てられないことになっていたでしょう。
「高1のとき、文系を選んでよかった」
わたしは今もそう思っています。
今日のコラムは、上に示したツイートに関するものです。
Yahoo!ニュースによると、小学校の一部で、通知表を廃止したところがあるとか。
記事には具体的な学校名が書いてありました。
これ以外にもあるのかどうかは分かりません。
今のところは一部にとどまっているようですが。
わたしの感想としては、
「またか... 答えは出ているのに...」
です。
「答えが出ている」というのは、次のようなものです。
・制度としてメリットよりデメリットが大きい
・「競争をさせない」教育は国の基を腐らせる
・公教育に不満を感じる家庭による私立志向が高まる
ネットの記事によると、通知表の廃止は次のような理由からだそうです。
・良くない成績の付いた生徒が劣等感を抱かないようにする
・先生の負担軽減
・児童間の序列が付かないように
先生の負担軽減というのは理解できます。
しかし、他の2点は「正気か?」としか言いようがありません。
だいたい、こういう「改革」を推進しているお偉方は、通知表の付かない小学校に我が子を通わせたいと思うのでしょうか?
そう思う方は少数でしょう。
わたしは「真っ平御免」です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
わたしが今回のニュースで最もどうしようもないと感じたのは、
「競争をさせない」
ということです。
そもそも社会に出れば、そこは常に競争が行われています。
そういう意味で、学校の中で生徒間の競争を行うことは、教育上の意味も当然あります。
この競争ということについては、国語・数学といったお勉強系教科だけでなされるわけではありません。
絵画コンクールや運動会も、そこには競争があります。
鬼ごっこのように、友達同士の遊びの中にも競争があります。
そして、小学校で通知表がなくなっても、中学に行けば、通知表はあります。
中学での通知表は、高校受験に直結します。
「小学校で通知表を廃止する」という発想が出てくるのは、お偉方が小学校の中のことしか見ていないからです。
「実は自分は他人と比べてお勉強が苦手だ」というのをハッキリ自覚できない生徒さんは、中学に上がって、初めて現状を知るわけです。
それって、そういう生徒さんにとっては逆に不幸なのではないでしょうか。
小学校のうちなら、「できないなりの対策を」という時間はあります。
しかし、学年が進めば、そういう余裕も徐々になくなっていきます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
小学校で通知表をなくす動きは、今のところ、ごく一部にとどまっています。
仮にこういうことが広まれば、現場はどうなるのか。
生徒が「とてもよくできる生徒」「まるっきりできない生徒」の二手に分かれていってしまうのです。
つまり真ん中が少なくなります。
ドラえもんで例えれば、生徒は出木杉君か、のび太君かのどちらかだけ。
こういう状態に不満を持つご父兄は、私立志向を強めていきます。
「私立栄えて公立枯れる」です。
この少子化の中、私立学校としては、「歓迎すべき流れ」なのかもしれません。
しかし、日本全体として見た場合、それが健全な姿なのかどうか...
