さて公立高校入試ですが ~漫談風に語る~ その1 2023/03/01

今日から3月になります。

「逃げる2月」とはよく言ったものです。

あっという間に3月になったような感じがします。

今回のコラムは、漫談風にわたしが公立高校入試について、思いついたことを書いてみます。

公立高校入試は、ここ数年で、様変わりしてきました。

もちろん、これまでも、公立高校入試はいろんな変わり方をしてきました。

ただ、ここ数年の変わり方というのが、これまでの変化とは、質的に違うような気がするのです。

それというのが、

「そもそも公立高校入試を受ける前提がなくなってきた」

ということです。

それまでの「公立高校入試の変わり方」とは、もろもろありました。

例えば、

内申評定をどうするとか...

学区制導入・撤廃...

男女別学を共学へ...

などです。

しかし、「そもそも公立高校入試を受ける前提がなくなってきた」というのは、それらと次元の違うようなことのような気がしてなりません。

というのも、それまでの「変化」は、いずれも「公立高校入試を受ける前提」があったからです。

そして、この「前提」がなくなったことは、「私立高推薦入試の受験者が増えた」ことと重なります。

これは、「高校無償化」という政策が大きく絡んでいます。

次回に続きます)

さて公立高校入試ですが ~漫談風に語る~ その2 2023/03/02

前回の続きです)

「高校無償化」というのは、一定の条件を満たせば、高校の授業料をお上が肩代わりしてくれるというものです。

これまで、授業料については

「公立=安い 私立=高い」

というのが、「常識」でした。

そういう「常識」が、必ずしも「常識」でなくなってしまったのです。

もちろん、「無償化」といっても、かかるものはかかります。

ただ、この政策で「家庭の負担が軽くなる世帯がかなり多くなった」ということだけは、間違いないです。

 

...子供の高校進学については、でき得ることなら、授業料の安い公立がいい。

でもうちの子供のアタマで、公立の入試はパスできなかった。

だから、私立に行った。

 

こういうご家庭が相当にあったと思われます。

ところが、「高校無償化」で事情は一変します。

 

...公立と私立で、授業料がそんなに変わらないんだったら、私立でもいいかな。

うちの子の成績で、公立に行くのは難しい。

それに、入試が面接と作文で、1月半ばには入試が終わる。

しかも、ほぼ落ちないって言うし。

 

このように考えたご父兄が相当多かったようです。

それに、生徒さんのほうにしても、国語や数学の試験がなくて、1月半ばには入試が終わるとなれば、「願ったりかなったり」です。

次回に続きます)

さて公立高校入試ですが ~漫談風に語る~ その3 2023/03/03

前回の続きです)

私立高にしても、東北学院の特進のような例を除けば、推薦入試の合格者は、確実に入学します。

少子化は私立高にとって、重い課題です。

となれば、経営維持のためには、推薦入試の合格者は増えたほうがありがたいはずです。

ですから、「無償化」による「私立高推薦入試」の増加は、ご父兄・生徒さん・私立高にとって、大変いい仕組みです...

大変いい仕組みのはずです...

はずです...

が、わたしとしては、今ひとつ釈然としません。

というのも、「私立高校推薦入試」で合格が決まってしまうと、1月半ばから4月の入学まで、ほとんど勉強しなくなってしまうのです。

ただ、もちろん、東北学院の特進やウルスラtype1のような例外はあります。

そして、そういう生徒さんのご父兄も、解放感に浸りきるというケースがかなりあるようです。

「うちの子供は高校、決まったから!」といった具合に。

ですから、そういう状態で高校の授業が始まると、これまで以上に高校の先生方は苦労します。

現にそのような話を耳にします。

人は安楽なほうに流れます。

わたしも、同じ立場なら、きっとそう考えると思います。

公立高校入試を前にして、以上のようなことを考えてみました。

お粗末様でした。

菊池特訓塾 入塾のお申し込み受け付けます! 3月13日新規開校! 2023/03/04

かねてよりお伝えしておりましたように、このたび、菊池特訓塾が新規開校します。

開校は、3月13日月曜日となります。

「そういえば、開校は、3月にするとは言ってたけど、具体的な日にちのことは言ってなかったな~」

と思い当たり、アナウンスする次第です。

この辺りのドタバタ感は、ワンオペゆえのことです。

どうぞご容赦ください。

入塾のお申し込み、受け付けています!

