数学 図をかけという指導 その1 2023/12/01

今回は、数学の問題を解くとき、「図を書く」ことについて話をします。

数学の問題を解くときには、自分で図を書いたり、補助線を引いたりなどをしなくてはなりません。

例えばこういう風にです。

この図は、中3生の図形の問題を解いたとき、わたしがテキストに書き込んだものです。

なぜそうするのか。

このようにしないと解けないときがあるからです。

あるいは、解けたとしても、正解している自信が持てないからです。

自分では解けたと思っても、値を勘違いしてしまっては、間違いになってしまいます。

このようなこともあり、わたしは、生徒さんが問題を解いているとき、なるべく図を書くなどして考えるように指導しています。

ところが...

生徒さんは、図を書く、書いて考えるということをしない傾向にあります。

「図を書いて考えてみてください」

「この問題、解けないみたいですが、あることを忘れていませんかね?」

「問題を読んでウンウン悩んでるだけでは、足りません。

手を使って、とにかく書く!

書く!」

生徒さんへの指導のとき、こういうセリフをこれまで何回言ってきたのか...

たぶん百万回は言っているような気がします。

いや、もしかしたら、二百万回くらいかも...

次回に続きます)

数学 図をかけという指導 その2 2023/12/02

前回の続きです)

わたしは数学にせよ、ほかの教科にせよ、正解していれば、プロセスは問いません。

ですから、仮に数学で図を書いたり、書き込みをせずに当たるのであれば、それでOKです。

それは、わたしが折に触れ、当欄でも、生徒さんにも語っていることです。

しかし、正解でない場合、このようには行きません。

まともに図を書いたり、書き込みをするのでもなく、

「分かりません」

「間違いました」

となれば、それはわたしから「教育的指導」をすることになります。

実際のところ、そのような生徒さんはほんとうに多いです。

わたしの指導したことを聞き入れずに、

「分かりません」

「間違いました」

というのは、全く筋が通りません。

ただ、わたしは彼らを見ていて、あることに気が付きました。

「図を書いたり、書き込みをするのって意外と難しい」

公立の中学生を基準にすると、図や書き込みについては、だいたいこんな感じです。

 

◎平均点が取れない

・・・まともな図・書き込みができない

◎平均以上偏差値55未満(=偏差値55とは上位3分の1くらい)

・・・取りあえずできるが、積極的に書かない

◎偏差値55~75くらい(=偏差値75は二高受験生のトップクラス)

・・・題意に沿った図・書き込みが可能

◎偏差値75以上

・・・図・書き込みをしなくても、かなりの難問が解ける

次回に続きます)

 

数学 図をかけという指導 その3 2023/12/03

前回の続きです)

わたしは家庭教師としての受験指導の期間が長いです。

そのため、平均点を遥かに下回る小中学生をかなり指導してきました。

いくら彼らに手を動かして図・書き込みをするように言っても、馬の耳に念仏...

「はい」と返事はいいが、言った先からスルーされます。

「なぜ彼らは、これだけこちらが口を酸っぱくして言っているのに、書いて考えないのだろう?」

そう思っていました。

しかし、彼らのレベルですと、「書かない」のではなく、「書けない」ということが分かりました。

そのように考えると、彼らが書かない理由、書かずにウンウン考えている理由が説明できます。

それから、「平均以上偏差値55未満」の生徒さんは、図・書き込みをしたりしなかったり、です。

一応、彼らは、何とかかんとか、題意に沿った書き込みはできます。

しかし、積極的に手を動かすというのは、難しいようです。

放っておくと、図・書き込みをせずに、ウンウンと考え込みます。

そして、その結果、問題を読み誤ったりして、間違ってしまうということが多々あります。

彼らのやり方で、確実に点が取れるのであれば、彼らには、

「図・書き込みを小まめに!」

という指導はしません。

ただ、現実問題として、彼らはしばしば彼らのやり方で間違えます。

放っておくわけにはいきません。

次回に続きます)

 

数学 図をかけという指導 その4 2023/12/04

前回の続きです)

