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5月に入っても、コロナは落ち着く気配を見せません。
そのため、仙台市立の学校は、5月末まで休校ということになってしまいました。
生徒さんは、この座敷牢生活がもう1か月続くわけです。
この特殊な時間と空間を、無為に過ごすか、有意義に過ごすかで、その後の入試結果はかなり変わってきます。
わたしもこうした時代の波に逆らうことができず、現在はオンライン指導を行っています。
これまでの対面指導から、オンライン指導へ変わるときには、スマートフォンやパソコンといった、文明の利器に頼りました。
そのとき、ご父兄や生徒さんと接していて、わたしが今一度感じ入ったのは、
「わたしの担当する生徒さん、ご父兄はクォリティーが高い!」
という点でした。
「クォリティーの高さ???」
それは、わたしが家庭教師の派遣会社の仕事を請け負っていたときのことを思い出すと実感します。
ご同業の方々からの話を聞いたときも同様です。
家庭教師という指導形態は、勉強の苦手な生徒さんが集まってくる傾向にあります。
それだけならば構いませんが、中には「そもそも指導自体が成り立たない」というケースも一定数あります。
わたしの場合、「そもそも指導自体が成り立たない」というケースは存在しません。
それが結果として、生徒さんのクォリティーの高さにつながっています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「そもそも指導自体が成り立たない」というケースは、例えば次のようなものです。
.....「勉強イヤだ」と言って、突然パラパラを踊り出す。
.....勉強部屋に入って指導をしようとしたら、「オレは家庭教師なんてイヤだって言ってんだよ〜」と叫ぶ声がする。
.....指導日に行ったら、生徒は部屋に立てこもって、母親はオロオロしている。
.....国会の牛歩戦術よろしく、ダラダラ・ノロノロとして、5分もあれば解ける計算問題を30分くらいかける。
上記はいずれもわたしが派遣会社から紹介された案件で体験したことです。
こういう生徒さんに当たっても、その当時はわたしにNO!を言う権利はありませんでした。
現在、勉強の苦手な生徒さんは来ても、「そもそも指導自体が成り立たない」という生徒さんは存在しません。
今なら、当然「お断り」するからです。
そして、ありがたいことに、「そもそも指導自体が成り立たない」という生徒さんを持つご父兄からの依頼は、ほとんどありません。
さらに、生徒さん以上に「アッと驚くようなご父兄」もいらっしゃいました。
具体例については、ここで書くのは差し控えます。
いずれにせよ、「指導以前のお話」でした。
「かかわってはいけない方々」とのお付き合いがないというのは、精神衛生上にも実にいいです。
「生徒さん・ご父兄のクォリティーの高さ」というのは、そのようにして成り立っています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
前回まで、「わたしの担当する生徒さん、ご父兄はクォリティーが高い!」ということを述べてきました。
ただ、わたしとしては、今のレベルに安住しているつもりはありません。
生徒さんの指導は、より高いレベルを常に追い求めていかなくてはなりません。
「より高いレベル」というのは、試験の結果・進学実績だけではありません。
学習に対する姿勢をよりきちんとしていくことです。
確かにわたしの生徒さんは、かつてわたしが派遣会社から紹介されたり、ご同業の方々の生徒さんと比べて、クォリティーの高さを感じます。
それは、わたしの誇りでもあります。
ただ、課題はもちろんたくさんあります。
その点は、できる限り克服していかなくてはなりません。
それは、わたしと生徒さんとの「戦いと格闘」でもあります。
とにかく、わたしとしては、100%近くまで、生徒さんの力を引き出したいと考えています。
「能力をつける」ことはできません。
が、理論上100%の力は引き出せます。
それはそれで大変ではあります。
「かかわってはいけない方々」を排除することで、その分、いま担当している生徒さん・ご父兄とはとことん関わっていきたいのです。
この点、これからも徹底してこだわっていきます。
現在、一応は「ゴールデンウィーク」ということになっています。