1月に塾の開校をアナウンスして以来、すでに入塾のお問い合わせが来ております。

また、入塾のお申し込みもございます。

ホームページは、開校に向けて、「プロ家庭教師菊池」から「菊池特訓塾」へのお色直しを鋭意継続中です。

そうした中で、お問い合わせをいただいたり、入塾のお申し込みをいただくのは、ほんとうにありがたいことです。

また、先週より始めた「朝の辻立ち挨拶」のときには、通りすがりのご父兄の方から、

「塾を開くんですか? どこにですか?」

というように尋ねられたりもしました。

それからTwitterにもアップした看板等、こちらにもアップします。

菊池特訓塾の周辺は↓の動画の通りです。

開校の準備をしていて感じるのは、

「いかに世間様へ認知していただくか」

です。

「プロ家庭教師菊池」のときとは違ったやり方をして行かなくてはなりません。

引き続きよろしくお願いいたします。

朝の辻立ち挨拶 始めました! 2023/03/05

わたしは、先週より、政治家の先生方がやるような「朝の辻立ち挨拶」をやっています。

こちらについて、Twitterではご案内してきたとおりです。

場所は、上杉山通小学校付近の交差点です。

平日の朝7時50分頃から8時20分頃まで、主として上杉山通小の生徒さんに向けて、「辻立ち挨拶」をやっています。

どのようにやっているかと言えば、選挙が近づくと政治家・立候補者がよくやるアレです。

ただ、彼らがやるように、ビラを配ることはしていません。

その代わりに、↓を、生徒さんたちに示しています。

こういう立て看板を見せながら、朝っぱらから、いい年をしたオンチャンが、通学路の一角に立って、挨拶をしている...

怪しい...

自分でこう感じているくらいです。

道行く生徒さんたちは、もっとそう思っているでしょう。

そして、わたしの横を通り過ぎる社会人の方々も...

「辻立ち挨拶」1週間を過ぎて、上杉山通小の校長先生も、わたしのところへお越しになりました。

先生へは事情・趣旨を申し伝えました。

校長先生からすれば、そりゃあ心配になります。

ただ、とりあえずは

「変質者でもなく、人畜無害のようだ」

とは、思っていただけたようでした。

引き続き頑張ります。

公立高校入試 いざ! ~今日はあなたの大舞台~ 2023/03/06

公立高校入試に挑む受験生の皆さん!

今日が「その日」です。

どうぞ力を存分に発揮して下さい。

定期試験の結果で悩んだり、模擬試験の結果がイマイチだったり.....

いろんな悩みがあったことでしょう。

それらを重ねての「この日」です。

どうぞ平常心で、持てる力を十分に、確実に発揮して下さい。

実に何というか、「ありきたり」な言い方ですね。

でも、ホントにこれしか、今のわたしには思いつきません。

そして、受験生のご父兄の皆様!

親としての悩みが尽きなかったかもしれません。

ご子息・ご息女が、「今日のこの日」を迎えるまで、様々なご苦労があったと思います。

受験を生業としている者にとって、受験は「毎年やって来るもの」です。

しかし、ご父兄にとって、高校受験は「その子の一生に1回」です。

わたしも、娘の高校受験のときには、「親としての悩み・葛藤」がありました。

ですから、ご父兄のお気持ちが痛いほどよく分かります。

そこを踏まえての、このコラムです。

 

紙一枚に 青春かける

今日は あなたの 大舞台

 

これは一昨年、わたしが作った都々逸です。

そうです。

今日は、高校受験生にとっての「大舞台」です。

フレー!フレー! 受験生!

ホント、これしか言えません。

妄言多謝。

公立高校入試 仙台一高受験生「激励の辻立ち」を終えて 2023/03/07

昨日、公立高校入試が行われました。

受験生の皆さん、大変お疲れ様でした。

また、受験生のご父兄の皆様も、大変お疲れ様でした。

持てる力を十分に発揮していること、祈っております。

さて、公立高校入試に当たり、仙台一高の校門前で、受験生の皆さんへ「激励の辻立ち」をしてまいりました。

「辻立ち挨拶」に関しては、以前のコラムでも触れたとおりです。

今回は、受験生の皆さんに向けて、わたしのメッセージを伝えました。

「辻立ち」のネタは、↓の通りです。

受験生の皆さんの反応は上々でした。

中には、グループでやってきた受験生が

「へえ~ そうなんだ~」

などと言いながら、通り過ぎていきました。

受験生の皆さんは、さすが一高受験生だけあって、礼儀正しいですね。

「頑張ってください」

と言うと、軽く会釈していく生徒さんが、随分いました。

「ありがとうございます」

という生徒さんもいました。

また、お母様と思しき方と一緒に来た、ある男子受験生。

心ここにあらずといった感じで、ポケラ~という表情を浮かべています。

お母様から、

「ほら、頑張ってきて!」

という具合に、お尻をポンと叩かれていました。

そして、何名かのご父兄は、門のところに立って、子供の姿がなくなるまで見送っていました。

「親の情」が感じられる一幕でした。

あとは結果を待つばかりです。

社会って「覚えるだけ???」 その1 2023/03/08

今回のコラムは、社会という教科について書きます。

社会について、しばしばこういうフレーズを聞くことがあります。

...社会って覚えるだけですから

...社会って覚えるだけですよね

こうしたフレーズは、ご父兄・生徒さんから聞くことがあります。

そして、このフレーズには続きがあります。

...だから、英語・数学みたいに勉強しなくても点が取れる

...だから、今から勉強すれば、一発逆転が狙える

...だから、社会のオプション講座は取る必要がない

となります。

確かに英語・数学のように積み上げていく教科と、社会は違います。

それは認めましょう。

でも、「覚えるだけ」と言い切っていいのかどうか。

この「社会って覚えるだけ」ほど、世の社会科の先生を怒らせる言葉はないかもしれません。

わたしが同じ立場なら、そう感じます。

そして、試験問題を作るとき、こう考えます。

...「社会って覚えるだけ」と言っていた生徒さん・ご父兄の鼻を明かしてやろう!