反面、「偏差値75以上」くらいの生徒さんになると、図・書き込みをしなくても、結構な難問が解けます。

もちろん、ホントに難しいものになれば、彼らもいろいろと書き込みをしますが。

ただ、

「これくらいレベルの高い問題で、こんな風にあっさりと、そしてチョコチョコッと書いたくらいで、これ、解けちゃうんだな~」

と、感じることしばしばです。

わたしはこのようにできません。

能力的にも無理ですし、不安でたまりません。

当然のことながら、彼らレベルの生徒さんには、

「図・書き込みはしっかりと!」

などと、野暮なことは言いません。

それでしっかり結果が残せているわけですから。

わたしの考えは、

「結果が出せていれば、図・書き込みをまともにしなくてもOK」

「結果が出ないなら、図・書き込みを徹底してもらう」

というものです。

さらに興味深いことに、平均点までいかない生徒さんの図・書き込みレベルと、彼ら偏差値75以上の生徒さんが書くレベルは、よく似ています。

似ていないのは点数だけです。

能力の違いとはいえ、そこはやはり大きな差があります。

こうした指導で必要なのは、

「人を見て法を説く」

ことです。

この点、引き続き留意していきます。

「中より上」の公立高校受験とは ~「東北学院大より上」を目指せるように~ その1 2023/12/05

先般、YouTubeに、当塾が目指す「『中より上』の公立高校」について述べた動画をアップしました。

今回のコラムは、その補足です。

当塾は、「中より上」の公立高校入試の突破を、目標・目的としています。

それは、ホームページのトップに記してある通りです。

当塾は、仙台市青葉区上杉という「塾銀座」のような場所にあります。

ここは、多くの学習塾が軒を連ねる場所です。

しかしながら、「偏差値50~60未満」つまり、平均以上~準トップ層の生徒さんには、光の当たり方が、必ずしも十分ではなかった印象を持っています。

わたしとしては、この層の生徒さんを中心に日々の受験指導を行っています。

目標とする高校は、館山・南・向山・泉...というようなところです。

そして、わたしが心がけているのは、単にこれらの高校に合格することだけで終わりにしない、ということです。

わたしの頭の中にあるのは、

「これらの高校に合格したら、国公立大学を目指せるような基礎固めを今のうちにしておきたい」

ということです。

確かに当塾は、高校受験がメインです。

が、希望の高校に合格できたら、

「ハイそれまでヨ」

とはしたくないのです。

次回に続きます)

「中より上」の公立高校受験とは ~「東北学院大より上」を目指せるように~ その2 2023/12/06

前回の続きです)

「国公立大学への合格」というのは、言い換えると、

「東北学院大より上を目指せるような基礎固めをする」

ということです。

この平均以上~準トップ層の生徒さんは、高校受験が終わると、勉強する志気が一気にダダ下がりというケースがよく見られます。

さらにこれは、生徒さんだけではなく、ご父兄も、です。

高校受験が終わって「やれやれ」という気分になってしまうわけです。

そして、それが何となく高校卒業辺りまで続いて、さらに何となく、東北学院大に落ち着く、という生徒さんも少なくないようです。

わたしから見ていると、もったいない話ではあります。

東北学院大は、もっともっと、榴ヶ岡高校や学院高校から上がってくる生徒さんにお譲り、お任せしたほうがいいような気がしています。

彼らが、東北学院大より上を目指せる力がないのかというと、全くそんなことはありません。

「東北学院大より上」を目指して、結果その通りになっている生徒さんが少なからずいます。

このクラスですと、東北大にも毎年途切れずに合格者が出ています。

中には、国立大医学部医学科への合格者もいます。

わたしとしては、当塾での指導を通じて、そのような力の土台作りをしていきたいのです。

なかなかに遠大かつ壮大な目標ですが。

塾・学校の先生は受験情報に必ずしも詳しいわけではない その1 2023/12/07

この時期になってくると、中3生は教育相談の真っ最中というところが多いです。

年が明ければ、高校受験が始まります。

そのようなこともあってか、わたしのところには、ご父兄・生徒さんから受験情報にまつわるお尋ねがあります。

YouTube動画やTwitterを運営していることもあってか、わたしが教室で担当する以外の方からも、質問が来ます。

そうした折、ご父兄にご留意いただきたいことがあります。

それは、塾や学校の先生は、必ずしも受験情報に詳しいとは限らないということです。

ここで言う「受験情報」というのは、

 

○○高校の推薦入試の出願条件は、評定でどのくらいか...

△△高校は、県外からの受験生のため、寮があるらしい...

 

というようなものを指します。

それから、高校の偏差値ランキングなどもこれに含まれます。

塾や学校の先生は、教科指導が専門です。

つまり、英語・数学などの担当教科を教えることがメインです。

ですから、専門教科の指導となれば、いろんな角度から多くを語ることができます。

しかし、受験情報は、生徒さんの進路指導が必要になるときに、後付けで学ぶものです。

塾や学校の先生は、「教科指導」の専門であっても、「受験情報」の専門家ではありません。

次回に続きます)

塾・学校の先生は受験情報に必ずしも詳しいわけではない その2 2023/12/08

前回の続きです)

そのため、担当したことのある生徒さんが受けた学校については、受験情報について、知識を得ることができます。

しかし、過去に経験のない学校の場合、受験情報に関しては、塾・学校の先生と言えども、「全くの未知数」です。

ですから、ご父兄に

「○○学校では、これこれこうなっている」

と言われ、

「え? そうなってるんですか?」

ということもありました。

そのような経験を経て、わたしの場合、家庭教師時代には、「薄く広く」という受験情報を身につけることができました。

レアケースと思われるような学校の受験も経験しました。

同じ受験関係者でも、個別指導と、集団指導の場合とでは、個別指導のほうが進学希望の内容は、種類が多くなります。

そして受験情報は毎年、微妙に変わることがあります。

特に私立校はそうです。

例えば、コースが新設・合併されたり...