また、自分が小学校の段階で、他の生徒より学習が遅れていることが分からないとどうなるのか。
そのツケは本人が払うことになります。
そして、それは中学の先生の負担も大きくなってしまいます。
中学の先生にしてみれば、
「小学校の先生はそれでいいかもしれない。
でも中学で教えるほうからすれば、たまったもんじゃない」
こう思うようにもなるでしょう。
小学校の段階で通知表をなくしてしまうのは、結局、誰のためにもなっていません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
わたしが小学校の現場でやるべきと考えているのは、「通知表をなくす」という動きとは正反対です。
小5・6年生には、定期試験を導入したほうがいいのではないかというものです。
今、仙台市などの小学校では、独自の学力調査が毎年1回行われています。
これには、生徒間の順位が付きません。
これに順位を付けて、成績判定の評価項目の一つにしてみるのはどうかと考えています。
そうすれば、先生方の負担は増えることがありません。
いずれ、ほとんどの生徒さんたちは、中学、高校と定期試験を受けて、「○○人中〇位」という評価を受けるようになります。
小学校の段階で、定期試験を行うのは、そういった意味で理にかなっています。
中学・高校の予行演習をしているとも考えることができます。
小5・6年生くらいの年齢なら、そのようにしても大丈夫でしょう。
加えて、「1点刻みの点数で、順位が出る」というのは、本人・ご父兄・先生にとって、分かりやすいです。
そういう「分かりやすさ」というのも、大切なことです。
公立小が、学習面でこれ以上枯れないようにするには、もう少し競争原理を取り入れたほうがいいのではないでしょうか。
でも、実際、こうしたことが現場に導入されるのは、難しいだろうなあと感じています。
今回のコラムでは、生徒さんに出す課題について書いてみます。
わたしの指導のとき、ほとんどの場合、生徒さんに次回指導までの課題を出します。
この課題を生徒さんがきちんとやってきたかについては、基本的に「現物チェック」をしません。
その代わりに、課題として出した内容と関連する問題を解いてもらいます。
そのときの出来具合が、「まずまず課題はやって来ているようだ」と判断されれば、「課題をやってきた」と見なしています。
一方、「こりゃ課題をちゃんとやってないな」と判断されれば、「教育的指導」が入ります。
わたしがこういう風にしているのには、いくつか理由があります。
簡単にまとめると、以下の通りです。
・課題・宿題というのは、学習法という観点からすると、効率がよくない
・生徒さんは課題を終わらせることだけを意識しようとする
→自分の弱点に気づいて、それを改善していこうと考えにくくなる
わたしが課題を出すのは、テストの点を上げるためです。
「課題をこなすこと」が目的ではありません。
ですから、生徒さんにはよく
「わたしが出した課題をやってこなくても、テストで点がしっかり取れていればOK」
と言っています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
学校の課題は、「課題をいかにきちんとやったか」が評価の対象です。
「きちんとやった」というのは、こういう要素です。
・字が丁寧である
・見た目が整っている
・指定された範囲を指定されたように残らず取り組んでいる
これは通知表の評定に直結します。
ですから、仮にテストの点があまりよくなくとも、「パッと見で課題をきちんとやった」となれば、それなりに評価されます。
一方、わたしが課題として生徒さんに求めるのは、
「課題として出した箇所をテスト形式で問うたら、確実に得点できるか」
です。
わたしには、学校の先生のように内申書というツールがあるわけではありません。
よって、課題に取り組んだときの字が丁寧だとか、見た目が整っているなどという要素を問題にしません。
ですから、生徒さんが課題を指示通りにやったとしても、確認のための問題演習の結果が芳しくなければ、「取り組んだ」価値を認めることはありません。
逆に問題演習の結果がこちらの基準を超えていれば、たとえ課題に取り組んでいなくても、OKです。
ただ、実際には課題に取り組まずして、わたしの思い描いた基準を超えるのは難しいですが。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