まあ、わたしのように意地悪く考えない先生方がほとんどでしょう。

が、「社会って覚えるだけ」というフレーズを聞けば、

「そんなわけ、ないでしょ!」

と反応する先生方は多いのではないかと推測しています。

次回に続きます)

社会って「覚えるだけ???」 その2 2023/03/09

前回の続きです)

確かに、社会は記憶しなくてはならない事項がたくさんあります。

江戸幕府の初代将軍が徳川家康で、2代将軍が徳川秀忠というようなことは、覚える以外に仕方がありません。

「足利義満」〇「足利義光」×

「徳川家満」×「徳川家光」〇

という具合に、同じ「みつ」という字も書き分けなくてはなりません。

下地となるような知識は、絶対に必要です。

しかし、だからといって、「社会は覚えるだけ」で高得点は取れません。

そして、いくつかの知識を組み合わせる問題も出題されます。

その知識を基にして、正解を推定しなくてはならない問題もあります。

...山形県で、信号機は縦型になっています。

一方、宮城県では横型です。

その理由を、両県の冬における気象の違いから述べなさい

このような問題などは、「覚えるだけ」で解けません。

さらには、グラフ・資料を正確に読む問題も出ます。

不思議なのは、

「英単語・英熟語って覚えるだけですよね?」

という言い方はあまりされません。

ですから、

「社会って覚えるだけ」

というフレーズは、英語・数学に比べて、

「大した努力をせずとも、点は取れるのかも」

といった思想に裏打ちされているだけなのかもしれません。

小6生 通信票の落とし穴 その1 2023/03/10

卒業式のシーズンです。

来週は、仙台市内の公立小学校が17日に卒業式を迎えます。

そこから地元の公立中学へ進む生徒さん、二華・青陵・私立中へ進む生徒さん、進路は各様です。

卒業式では、卒業証書の授与と同時に、小学校生活最後の通信表が渡されるはずです。

今回は、卒業式時における通信表の「落とし穴」について、述べてみます。

仙台市内の小6生に渡される通信表は、国語、算数...といった教科ごとに、「評価の観点」という箇所があります。

例えば、国語ならば、

「目的や意図に応じて、自分の考えが伝わるように筋道を立てて文章を書く」

算数ならば、

「数量や図形の学習に粘り強く取り組み、生活や学習に生かそうとしている」

といった具合です。

この「評価の観点」は、国語が5つ、他の教科は3つずつ記してあります。

そして、この「評価の観点」ごとに、「よくできた・できた・もうすこし」という項目があります。

この言葉を見ると、

「よくできた」は上。

「できた」は中。

「もうすこし」は下。

と判断できそうです。

仮に、「できた」がズラリと並んだ通信表だった場合、ご父兄は、

「ということは、うちの子供、真ん中くらいなんだね」

と判断なさるかもしれません。

実はこの点こそが「落とし穴」です。

次回に続きます)

小6生 通信票の落とし穴 その2 2023/03/11

前回の続きです)

中学校に行けば、定期試験があります。

中1生の「定期試験デビュー」は6月です。

そこで初めて、「我が子の学校内における順位」が分かります。

このような観点で小学校の通信表を見てみます。

すると、「全体の真ん中あたり」の順位であれば、

「よくできた・できた」の割合が半々

といったところです。

そして、「できた」ばかりが並んでいたら、

「上から数えて75~80%の順番のところにいる」

と考えていただきたいのです。

以上は、わたしの経験に基づくものです。

数値的な根拠はありません。

「どの教科も『できた』になっていた。

ということは、うちの子は、真ん中あたり」

と考えていると、大変です。

中学に入って、

「エ? こんなはずじゃなかった」

となります。

一応、6年生の4月に行われた全国学力調査で、学校内の順位は、おおよそ分かる仕組みになってはいます。

とは言え、学校の通知表のほうが、ご父兄に訴える力はあります。

当然の話ですが、ご父兄は、自分の子供の成績しか知りえません。

通知表も、見ているのは、我が子のものだけです。

他に比較のしようがなければ、

「『できた』全部=真ん中」

と誤解してしまうのは、やむを得ないかもしれません。

次回に続きます)

小6生 通信票の落とし穴 その3 2023/03/12

前回の続きです)

これまで、小学校の通知表の「落とし穴」について述べてきました。

実のところ、この「落とし穴」は、中学の通知表にも当てはまります。

中学に行くと、通知表は1から5の5段階評価です。

この5段階評価ですと、3が「真ん中」ということになります。

「うちの子、中学に入ると、全部3。

ということは、全体の『真ん中』あたりなんだね」

そう考えてしまってはマズいです。

現在、公立の中学で「全部3」ですと、「上から数えて、80%あたり」です。

つまり、「真ん中」には程遠いということになります。

実際、定期試験をやってみると、「全部3」くらいの成績ならば、校内順位は、いま述べたくらいになります。

ですから、事情が分からないと、定期試験の順位と、通知表の成績の数字に、もどかしさを感じる方が多いようです。

親にしてみると、子供の成績をよく付けてもらえば、苦情を言う理由がありません。

ただ、成績の数字をよく付けてもらったところで、実態が変わるわけではありません。

ヨソ様のお子様は、「もっとよく付けてもらっている」だけなのですから.....