推薦に必要な内申評定などの条件が、前年とは変わったり...

などがあります。

そうなると、前年までOKだったのが、今シーズンからできなくなる、というのは、珍しくありません。

その逆というのもあります。

そのようなわけで、受験情報はシーズンごとに更新しておかなくてはなりません。

次回に続きます)

 

塾・学校の先生は受験情報に必ずしも詳しいわけではない その3 2023/12/09

前回の続きです)

ここで、受験情報には、学校や教育委員会などの機関から公開されているものと、そうでないものがあります。

例えば、前回のコラムで述べた入試手続、すなわち推薦に必要な内申評定などの条件などは、公開されています。

一方、当コラムでもみやぎ模試の偏差値は、学校のほうから公開されているわけではありません。

これは、宮城新教育という会社が、過去のデータを基に算出したものです。

ですから、高校のほうから、

「ウチの学校の難易度は、これこれこうでございます」

という発表があったわけではありません。

高校としては、それなりに気にはしているようですが。

塾の先生ならば、みやぎ模試偏差値の知識は、それなりにあります、

一方、学校の先生は、みやぎ模試偏差値について、詳しいわけではありません。

ご自身のお子さんが高校受験をするということで、

「うちの子の偏差値はこのくらい」

くらいの知識はあるかもしれませんが。

これ以外にも、受験のときに必要となる知識はいろいろあります。

こうした知識は、実際に生徒さんを担当しないと、得ることは難しいです。

「塾や学校の先生は、教科指導の専門であり、受験指導の専門ではない」というのは、今まで述べてきたことが背景にあります。

中学生 スマートフォンといかに格闘するか その1 2023/12/10

今回は、中学生の生徒さんが、スマートフォンとどのように付き合っていくべきかについて述べてみます。

この件については、以前に↓のようなコラムを書いています。

 

<関連コラム>

スマートフォンと小中学生の学業成績 その1

スマートフォンと小中学生の学業成績 その2

 

さて、スマートフォンについては、学校のほうから、これをどう扱うかについて、細かく指導されています。

この指導というのは、主に中学生がいろいろな犯罪に巻き込まれないようにという視点で行われています。

例えば、SNSで知り合っただけの人と、直接会ったりしない、などです。

今回、わたしが焦点を当てたいのは、受験学習とスマートフォンとの関係です。

まず第一に、成績が下位のほうに行けば行くほど、スマートフォンを持っている中学生の割合は高いように感じます。

逆に、上位のほうに行くほど、スマートフォンを持っていない傾向にあります。

また、キッズ携帯のように、使える機能に制限があるというケースも多く見られます。

わたしが見るに、成績が下位に行くほど、スマートフォンには制限が必要です。

しかし、実際は真逆になっています。

そして、ご父兄もそういう現状を容認しているわけです。

次回に続きます)

中学生 スマートフォンといかに格闘するか その2 2023/12/11

前回の続きです)

以前、家庭教師として受験指導に当たっていたころ、成績が振るわず、下位にいる生徒さんで、スマートフォン依存症になっているケースがありました。

わたしの場合、他の家庭教師さんより、この手の生徒さんは随分と少なくはありましたが。

そして、そこのご父兄が、

「うちの子は、スマートフォンばかりやってて、成績も悪くて...」

と仰るわけです。

わたしからすると、

「そのスマートフォンを契約したのは誰?」

と、言いたくなる衝動を抑えていました。

ただ、そういってしまうと、そのご父兄の立つ瀬がなくなってしまいます。

それゆえ、「スマートフォンの管理というのは、この年代だと、難しいケースもあるように聞いていますよ」

という風に、オブラートに包んだ言い方をしていましたが。

わたしが解せないのは、先ほど述べたご父兄は、

「ウチの子供みたいなタイプの子に、スマートフォンを預けたら、そればかりやるようになって、後々面倒なことになるかも」

と、考えが及ばないのか、ということです。

だいたい、自分の子供がどういうタイプか、というのは、育ててみれば、おおよそのことは分かります。

「中学生という段階で、スマートフォンを預けても大丈夫か、どうか」

ということくらいは。

次回に続きます)

中学生 スマートフォンといかに格闘するか その3 2023/12/12

前回の続きです)