前回のコラムで述べた、学校の課題と菊池が求める課題の違いは、指導の上でとても重要です。
ですから、指導のときには、繰り返し
「課題をやることが目的ではない。
点を取ることが目的」
と言っています。
こういうことを言い続けないと、生徒さんの意識を変えることは難しいと感じています。
彼らは、学校の課題のシステムに慣れきってしまっていますから。
また、ここで述べておきたいのが、学習苦手層の生徒さんが課題に対応するときのことです。
彼らとの初めての指導のとき、彼らにも「次までにこれこれをやってきてください」と伝えて、課題を出していきます。
そして、次の指導。
こちらが出した課題に取り組んでいる生徒さんは極めて少数です。
「学校の課題と同様、家庭教師の課題もやる必要があるものだ」
という意識自体のない生徒さんがほとんどです。
「菊池が出す課題って、やってこなくちゃいけないものなの?」という感じなのです。
学習苦手層の生徒さんの指導は、ここから始まります。
成績があまり芳しくないという生徒さんの多くは、その能力以前に、こうした「意識の低さ」がネックになっています。
これを矯正していくのも、こちらの仕事の一部になります。
今、中学生は「夏休み真っただ中」です。
夏期講習等で忙しい中3生も多いでしょう。
そういった中3生のうち、今回、当欄で取り上げたいのは、ナンバースクール狙いの生徒さんのことです。
そして、塩釜・多賀城・利府・松島・七ヶ浜といったところに住んでいるケースです。
わたし自身も、その昔はそうした中3生の一人でした。
さて、わたしが塩釜・多賀城近辺のナンバースクール狙いという生徒さんにまず伝えたいのは、
「中学ではトップ層でも、高校では勝手が違う」
ということです。
中学では、上位層から学習苦手層まで、同じ教室内で、同じ授業を受けています。
そうした中で、ナンバースクール狙いという生徒さんは、上位層です。
その上位層という状態は、中間・学習苦手層がいるから、そのポジションにいるわけです。
一方、高校入学後は、中学の状況とかなり様変わりします。
自分と同じくらいの成績レベルの人たちが集まってきます。
その中で、高校入学後には、大学受験に向けて競争が行われるわけです。
それはどういうことか...
つまり、多くの場合、
「中学ではトップクラスにいた。
しかし、高校では中間以下または下位のほうになってしまう」
ということです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
公立中学でトップ層にいる生徒さんは、下位層になった経験がありません。
学校でやる勉強が分からなくなったという経験もありません。
しかし、そういう生徒さんが、頑張ってナンバースクールにめでたく入学しても、多くは高校で「普通の人」になります。
仙台の中心部だと、かなり小さいころから受験で鍛えられてきた生徒さんたちが周りにいます。
一方、塩釜・多賀城近辺の場合、ナンバースクール狙いという生徒さんは、周りに強力なライバルがいないケースが多いです。
確かに、ずっと昔からそういう傾向はありました。
が、このところの少子化で、生徒数そのものが減ってきています。
そんなわけで、塩釜・多賀城近辺のナンバースクール狙いという生徒さんは、「井の中の蛙」になってしまいやすいのです。
高校に行って、成績の面で持ち崩さないようにするにはどうすればよいのか。
それは、
「高校受験がゴールではない」
「これまで同様に地道に受験学習を続けていく」
これに尽きます。
これがしっかりできていれば、ナンバースクール、恐るに足らずです。
わたし自身が、多賀城二中から高校へ進んだ人間です。
塩釜・多賀城近辺のナンバースクール狙いという生徒さんは、引き続き応援していきます。
日頃のご愛顧、お問い合わせ、ありがとうございます!
わたしが指導をお引き受けするにあたり、残念ながら、ご依頼をお断りする場合があります。
それが具体的にどういうケースなのか、以下、ちょっと書いてみます。
◎「相見積もり」を行っている
お問い合わせのメールで、たまにこういう内容のものが来ます。
...子供が中学2年生になります。
塾などに通うにあたって、いま、個別指導の○○塾と、家庭教師の○○、そして「プロ家庭教師菊池」を候補として考えています。
個別指導の○○塾は体験指導をしてもらいました。
家庭教師の○○からは、説明を受けました。
そこで、無料体験指導をこちらで受けさせていただけませんでしょうか?