そして、中学の場合、この通知表の成績が、高校入試に直結します。

通知表の数字には、このような側面があること、ご留意いただければ幸いです。

菊池特訓塾 本日3月13日 新規開校です! 2023/03/13

本日3月13日、菊池特訓塾が新規開校となります。

この日になったというのは、理由が2つありまして...

1.公立高校の入試が一段落した

2.月曜日で大安

そういう、安直な理由です。

まあ、「新規開校」の前から、自分なりに動いてはいました。

ただ、「プロ家庭教師菊池」としての仕事をしながらというのは、かなりハードでした。

自分なりにある程度は時間の余裕をもって臨んだつもりだったのですが...

まだまだやり切れていない部分がたくさんあります。

そんなわけで、そうした部分は引き続き補っていくようにします。

菊池特訓塾は、「プロ家庭教師菊池」の生徒さんの一部を引き続き指導しながらスタートします。

主として、塾のお休みである日曜日に指導を継続します。

家庭教師の指導は、「菊池が継続指導できるまで」という限定付きです。

生徒さんのご家庭へは、その旨、ご了解をいただいています。

家庭教師の指導を継続して下さるご家庭からは、今回の件で、温かい言葉、お励ましを多く頂戴しました。

また、周囲の方々からも、格別なご厚誼をいただきました。

この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

自分としては、「菊池特訓塾」を軌道に乗せることが、恩返しだと感じています。

千里の道も一歩より。

出発します!

課題作文を添削して感じること ~文章を書くのって大変~ 2023/03/14

先ごろ行われた公立高校の入試では、国語の試験に課題作文がありました。

例年通りでした。

そういう影響からか、中学の定期試験で、入試のような作文を課す学校がいくつかあります。

制限字数も160-200字という具合に、入試と同じです。

この字数というのは、それほど多くありません。

Twitterは、1ツイート140字までです。

ただ、「それほど多い字数でないがゆえに難しい」とも言えます。

「腹減ったなぁ」

「さあ、そろそろ起きよう」

このような、ホントの意味でのツブヤキなら確かに「簡潔」です。

しかしながら、課題作文で短く書くのはなかなかに至難の業です。

ですから、かなりの生徒さんたちが、およそ読むに堪えない、日本語になっていない文章を書くのも、仕方のないことなのでしょう。

かくいうわたしも、このコラムを書くのは、実に大変です。

YouTube動画は、作業時間こそかかります。

でも、頭に負荷がかかっている感じではありません。

一方、このコラムは、非常に頭を使います。

でき上がるまでの時間は、YouTube動画ほどではありません。

が、エネルギー消費量は、コラムのほうがまさっている気がします。

読むのは、一時なのですが...

そのようにして考えると、改めて文章を書くことの難しさを実感します。

高校別の大学進学実績 令和5(2023年)宮城県版 〜二高 大幅ダウン 一高 東北大合格者県内トップ〜 その1 2023/03/15

大学の合格実績がマスコミ発表されました。

以下の数字は「サンデー毎日」3月26日より引用しています。

示された数字は合格者数です。

 

<東大>

二華 8

二高 7

一高 2

三高 1

 

<京大>

二高 6

☆医医 1

一高 5

青陵 3

三高、二華 2

 

<東北大医学部医学科>

二高 14

二華  5

一高  2

三高、白百合、ウルスラ 1

 

<東北大>

一高 73

二高 72

三高 47

二華 28

ウルスラ  18

青陵 17

宮一  15

育英  9

石巻、古川黎明 6

泉館山 5

泉、東北学院 4

古川学園 3

南、宮城野 2

向山、多賀城、気仙沼、榴ケ岡、白百合 1

次回に続きます)

高校別の大学進学実績 令和5(2023年)宮城県版 〜二高 大幅ダウン 一高 東北大合格者県内トップ〜 その2 2023/03/16

前回の続きです)

一高・二高・二華における東大合格者数は次の通りです。

今年(一高)2(二高)7(二華)8

昨年(一高)4(二高)11(二華)6

一昨年(一高)1(二高)13(二華)2

☆二華 理Ⅲ 1 

 

東大+京大+東北大医学部医学科の合格者数は次の通りです。

今年(一高)9(二高)27(二華)15

昨年(一高)7(二高)27(二華)15

一昨年 (一高)5(二高)38(二華)12

 

東大+京大+東北大だと以下のようになります。

今年(一高)80(二高)86(二華)38

昨年(一高)72(二高)112(二華)45

一昨年(一高)72(二高)116(二華)33

 

また、一高・二高・二華および青陵・三高・宮一の東北大合格者の推移は以下の通りです。

数字は、(一昨年)→(昨年)→(今年)です。

 