事実、スマートフォン依存症のようになっている生徒さんは、

「わたしがこの子の親なら、スマートフォン、中学生のうちは、怖くて与えない」

と、感じたケースばかりです。

ちなみに、我が家はどのようにしたかを申し上げます。

我が菊池家では、スマートフォンに関し、

「高校入学してから」

という風にしました。

そして、高校入学前までは、携帯電話そのものを与えませんでした。

子供が中学生のときには、

「正直、この子ならば、スマートフォンを預けても、変な使い方はしないだろうな」

とは思っていました。

ただ、我が子には、中学生の段階でスマートフォンを与えるには、ためらいがありました。

スマートフォン依存症になっている生徒さんに、仕事で接していたからです。

その後、高校の合格発表があったその足で、携帯電話を契約しました。

わたしとしても、親としての約束を果たしたかったからです。

「中学生にスマートフォンを与えてよいかどうか」

というのは、正解がありません。

ざっくばらんに申し上げると、親子がお互いに納得していれば、周囲が口をさしはさむ問題ではありません。

もっとも、「納得の度合い」というのは、親の願望が100%満たされるというわけではないのでしょうが。

次回に続きます)

中学生 スマートフォンといかに格闘するか その4 2023/12/13

前回の続きです)

中学生にスマートフォンを与えてもOKかどうかは、前回のコラムでお伝えしたとおり、ご家庭の問題です。

ただ、わたしの仕事として、

「スマートフォン依存症みたいになって、成績が下がって、何とかしてください」

と言われると、

「ちょっと待ってください」

と返したくなるというだけです。

極端に言えば、いくらスマートフォンを日常的にいじろうが、学業の成績に支障がなければ、わたしはOKだろうと考えています。

中学生くらいの年代ですと、男女差・その子の特性など、個々人でだいぶ開きがあります。

親として、これをどう見極めるかは、なかなかに頭の痛い課題です。

そして、留意すべきは、一度スマートフォンを与えてしまうと、それを取り上げるのは、かなり難しいです。

「明日からお酒は一切禁止」

「明日からチョコレート・アイスクリームのようなお菓子類は一切禁止」

このようにされてしまったら、それに耐えるのは、相当に困難なのではないでしょうか。

スマートフォンもそれと同じです。

それから、こうした問題を少しでも小さくするため、携帯電話会社は、子供に対して、各種の制限をかけられるようになっています。

こちらのほうも、合わせて検討してみる価値はありそうです。

中3生の健康管理 ~「健康偏差値35」の菊池からちょっとアドバイス~ その1 2023/12/14

12月に入っています。

そして、インフルエンザが各所で流行しています。

学級閉鎖・学年閉鎖をしている学校のことも伝わってきます。

わたしの生徒さんも、インフルエンザにかかってしまいました。

高校受験を目指す中3生は、入試本番の近く、あるいは本番当日に、インフルエンザ・コロナになってしまうことは、何としても避けたいところです。

そこで、「健康偏差値35」を自認する菊池から、こうした中3生にとって、ちょっとしたアドバイスを。

なお、「健康偏差値35」というのは、平均的な方に比べて、わたしは体がかなり弱いほうという意味です。

☆うがい・手洗いは効果がある!

例のコロナ騒動の期間中、唯一よかったことは、

「うがい・手洗いの効果を確認できたこと」

です。

うがい・手洗いについては、いろんなところで、随分と言われてきています。

もちろん、わたしも、コロナ以前から、それなりにやってはいました。

そして、コロナ以後、うがい・手洗いを多くするようにしました。

わたしは、先ほど述べたとおり、体が丈夫ではありません。

小さいころから、すぐに熱を出して、伏せっていました。

大病も経験しました。

そんなわたしにも、うがい・手洗いの頻度を高めたことは効果がありました。

次回に続きます)

中3生の健康管理 ~「健康偏差値35」の菊池からちょっとアドバイス~ その2 2023/12/15

前回の続きです)

☆「1日4食」でもOK その代わりしっかり腹の足しになるものを

教室に来ている生徒さんを見ていると、

「これっぱかりしか食べていなくて大丈夫?」

と感じることがときどきあります。

そして、それが、体力不足につながりがちです。

ということは、それが学習面にも大きくかかわってくる可能性があります。

学習面で集中できない、ちゃんと課題がやれない、などというのは、あまり体力不足と結び付けて考えられることはありません。

「ちゃんと勉強しないのは、精神がたるんでるから」

という具合に。

もちろん、そうした面は大きいでしょう。

しかし、わたしが日ごろ生徒さんに接していると、そういう側面だけではないような気がするのです。

特に男子生徒諸君は。

中学生ですと、1日4食くらいでもOKという感じがしています。

そのうち、朝昼晩以外の食事は、お菓子のようなものでなく、腹の足しになるもの、

おにぎりとか、カレーパンのような食事系のパンなど...