ここで「一応」と書いたのは、通常のゴールデンウィークと今年のそれとは、かなり様変わりしているからです。
今年のゴールデンウィークは「コロナ休校」の延長です。
部活の大会もなければ、家族で遠出などということもありません。
休校措置が終わったと思ったら、再び延長ということが繰り返されています。
そのため、休校の対応に、学校の先生方もてんやわんやになっているであろうことは容易に想像できます。
この「コロナ休校」間の措置については、学校ごとに対応の差が見られました。
わたしが見聞きしている限り、小学校間では大きく違っているということはありません。
ただ、中学校の場合は、そこそこ目に見えるような違いがあります。
それは、同じ仙台市立の中学校においてもです。
仙台市内の中学であれば、金太郎飴のように「どこでもまるっきり同じ」というわけではありません。
想像するに、いろんな指示は市の教育委員会から来ているはずです。
しかし、今回のコロナ休校は、前振りなしに総理大臣の鶴の一声で決まりました。
そのため、諸々が間に合わず、結果として学校ごとの裁量に任されている部分が結構出てきたのかもしれません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
前回述べた「中学校間の差」というのは、例えばこのような感じです。
<A中学校>
3月休校時から、各教科、実技教科に至るまでかなりボリュームのある課題が出される。
3月下旬あたりから登校日はだいたい週1回。
登校日ごとに1週間分の課題がプリントで配付される。
4月下旬当たりからは、いまの学年の予習・先取り分の課題もある。
<B中学校>
3月休校時には、休校期間の学習について指示なし。課題なし。
3月下旬、本来の春休み期間で「春休み5科のまとめ」のような市販教材が配付される。
登校日は10日〜2週間に1回程度。
その都度、期間分の課題がプリント配布される。
4月中旬当たりからは、いまの学年の予習・先取り分の課題もある。
<C中学校>
3月休校以来、休校期間の学習について指示なし。課題なし。
登校日等の指示なし。
4月半ばあたりに、今後について連絡あり。
4月20日あたりに、課題の指示がある。
<D中学校>
3月休校以来、2週間に1回程度の登校日あり。
学習についての指示はなし。
その代わり、市のほうで生徒全員にオンライン指導用の学習サイトの提供を開始。
そのサイトを通じて、これまでの復習や予習ができるようになっている。
ただしそれは、任意でのしようということになっている。
D中学校は仙台市ではありません。
仙台市で、そのような学習支援サイトの提供はありません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
同じ仙台市内の中学でも対応が分かれた理由は、定かではありません。
たぶん、準備期間も同じであるはずです。
先生方が置かれた状況も、どこも大きく変わりません。
突然のことで、先生方も相当にギリギリのところでやっていらっしゃったのだろうと想像します。
確かに、課題が多ければ、それだけ「面倒見がよい」ということにはなりません。
しかし、まるっきり学校のほうから学習の指示がないと、それはそれでご父兄として不安に感じるのも人情です。
それが、中3生をお持ちのご父兄であれば、なおさらです。
ちなみに、前回述べたA中学校というのは、仙台市内の中心部から離れたところにあります。
いわゆる受験の激戦地ではありません。
また、C中学校もいわゆる激戦地にはありません。
春休み・夏休みといった長期休暇に課題の多い中学校は、今回も「課題ガッツリ」でした。
逆に、長期休暇の課題がアッサリしているところは、今回も「アッサリめ」でした。
ですから、この違いは、校長先生を筆頭とする管理職の考え方にあるのではないかと想像します。
いずれにしても、まだしばらくは休校が続きます。
学習は継続性が大事であることは申すまでもありません。
引き続き、飽きずにやっていくことが肝要となります。
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現在、当地でもコロナによる「緊急事態」は継続中です。
それを受けて、学校は基本的に5月末まで休校となっています。