(一高)68→67→73

(二高)92→94→72

(二華)29→36→28

(青陵)14→13→17

(三高)55→52→47

(宮一)20→10→15

次回に続きます)

高校別の大学進学実績 令和5(2023年)宮城県版 〜二高 大幅ダウン 一高 東北大合格者県内トップ〜 その3 2023/03/17

前回の続きです)

今年の大学進学実績は、表題にもありますように、一高が東北大合格者数で二高を上回りました。

ただこれは速報値です。

最終的にどうなるかは、後日検証します。

東北大合格者の数で、一高が二高を上回ったのは、20~30年ぶりくらいではないでしょうか。

「かなり久しぶり」だったことは間違いありません。

二高は、昨年に比べて、東北大合格者が26人減っています。

率にして、23%減です。

ただ、「東大+京大+東北医医」は、昨年並みの数字です。

そして、他校の数字も、おおよそ例年並みです。

ですから、二高がなぜこんなに東北大合格者数を減らしたのか、判然としません。

実際、わたしもこの数字を見たとき、

「エ? 東北大が70台?

しかも一高が二高を上回ってるの?

見間違い?」

と、目を手でゴシゴシやったほどです。

東北大の定員の半分弱は、工学部です。

ですから、

「工学部で何かがどうかしたのか?」

と、種々思いを巡らせています。

これは、学校からの公式発表がないと、何とも言えません。

それから、三桜から九州大1名合格しています。

三桜の偏差値を考えると、かなり頑張った結果だろうと思われます。

令和5年度合格実績 2023/03/18

今年度の実績は以下のように確定いたしました。

以下は、「菊池特訓塾」の前身「プロ家庭教師菊池」としての数字です。

 

<中学校>

東北学院中 特進 1名

聖ドミニコ中 1名

 

<高校>

仙台一高 1名

仙台二高 1名

仙台二華 1名

東北学院高 特進1名 TG総進 2名

尚絅学院高 文理1名

 

<大学>

山形大 医学部 看護 1名

立教大 経営 1名

東北福祉大 健康科学 1名

 

皆さん、よく頑張りました。

特に今シーズンの入試は、「学院の大乱」で、通年の「入試難易度」が崩れた年でした。

わたしの生徒さんのボリュームゾーンが、「学院の大乱」ドンピシャになりました。

そうした中、何とか例年以上の結果が出ました。

 

それから以下は、毎年書いていることです。

今年も書きます。

受験生の皆さん!

今回の合格は、自分が頑張った結果ですが、自分「だけ」の力だけでなしえたわけではありません。

お父さん、お母さんをはじめとする多くの家族のサポートがあったからこそできたことです。

もちろん、親御さんとはいろいろなことがあったでしょう。

また、快いことだけがあったわけではないでしょう。

しかし、あなたがたをここまで育ててくださったという事実は、いささかなりとも揺るぎません。

だから、受験生の皆さんには、お父さん、お母さんに感謝の言葉を伝えてほしいのです。

今回の経験を今後に生かしてください。

そして、受験生のご父兄の皆様!

子息の受験に当たっては、様々な面からのサポート、いろいろとご苦労があったことと思います。

ご父兄の日々のご苦労は、わたしも身にしみて感じています。

この入試をきっかけに、子息が一段と成長するよう、願っております。

今回の経験を今後に生かしてください。

新中1生 丸つけ・自己採点デビュー その1 2023/03/19

今回は、来る4月から新しく中1生となる小6生の方々に向けてのコラムです。

そして、以下記すことは、そうした生徒さんをお持ちのご父兄へ向けてもお伝えいたします。

さて、新中1生は、中学に入ると、学校のほうから、何がしかの副教材が与えられます。

この副教材は、「学校のワーク」などと呼ばれているものです。

つまり、学校から与えられる問題集です。

定期試験がこのワークから出題されたりします。

二華・青陵といった中学にも、一般的な公立中とは違うものの、ワークの類はあります。

ここでご留意いただきたいのが、この「学校のワークの丸付け・自己採点」です。

小学生の場合、自分の書いた答えを自己採点するという習慣を身につけていません。

丸付け・採点は、基本的にご父兄や担当の先生がします。

それは、二華・青陵のような中学受験生も、ほぼ勉強する習慣のないという小6生も同じです。

ところが、中学生になると、突如として自己採点することを学校から求められます。

つまり、新中1生は中学入学と同時に、全員が「丸付け・自己採点デビュー」をすることになります。

中学の先生や、中学生を指導する受験関係者にとって、これは意外と大きな盲点ではないかと考えます。

次回に続きます)

新中1生 丸つけ・自己採点デビュー その2 2023/03/20

前回の続きです)