これらをとっていただきたいのです。

結局それが、風邪をひかず、健康な体を作る基になります。

以上述べたようなことは、入試対策のいしずえになるものです。

体調を壊して、入試当日に力が発揮できなくては、元も子もありませんので。

そりゃ成績上がらないでしょ ~勉強のやり方のお話~ その1 2023/12/16

「うちの子供は、成績が低空飛行のまま」

「机には向かっているようだが、やり方が悪いのか、結果がどうも出ていない」

これは、多くのご父兄にとって、共通する悩みです。

わたしも職業柄、随分とこの悩みには接してきました。

この原因というのは結局、

「学習量が足りない」

ということがほとんどです。

そして、始末が悪いのは、

「勉強でないものを勉強だと思ってやっている」

実のところ、こうした生徒さんが少なからずいます。

例えば、公立の中学で「学習かなり苦手層」にいる生徒さんです。

彼らが、そもそもの学習量をやっていないのは、もちろんです。

しかし、それ以上に深刻なのは、ときどき、

「え? なんでこんなやり方でやってるの?」

というケースが後を絶たないことです。

確かに学校では、

「〇月〇日、○○のテストを行う。

ついてはそれまでにしっかり勉強してくるように」

ということは言われます。

しかし、その日まで「どのような方法で」学習すればよいのかについて、アドバイスのあることは極めてまれです。

それはその生徒さんそれぞれが工夫をしなくてはなりません。

学年が進んでいけば行くほど、そうした工夫が必要になります。

学習内容が難しくなっていくからです。

次回に続きます)

そりゃ成績上がらないでしょ ~勉強のやり方のお話~ その2 2023/12/17

前回の続きです)

「学習かなり苦手層」にいる生徒さんが、どんな感じで勉強しているか。

以下、実例を。

定期試験が近づいてきているころ、ある生徒さんが、必要な英単語をほぼ覚えてきていないということがありました。

まあ、そういう生徒さんの場合、それは日常茶飯事です。

しかし、その生徒さんがいうには、

「自分は英単語、勉強している!」

どういう勉強をやっているのか尋ねたところ、

「英単語と日本語訳のところを見ている!」

で、やっているのは、「黙って見ているだけ」

しかも、その英単語は、ほぼ読めないという状況です。

「なるほど。

あなたが英単語を勉強しているのは、分かりました。

で、その方法で、覚えることができたんですか?

英単語を見て、日本語の意味を言うことができたんですか?」

と、その生徒さんに尋ねると、

「・・・(無言)」

常識的に考えれば、読めない英単語を覚えることはできません。

この漢字を覚えようとすれば、まず、「ビャンビャンめん」という読み方を知るわけです。

このような字を見たとき、まず「これって、何て読むの?」という疑問が湧いてくるでしょうから。

そして、その読み方を覚えて、漢字を何度も書いたりします。

さらに、「幺」と「長」を2回ずつ書いて...などと考えながら。

前回の続きです)

そりゃ成績上がらないでしょ ~勉強のやり方のお話~ その3 2023/12/18

前回の続きです)

「英単語を覚えている」ということは、「英語を見て、日本語の意味が出てくるようにする」ことを言います。

しかし、「学習かなり苦手層」の生徒さんになると、必ずしもそういう常識を持っているとは限りません。

全く英単語を覚えようともしないより、英単語を覚えようとするだけ、まだいいかもしれません。

が、結果が良くなければ、五十歩百歩です。

わたしが述べたいのは、このような学習法を「反面教師」としていただきたいということです。

生徒さんにとって、クラスメイト、あるいは同じくらいの成績の生徒さんがどのような学習をしているのか、見える部分はかなり少ないです。

実をいうと、指導に当たるわたしも、100%把握できているとは限りません。

結果が良くなければ、学習量が少ないか、あるいは、おかしな方法で学習しているという風に判断するだけです。

それゆえ、わたしは、生徒さんに繰り返し次のように言っています。

「ボク・ワタシは勉強していますといっても、結果が良くなければ、それはやっていないのと同じです」

「学校のように、きれいにワークを書いて、締め切りに間に合わせるだけでは、評価しません。

評価の基準は、点が取れているかどうかだけです」

このことが浸透していけば、生徒さんも今よりはよくなるのではないか...

そう考えています。

学習系動画に潜む危険 ~分かったつもりにならないために~ その1 2023/12/19

今回のコラムは、YouTube学習系動画に関してです。

題目をご覧になって

「学習系動画って、変なものでも何でもないし、何が危険?」

と感じる方が多いかもしれません。

しかし、こうした動画もいいことばかりではありません。

特に、

「動画を見ただけで分かった気になる」

というのが、最も「危険」です。

以下、詳しく述べてみます。

さて、生徒さんは、YouTube動画をとてもよく見ています。

わたしも同じです。

そうした動画の中でも、学習系動画は、非常に有用です。

生徒さんも活用しているようです。

わたしも活用させてもらっています。

これらの動画は、学校の先生より、丁寧で分かりやすく解説しているものも多数あります。

こういうことを言ってしまっては、失礼ですが...