こうしたとき、わたしの方針としては、「お断り案件」となります。
このように「相見積もり」を行っていることが分かるとき、通常の会社ですと、一目散にお客様のところに駆け込んで、
「ウチはこんなに素晴らしい。何なら、このくらい割り引きます」
ということを語ります。
しかし、わたしはそれをしません。
「申し訳ございませんが、他塾での受講をお勧めしています。
当方は、菊池に受験指導を願いたいという方のみお引き受けします。」
このようにお答えしています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
理由は簡単です。
そうした「相見積もり案件」の体験指導を行って、実際の指導に至ったケースがほぼなかったからです。
「ほぼ」というのは、過去に1件だけ、「相見積もり案件」で指導開始に至ったことがありました。
逆にいうと、それ以外はこちらが指導を担当することがなかったわけです。
そういった結果を考えると、こうしたケースでは、体験指導を行わずに、他所を勧めたのは正解でした。
◎体験指導で生徒さんの志気が低すぎる
生徒さんのやる気というのは、各人各様です。
やる気みなぎる生徒さんもいれば、テンションの低さが目立つ生徒さんもいます。
体験指導をやってみて、生徒さんのやる気・志気・テンションが低すぎると思われるときには、「お断り案件」としています。
世間には、
「やる気のない生徒をやる気にさせるのが、受験指導者の仕事だ」
という方がいます。
しかし、そういう場合、指導自体が成り立ちません。
こういう生徒さんの指導は、社会福祉法人・NPOのような組織のほうが向きます。
以上のようなポリシーでお引き受けをしていると、お互いに幸せになれるようです。
入口の段階で、無用なトラブルを未然に防げるからです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「ご依頼お断り」を申し出たとき、ご家庭からの反応は
「ああ、そうなんですね。それじゃあ仕方ないですね」という感じです。
特にその後に何か問題になったことはありません。
また、わたし自身、
「あのとき、あのご家庭の案件、引き受けておけばよかったかも」
と感じたこともありません。
「無理と感じたら、最初からお引き受けしない」
お互いにそれでよかったのでしょう。
それから、世の風潮として、
「家庭教師は最後の砦」
「家庭教師は受験のセーフティーネット」
と思われている節があります。
これはこれで、正しいと思います。
が、「家庭教師=何でも引き受けられる」というわけではありません。
もちろん、引き受けの基準は、家庭教師派遣会社、あるいは個人業者によっても違いはあります。
傾向として、派遣会社のほうが、受け入れる基準はよほど緩いでしょう。
受け入れを決める担当と指導者は別だからです。
一方、わたしの場合は、受け入れた上で、指導もします。
そうなれば、「どういう案件でも受け入れます」では、のちのち自分の首を絞めることになりかねません。
そうなると、自分の仕事にも支障をきたしてしまいます。
わたしのポリシーは以上の通りです。
7月が今日で終わりです。
「こないだ夏休みが始まったばっかりなのに、もう7月が終わっちゃうの?」
そう感じている生徒さん、多いはずです。
夏休みに学校が出す課題...
生徒さんにとっては、頭痛の種。
イヤなこと、面倒なことは先延ばし...
そうしていくうちに、あっという間にお盆が明けます。
生徒さんを見ていると、最も負担になっているのは、作文系の課題です。
以前に比べると、公立中学では、作文系の課題が減りました。
国語の授業の時間に組み入れているようです。
ただ、そういう課題が出ている学校は、わたしの指導時間の中で、書き方・ネタ集めなどの擦り合わせ・聞き取りを行っています。
わたしとしては、そういう手間がかかる課題は、できるだけ早く終えてほしいのです。
そして、受験学習に結びつくような勉強に取り組む。
それから、作文に関して、わたしからのアドバイスは、簡単にいうと2点です。
・文章はなるべく短く
→課題を出す国語の先生も、実はアナタの作文なんか読みたくはない。
短く書いて、先生の負担を減らす。
・「わたしは~思います」のフレーズ 繰り返しNG
→これをするだけで、全体の印象がアップ。
さて、作文、しっかり取り組んでいきましょうか!
メール・お電話でのお問合せ
<電話での受付>
15:00~20:00
※日曜日は除く
※電話は
「雅興産(みやびこうさん)」と出ます
成績upのヒント!
教育コラム「雨か嵐か」
〒981-0933
仙台市青葉区柏木1-2-29-301
15:00~20:00
日曜日