中学の先生や、中学生を指導する受験関係者にとって、「丸付け・自己採点」は、やるのが当たり前です。

そして、自分の間違ったところをしっかり検証することも、これまた当たり前です。

ちょうど、小学校から中学に上がると、制服があったり、定期試験があるのは、当たり前であるように。

ですから、中学生が「丸付け・自己採点」をしっかりやっていないと、受験関係者にとっては、大きな癪のタネになります。

ところが、生徒さんたちは、小学校時代、「丸付け・自己採点」をする習慣がありません。

中学の先生や受験関係者にとって、こういった実情はあまり意識していません。

ここに、受験関係者と、新中1生の「意識のズレ」があります。

それでも、トップ層は割と早く、この「丸付け・自己採点」ができるようになります。

そこから、成績が下に行くにつれて、「丸付け・自己採点」は、難しくなっていきます。

確かに、自分の書いた答えに、マル・バツをつけるだけであれば、それほど難しくないのかもしれません。

しかし、大切なのは、「検証」です。

そして、次に同じような問題が出てきたら、確実に正解になるようにすることです。

これをやるのは、至難の業です。

新中1生の皆さんには、学習の際に、「丸付け・自己採点」→「検証」を怠らないよう、心にとめておいてほしいのです。

「ご父兄・生徒さんが塾に合わせる」というシステム その1  2023/03/21

「菊池特訓塾」はホームページの最初のほうに、「根幹」として次のように述べています。

・菊池特訓塾は入試に合わせます!

・ご家庭・生徒さんが菊池特訓塾に合わせてほしいのです!

また、動画「『プロ家庭教師菊池』から『お知らせ』」でも、同様のことを述べています。

ですから、「ご父兄・生徒さんが塾に合わせる」というシステムは、我が特訓塾にとって、大きな柱です。

今回のコラムでは、このシステムについて述べてみます。

わたしが菊池特訓塾の前身としてやってきた「プロ家庭教師菊池」は、文字通り、究極の個別指導です。

つまり、「講師が生徒さんに合わせる」という仕組みです。

ですから、学校や集団指導の塾ではカバーし切れない部分を補うのが、主な役目です。

だからこその家庭教師です。

そして、だからこその高料金です。

わたしは、このようなシステムで受験指導をして来て感じたことは、

「講師が生徒さんに合わせるという仕組みは、いいことばかりではないな」

ということでした。

もっとも、これは単に「隣の芝生は青く見える」だけなのかもしれません。

もちろん、そういう側面はあります。

ただ、受験という仕組みをよく考えてみると、わたしの考えは、そうそう的を外したものでもないような気がするのです。

次回に続きます)

「ご父兄・生徒さんが塾に合わせる」というシステム その2 2023/03/22

前回の続きです)

個別指導塾でも、「定額で通い放題」をうたうところがあります。

これも、ある意味、「講師が生徒さんに合わせる」仕組みを取っていると言えます。

そして、生徒さん・ご父兄にとっても、非常にいいシステムです。

ところが、実のところ、「成績が低迷している生徒さんほど、通ってこない」という現状があるようです。

受験指導をする側からすると、一番しっかり学習を積んでほしい層の生徒さんが、足を運んでくれません。

足を運ばないということは、成績が上がっていかないということです。

となれば、ご父兄にしてみれば、

「結果の出ないところに、カネは出せない」

となります。

ですから、わたしも開塾に当たっては、

「何がしかの形で指導に『強制力』『しばり』は必要」

と考えるようになりました。

人間、わたしも含めて、そうそう禁欲的にはなれないものです。

「強制力」「しばり」があってこそ、人はそこに向けて仕事をしようとします。

入試にしても、実施日は決まっています。

その日に力を発揮できなければ、意味がありません。

「講師が生徒さんに合わせるという仕組みは、いいことばかりではないと、わたしが考えたのは、この入試のシステムがあるからです。

次回に続きます)

「ご父兄・生徒さんが塾に合わせる」というシステム その3 2023/03/23  

前回の続きです)

前回までのコラムで、

「何がしかの形で指導に『強制力』『しばり』は必要」

と述べました。

大手の進学塾は、基本的にこのようなシステムをとっています。

ただ、ホームページなどで、そのようには語っているというわけではありませんが...

ですから、わたしは、

「菊池特訓塾は入試に合わせる」

「ご家庭・生徒さんが菊池特訓塾に合わせていただきたい」

と公式サイトのトップページでハッキリ書きました。

「懇切丁寧に、生徒さん個人個人に合わせて...」

このような考え方と、菊池特訓塾は180度違います。

そして、長年わたしが行ってきた家庭教師の指導とも、まるっきり違います。

よって、特訓塾の考え方に、尻込みをしてしまう方が多いかもしれません。

わたしもその辺りは、承知しています。

もっとも、このフレーズは、生徒さんの理解度や学校の進度をまるっきり無視するわけではありません。

そんなことをしてしまっては、そもそも受験指導として成り立ちません。

塾の独りよがりに堕してしまいます。

そうなれば、最大の目標である、「第一志望校合格」がままならなくなります。

生徒さんの力と、入試が要求するレベルの狭間をどのように埋めていくか....