それが、いつでもどこでも好きなときに、視聴できます。

しかし、動画を見ただけで分かったと思ったら、危険です。

そうした動画を見た後には、そこで見た内容のところの練習問題を解いてみる必要があります。

そして、ほんとうに理解しているか、検証してみなくてはなりません。

きちんと正解していれば、まずは「分かった」ことになります。

正解したところが少なければ、「分かった」ことにはならないのです。

次回に続きます)

学習系動画に潜む危険 ~分かったつもりにならないために~ その2 2023/12/20

前回の続きです)

前回のコラムで述べたように、わたしもこの種の学習系動画には、たびたびお世話になっています。

そのとき、留意していることは、

「分かったつもりにはならない」

ということです。

動画を見た後は、ほんとうにその内容が理解できているかどうか、練習問題を解いてみます。

それでも、

「抜けてるな~」

と感じることはあります。

さらに、わたしの場合、自分だけが分かってもダメです。

必要なのは、「生徒さんにきちんと説明できうる程度に理解できていること」です。

わたしは仕事として、学習指導をやっています。

それに耐えうるものを生徒さんに提供していかなくてはなりません。

そのようなことを考えると、生徒さんとしても、

「自分がどれほど理解できているか」

は、大いに気にする必要があります。

次以降の試験で、その成果をどれほど示せるかが、大きな課題です。

結局のところ、生徒さんが受験学習をしているのは、

「出された問題をできる限り正確に、時間内に解く」

ためです。

学習系動画が分かりやすくて、すばらしい分だけ、

「見ただけで分かったつもりにならない」

ことをお互いに留意していきたいものです。

きっとそれは、動画作成者も同様に感じているのではないでしょうか。

学習中のカロリー補給 ~生徒さんは意外とエネルギー不足~ その1 2023/12/21

先日、以下のようなコラムを書きました。

 

中3生の健康管理 ~「健康偏差値35」の菊池からちょっとアドバイス~ その2

 

この中で、

「1日4食」でもOK その代わりしっかり腹の足しになるものを

と述べています。

今回、この件を、もう少し掘り下げます。

当塾では、時間を区切って、お菓子類・食事などを自習室内でとってOKにしています。

というより、むしろカロリー補給をするように促しています。

「勉強をやってると、意外とおなかがすきますよ。

おなかが減ると、集中力も低くなるし...

きちんと食べ物、おなかの中に入れるようにしてください」

と積極的に呼びかけています。

事実、小学校高学年から中1くらい、特に男子生徒を教えていたとき、彼らが「燃料切れ」になって、集中力が欠けてしまう場面を目にしてきました。

これがもっと進むと、居眠りしそうになったり、ということもありました。

わたしは、この年齢の、特に男子生徒が、17時から19時くらいの間に、居眠りしそうになるのを、「気合が足りていないから」と思っていました。

また、

「自分の指導の仕方に問題があるのかも。

彼らが退屈なので、ついついウトウトしてしまうのか...」

とも感じていました。

次回に続きます)

学習中のカロリー補給 ~生徒さんは意外とエネルギー不足~ その2 2023/12/22

前回の続きです)

塾内で指導を行う以上、集中力の欠けた生徒さんを放っておけません。

それゆえ、こうした生徒さんには、

「なんだか、おなか、すいているようですね?

何か、おなかに入れてもらってもいいですよ」

と、声をかけることがあります。

わたしにしてみれば、しっかりエネルギーを補給して、学習に集中してほしいからです。

ところが、そう声をかけると、当該生徒さんは決まって

「おなか、すいてません」

と、言ってきます。

わたしは、長らく、彼らが我慢をしてこう言ってくると思っていました。

しかし、あるとき、

「彼ら、実はホントに空腹を感じていないのかも?」

と考えるようになりました。

教室というのは、自宅にある自分の部屋ではありません。

ましてや、他の生徒さんの目もあります。

そういう場所では、ある種の緊張状態になります。

そうしたことから、空腹を感じづらくなっているのかもしれません。

実際、何かをステージ発表するなどというようなとき、本番前に緊張して、食事がのどを通らないと言ったことはあります。

さらに、こういうときには、生あくびが出続ける、といったこともあります。

ですから、見た目にエネルギー切れという生徒さんも、それに近い緊張状態ゆえ、空腹を感じないことがあるのかもしれません。

次回に続きます)

学習中のカロリー補給 ~生徒さんは意外とエネルギー不足~ その3 2023/12/23

前回の続きです)