ここが指導の眼目です。

高1で叩きこまれた英文法の大切さ その1 2023/03/24

高校入試が終わりました。

来週には、各高校で新入生オリエンテーションがあります。

公立高校では、合格発表のときに、春休み中の課題一式が「プレゼント」されたりしています。

そんな時期を迎えるにあたり、ふと高1のときの英文法の授業を思い出しました。

今回のコラムでは、この件について取り上げてみます。

今、高校1年生の多くは、英語の授業が2本立てになっています。

長文読解と文法・作文です。

前者が「コミュニケーション英語」と呼ばれます。

後者が「論理表現」(新高1生・新高2生)「英語表現」(新高3生)という科目名です。

これは、ご父兄が高校時代だったころと、枠組み自体は大きく変わっていません。

わたしが高校生の頃は、

「長文読解」・・・リーダー

「文法」・・・グラマー

「英作文」・・・コンポ

という名前でした。

さて、それから時を経て、いま英語の受験指導をする立場になっています。

そういう経緯から、高1で叩きこまれた英文法の大切を痛感しています。

その当時、使っていた文法の教科書は、それほど大層なボリュームがあったわけではありません。

ページ数としても、割と薄いものでした。

当時、英文法を担当した先生は、

「この本を隅から隅まで覚えれば、どんな英文でも読める」

と、よくおっしゃっていました。

次回に続きます)

高1で叩きこまれた英文法の大切さ その2 2023/03/25

前回の続きです)

高1の文法の教科書は、実にハードでした。

何しろ、覚えなくてはならないことが、次から次へと出てきます。

わたしは、中学時代、英語で苦労をした記憶がありません。

とはいえ、勉強していたのは、詰まるところ、公立高校入試に向けたレベルです。

ですから、大学入試が要求するレベルとは、大きなギャップがありました。

ただ、勉強をしていて、高2の半ばくらいになると、何となく見えてくるものがありました。

「大学入試の英文法って、だいたいこのくらい覚えれば」という「だいたいの範囲」です。

そして、高1で覚えたことが、その後に繰り返し出てくるようになります。

大学受験をしたとき、この英文法で覚えたことについて、あれこれ考えることはありませんでした。

試験をパスするのに精いっぱいだったからです。

とにかく、

「覚える量が随分とあった」

「つらかった」

という印象しかありません。

時がたち、どういう星のめぐり合わせか、高校英語を受験指導する立場になりました。

そのとき、初めて、高1で叩きこまれた英文法の大切さを感じました。

さらに、

「この英文法の本を隅から隅まで覚えれば、どんな英文でも読める」

とおっしゃっていた先生の正しさも理解できました。

次回に続きます)

高1で叩きこまれた英文法の大切さ その3 2023/03/26

前回の続きです)

今春、みやぎ模試偏差値55以上の高校に合格した新高1生の皆さんは、

「英語・数学は、中学時代に比べて、難しさがかなり増してくる」

という知識は、お持ちかと思います。

わたしの感覚で言うと、英語と数学で、「難しさ」の感じ方が違います。

・数学の「難しさ」は「最初からガツン」

・英語の「難しさ」は「後からジワジワ」

数学の「難しさ」は、分かりやすいはずです。

「こりゃあ、中学とは一味も二味も違う」

というのを実感することでしょう。

一方、英語の「難しさ」は、数学ほどハッキリしていません。

そこで、英語に手を抜くとどうなるか.....

「半年以上経過して、気が付いてみたら、よく分からない単語・熟語で雁字搦めになってしまっていた」

こんな具合になってしまいます。

実は、家庭教師として高校生を指導していたとき、こうなってしまった生徒さんを随分と見てきました。

まあ、だいたいこのようになってから、「じゃあ家庭教師」となるパターンが少なくありません。

ところが、わたしが高1で叩きこまれた英文法、単語・熟語があまりに貧弱だと、手の施しようがなくなってしまいます。

こうなると、行ける大学も制限が多くなります。

そうなってしまわないためにも、高1で学習する英文法を軽視しないようにしたいものです。

菊池特訓塾 どの成績層が最適か その1 2023/03/27

今回のコラムでは、我が特訓塾がどの辺りの成績の生徒さんに適しているかについて述べてみます。

箇条書きにすると、次のようになります。

・公立高校入試への合格を目指す中学生・小学生

・平均点は取れている

・超トップというところまでは行かない

→「みやぎ模試」などで偏差値にして50以上~60前後より下

わたしのほうとしては、できるだけ多くのご家庭・生徒さんに支持されたいというのが、本音です。

なぜそう考えるかと言えば、わたしの収入に関わってくるからです(苦笑)

あえてこんなことを申し上げるのも、おこがましい次第ですが...