前回のコラムで述べた

「ある種の緊張状態にあると、空腹を感じない、もしくは、空腹を感じづらくなる」

というのは、わたしにもあります。

例えば、以前、家庭教師をしていたときのことです。

ご家庭から指導を終えて、車に乗り込んだ途端、急におなかがすく、という経験がたびたびありました。

指導をしているときには、特に空腹は感じていないのにもかかわらず、です。

しかも、わたしは空腹状態にならないよう、ある程度は事前に栄養補給をして、指導に臨んでいました。

今も、指導が終わったり、帰宅すると、猛烈に空腹を覚えることがあります。

要するに、指導中にエネルギーをしっかり使って、いつの間にか、ガス欠状態になっているわけです。

わたしのように、若くない者でも、栄養補給のしかたが足りていないと、体がこのように反応します。

ましてや、生徒さん世代のような「いい若い者」が、栄養補給をすることなく、指導に臨めば、眠気を催すのも、当然と言えます。

もちろん、「食べ過ぎ」はよくありません。

これはこれで、眠くなります。

しかし、彼らの場合、小まめに栄養補給を行っていくことは、いろいろと大切になってきます。

「きちんと栄養をとって、しっかり学習する」

やっぱり基本はコレです。

冬期講習 始まり! 2023/12/24

昨日から、冬期講習が始まっています。

数学の板書

国語の板書

自習室での様子

菊池特訓塾の場合、自習を重視しています。

「自習だけなら家でやるのと変わらない」

「学校でも先生の授業がないときに、代わりにやるのが自習」

そのように考える方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、学力は、自分の頭で考えて問題を解いているときにアップしていくものです。

授業における講師の説明だけを聞いても、成績アップにはつながりません。

それから、自宅に帰れば、スマートフォン・ふかふかのベッドなど、誘惑が手ぐすねを引いて待っています(笑)

そういったものを断ち切るのが、「教室内の自習」です。

当塾の冬期講習は、たぶん、ほかの塾さんと比べても、ガッチリ系というわけではありません。

「通常の授業+若干量」という感じです。

もともと、当塾の場合、授業それ自体は、「演習」を重視しています。

ボーっと座って授業が終わるのを、ひたすら待つという「時間の緩み」は、菊池特訓塾に存在しません。

生徒さんも、授業時間はひたすら頭を使い、手を動かします。

たぶん、学校の授業より、時間のたつのが速く感じられるでしょう。

それが、当塾の狙いです!

冬期講習、生徒さんには、しっかり頭を使って、成績アップの端緒としていただきたいものです。

わたしも頑張ります!

 

コツコツを生徒さんに勧める理由 ~半分以上は自分に向けて言っています~ その1 2023/12/25

わたしは、「コツコツ」という言葉が好きなようです。

自分のことなのに、「好きなようです」という書き方も変ですが。

当コラムでも、ちょくちょくこの言葉を使っています。

生徒さんにも

「結局、最後はコツコツやれる人が勝つ」

と伝えています。

考えてみると、自分は今の生徒さんくらいの年代、中学生のころから

「自分は努力しないとダメだ」

という強烈な思いがありました。

それをハッキリ自覚したのは、中学1年のときに受けた模擬試験でした。

当時は、中学校で模擬試験が行われていました。

今の「みやぎ模試」「ぜんけん模試」と違って、全員参加です。

そして、成績優秀者は、氏名・得点・所属中学校・順位が発表されます。

その成績優秀者を見ていて、わたしが感じたのは、

「できるヤツがこんなにいるのか...」

ということでした。

確かに、わたしは自分の中学の中では、上のほうにいました。

しかし、受験者全体から見ると、「さらに上がいる」

自分の得点・順位なんかは、彼らに比べれば、カスリもしません。

「この人たち、いったい、どういう勉強して、こんな風になってんの?」

と、驚いたことを今もハッキリ覚えています。

要は、「井の中の蛙」状態だったわけです。

次回に続きます)

コツコツを生徒さんに勧める理由 ~半分以上は自分に向けて言っています~ その2 2023/12/26

前回の続きです)

それまで、勉強は特に怠けていたわけではありません。

熱心にやる必要性・必然性がなかったというのが、正直なところです。

模擬試験の成績優秀者を見て、不思議なことに、

「自分はとても手が届かない」

「カスリもしない今の自分では、無理」

とは思わなかったのです。

「この人たちみたいになりたいな~」

という強い思いが芽生えました。

で、どうするか。

わたしの出した結論は、

「コツコツやる。

これしかない」

ということでした。

「コツコツどうやったか」というのは、市販されていた問題集を買ってきて、手当たり次第に解いていた記憶があります。

いま思えば、もう少し効率よくやれる方法はあったはずですが。

幸い、毎日の日課をコツコツやっていくのは、わたしの性に合っていたのかもしれません。

「勉強をやりたいか、やりたくないか」

そりゃあ、「やりたくない」です。

でも、そこでホントにやらなかったら、のちのち大変なことになるだろうという考えはありました。

また、毎日コツコツやっていくのは、そこまでイヤというわけでもありませんでした。

そんなこんなで、中2の冬休み明けの模擬試験では、中1のときにカスリもしなかった成績優秀者に食い込むことができました。

次回に続きます)

コツコツを生徒さんに勧める理由 ~半分以上は自分に向けて言っています~ その3 2023/12/27

前回の続きです)

もちろん、努力をすれば、自分の願望がかなうとは限りません。

ただ、努力をしなければ、願望がかなうことはない、というのも、真実です。

わたしの場合、生徒さんと違って、自分の入試はとうの昔に終わっています。

しかし、塾をやりくりしていくという仕事があります。

そして、塾の運営に当たっては、わたしなりの「願望」「目標」があります。

これは、受験学習以上に難しいです。

わたしがやれることといったら、

「コツコツできることをやる」

これ一択です。

いま、コラムを書いているのも、YouTube動画・Twitterの更新も、そのコツコツの一環です。

ですから、生徒さんに向かって

「コツコツできることをやってください」

と語っているのは、実のところ、半分以上、自分に向けて言っています。

これを生徒さんに語るたび、

「自分もこの言葉通り、コツコツやっていこう」

と感じるのです。

実のところ、こうした方法以外で、確実に良い結果を出せるようなものがあれば、是非ともそれをやってみたいと考えています。

世の中には、「魔法の○○法」というものがあるらしく、それを声高に宣伝されている方がいらっしゃるようです。

ただ、わたしはどうしても、信用できません。

結局、わたしの肌に合う「コツコツ」でやっていくしかないようです。

なぜ「満点を取ってください!」なのか? その1 2023/12/28

冬期講習たけなわです。

生徒さんたちは、正規の講習以外に、自習室での学習にいそしんでいます。

さて、今回のコラムでは、わたしが授業のとき、あるいは演習問題を個別に生徒さんに課すとき、ときどき口にするセリフについてです。

わたしは、生徒さんに、

「この演習問題の、大問1・2の部分は、満点を取ってください!」

というようなフレーズを口にします。

「全部満点!」とは言いたいですが、そこは少し抑えています。

そういわれた生徒さんは、多少の戸惑い、苦笑いの表情を浮かべながら、問題に向かいます。

もちろん、問題には、どちらかと言えば易しいもの、ちょっと難しいもの、いろいろです。

わたしが、

「満点を取ってください!」

というのは、難しい問題ではありません。

どちらかと言えば基本的なものの場合です。

例えば、↓のような問題です。

理科のテキストの一部

数学のテキストの一部

「満点を取ってください!」

わたしがこのように言っても、ホントに満点というケースは残念ながら多くありません。

これは、今後のわたしの課題です。

では、なぜわたしが「満点」にこだわるなのか。

1.入試では難しい問題が解ける以上に、基本的な問題を間違えないことが大切

2.基本的な問題だと、生徒さんの緊張感が下がる

だいたい、こんなところでしょうか。

次回に続きます)

なぜ「満点を取ってください!」なのか? その2 2023/12/29

前回の続きです)

前回のコラムでお話ししたように、入試では基本的な問題を間違えないことが非常に大事です。

これは、難しい問題が解ける以上に重きを置く必要があります。

定期試験・模擬試験で、生徒さんが書いた答案を見ると、これがよく分かります。

「この問題、この生徒さんなら、解けるはずなんだけど...」

こういう問題の多いこと、多いこと...

学習の「深さ」が足りていないということです。

そして、目立つミスとしては、

「問題をきちんと読まない、理解しないで答えを書いている」

という点です。

例を挙げるとこんな感じです。

 

・kg(キログラム)とg(グラム)をゴッチャにして計算している

・「記号で書け」という指示に対して、「言葉で回答している」

 

ホントにウンザリするほどです(苦笑)

ただ、逆に言うと、それだけ試験問題の指示というのは、細かい部分ひとつひとつに注意していかなくてはならないということなのです。

かくいうわたしも、彼らと同じ年代の頃には、指示と違う形で答えを書き、バツを食らったこと、数知れず、です。

その後、この種の間違いをしないよう、留意して問題演習に臨みました。

重要なのは、緊張感を持って、問題に取り組むという姿勢です。

そういうふうにして初めて、合格点を突破できます。

今年1年ありがとうございました 2023/12/30

12月30日を迎えました。

明日は大晦日です。

今年最後のコラムとなります。

教室での指導は昨日が年内最終日でした。

今日は、諸整理をしています。

日々、整理はしているつもりなのです。

が、こうしてみると、片づけなくてはならないもの、不十分に整理をしているもの、こんなのばかりが目につきます。

思い返してみると、今年はわたしにとって、指導形態を家庭教師から塾での指導に切り替えた「元年」です。

今までとは、相当に勝手が違います。

やりくりしていく上で、「初めての経験」が多かったです。

この経験を、来年以降につなげていきたいです。

そして、塾として、「さらなる高さ」を目指します。

限界突破を実現したいです!

また、今年は、ようやく5月に「新型コロナ」が第5類、すなわち「インフルエンザ並み」になりました。

わたしは、5類になってから、コロナにかかってしまいました。

実際に感染してしまうと、なかなかにきつく、苦しいものです。

今は、インフルエンザが流行しています。

こうした病気には、できる限りの防止策をとっていきます。

今年1年も、多くの皆様に支えていただきました。

感謝申し上げます。

コラムは来年1月3日より再開です。

どうぞよいお年をお過ごしください!

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