ただし、

「どういう生徒さんでもOKです!」

としてしまうのは、避けます。

それは、ヒト・モノ・カネがしっかりしている大手さんがなさればいいことです。

わたしのような者が、できるはずもありません。

できるはずもないことを、さもできるように公言するのは、ご父兄を欺く行為です。

わたしの哲学に反します。

そして、多少なりとも、「身の程」「分際」をわきまえるくらいの最低の理性はあります。

わたしができるのは、限定した生徒さん・ご家庭を成績の面で、支えることです。

となれば、上述したような成績層の生徒さんが、ドンピシャということになります。

次回に続きます)

菊池特訓塾 どの成績層が最適か その2 2023/03/28

前回の続きです)

前回、当欄で述べたように、我が特訓塾が考えている「ドンピシャ」層は、「偏差値50以上~60前後より下」です。

これは、大手塾さんの「下のクラス」あるいは「上のクラスで下のほう」辺りの生徒さんです。

この成績層の生徒さんが、大手塾さんでどのように指導されてきたか、家庭教師をやっていたころ、つぶさに見ることができました。

また、彼らを指導することで、彼らがどうしたらもっと成績が改善するかも、理解できました。

その際の経験を、このたび活用したいです。

大手塾さんの「一軍」は、一高・二高といったナンバースクール志願者です。

スポットが当たるのは、どうしても「一軍」になります。

そうした現状を踏まえ、我が特訓塾は、「偏差値50以上~60前後より下」という生徒さんを「特訓」したいのです。

これまで、わたしが指導してきた生徒さんの中にも、ナンバースクール合格者はいます。

そうした生徒さんももちろん大歓迎です。

ただ、特訓塾としては、「偏差値50以上~60前後より下」という生徒さんは、最も鍛えがいがあると考えています。

そして、わたしが考える特訓塾の役割とは、「勉強を教える」こと以上に、「生徒さんが学習量を積む場の提供」です。

次回に続きます)

菊池特訓塾 どの成績層が最適か その3 2023/03/29

前回の続きです)

逆に「ドンピシャ」といかないのは、平均点をかなり下回る小中学生です。

みやぎ模試の偏差値が40前半まで達しないということであれば、特訓塾についていくのは、厳しくなります。

また、この層ですと、この頃は私立高校の推薦入試をかなり受けるようになっています。

我が特訓塾は、「上位公立高校の合格」が目標です。

そうなると、指導方針とは大きな差ができてしまいます。

となれば、せっかくご父兄から指導料を頂戴しても、ご希望に沿うことが難しくなります。

さらに、どういう成績であろうと、やる気のない生徒さん、特訓塾の方針に従う気のない方は、ご遠慮いただいたほうがいいです。

そもそも、菊池特訓塾は、「生徒さんにやる気を出させる」ための場所ではありません。

やる気のない生徒さんは、特訓塾の指導に耐えられません。

これは、弊ホームページでも触れているとおりです。

以上をお読みになったご父兄は、

「随分と注文の多い塾だ」

とお感じになったかもしれません。

スタッフも資金も潤沢な大手さんなら、

「どなたでもウェルカム」

でしょう。

しかし、菊池特訓塾ができることは限られています。

その有限な資源を精一杯活用する以外に、特訓塾の道はありません。

わたしはそのように考えます。

塾長としての「身なり」 その1 2023/03/30

今回のコラムは、「塾長としての身なり」と題しました。

本欄をお読みのご父兄は、

「今さら『身なり』って何のこと?」

とお感じになった方がいらっしゃるかもしれません。

このたび述べたいのは、その「今さら」です。

指導の際、わたしは、背広で臨んでいます。

以前、家庭教師の指導をしているときもそうでした。

背広を着ないと、どうも仕事をしたような気がしません。

また、この背広というのは、指導を行う際、ほかのどの服装より無難です。

誰に対しても失礼になることがありません。

そういうわけで、背広は随分と重宝しています。

それほど、わたしにとって、仕事と背広は不可分の関係です。

ところが、こちらの業界に入ると、指導をするとき、意外と背広を着ない方がいらっしゃるということに気づきました。

大手塾の先生方は、さすがに背広着用のようです。

一方、個人塾となると、そうでない先生方がいらっしゃるようでした。

もともと、受験業界というのは、その成り立ちから言っても、アナーキーなところがあります。

ですから、服装に関しても、緩めの部分があるのかもしれません。

ただ、わたしとしては、以前、指導のときに背広を着てきてよかったと思った出来事がありました。

次回に続きます)

 

塾長としての「身なり」 その2 2023/03/31

前回の続きです)

その出来事とは、わたしが家庭教師の指導をしていたときのことです。

ある女子生徒さんが、以前に教えを受けていた家庭教師さんの不満を漏らしたことがありました。

その不満がもとで、その家庭教師さんの指導を終了とし、ついでわたしの指導を受けることになったのだとか。

その不満はいろいろとあったようです。

彼女が真っ先に挙げたのは、

「身だしなみが...」

ということでした。

聞けば、その家庭教師さんは、指導の際の服装にあまり頓着しない方のようでした。

「とにかくダラシなくて...」

と彼女は嘆いていました。

わたしとしては、苦笑するほかありませんでした。

まあ、考えてみれば、最低限の身だしなみが整えられない人間からの指導は、「指導以前」なのかもしれません。

わたしは、この話を聞くまで、指導の際の服装のことを深く考えたことがありませんでした。

背広で仕事に臨むというのは、わたしが会社勤めをしていたころから、特に何の疑問もなく、やっていたことだったからです。

わたしはこのたび、家庭教師の指導をリニューアルし、塾形式にて受験指導を行っています。

その際も、引き続き、背広で臨んでいます。

そして、これが、生徒さんにとっても、ご父兄にとっても、そしてわたしにとっても、最も落ち着くスタイルのようです。

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