その一方で、県のほうは「休業要請」を出していた業種に対し、「要請解除」を決めました。
そのような流れ、そして、宮城県におけるコロナ感染者の状況を総合的に判断し、今後は以下のような方針にて対面指導を再開することといたします。
1.対面指導の再開は、「宮城県内の緊急事態宣言」が解除されてから。
2.5月末以前に「緊急事態」が解除されれば、その時点から対面指導を再開。
3.「緊急事態」中は、オンライン指導を継続。
4.対面指導を再開するにあたっては、2〜3日の周知期間を置く。
以上です。
よって、例えば、5月14日に「緊急事態宣言」が解除されれば、学校が休校中であっても、対面指導を再開いたします。
以上は、担当しているご家庭へ、別途通知済みです。
本来、わたしのような学習指導形態は、休業要請のしばりを受けておりません。
しかし、コロナの感染状況を考慮し、4月20日以来、オンライン指導を続けてきました。
現在、9日連続して宮城県のコロナ感染者は0です。
また、本日現在、コロナによる死者はおりません。
入院中となっているのは10名です。
4名が宿泊療養中で、74名が退院・療養解除となっています。
以上の数値は、こちらから引用しました。
こうした現状を踏まえ、いまこの時期に「対面指導の再開」をこのような形で発表する必要があると判断いたしました。
もし、感染者の急激な拡大など、状況が大きく変化したときには、改めて対面指導の再開時期をお知らせいたします。
よろしくお願いいたします。
コロナによる「緊急事態」は、依然として継続中です。
しかしその一方で、今後の状況によっては、5月31日までの期限を待たずして「緊急事態」が解除されるかもしれないという流れになっています。
ただ、当地での「コロナ休校」は5月末までです。
生徒さんにとっては、「退屈で窮屈な日々」が続きます。
そうした中で、このところ、中学校から出される休校中の課題を見ておりますと、当初のものとは様相が違ってきています。
具体的にどのように違うのかというと、3月あたりから4月半ばまでは、これまでの復習がメインでした。
一方、このごろは各教科とも、現在の学年の予習課題がちらほら見られるようになっています。
予習課題というのは、まだ学校の授業ではやっていないところをやって来るようにというものです。
その際は、いまの学年で使う教科書を見たりしながらでもいいことになっています。
今までも予習課題というのは、中学校でなかったわけではありません。
それは例えば、英語の新出単語や国語の新出漢字などを調べてくる、というようなものでした。
ところが、今回の課題というのは、全く学校の授業で触れていない部分の問題演習をするというものです。
やむを得ない事情とはいえ、わたしには随分と新鮮に映りました。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
学校がこうした予習課題をすでに出してきている理由というのは、複数の見方ができます。
1.学校の授業が始まってから、新しい単元の指導がスムーズに運ぶようにするため
2.新しい単元にかける時間を短縮するため
これはどちらか片方というわけではなく、両方が狙いでしょう。
仮に学校の授業が6月1日から始まっても、授業時間に制限のある可能性が高いです。
そのような理由で、先生方は授業の際、「サラッと流す」機会は多くなるでしょう。
それゆえ、偏差値55以上の中学生は予習・先取りに軸足を移すべきです。
なぜ「偏差値55以上」なのか。
このくらい以上の力の生徒さんであれば、学校の授業なしでも自力で予習・先取りを進めることができると思われるからです。
逆にいうと、そこまでの偏差値に達していない生徒さんは、自力でガンガン進むのは困難です。
また、予習・先取りというと、定番教科は数学・英語、特に数学です。
が、理科・社会に関しても、教科書・問題集のまとめ・youtubeの学習動画を参照しながら、予習・先取り、問題演習をすることは可能です。
というより、今のうちにそれをやっておかないと、特に中3生は、今年の暮れあたりになって、「間に合わない.....」となるおそれがあります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
わたしが各所から聞いている話を総合すると、進学塾では予習・先取りが進んでいます。
それは主として英語・数学ですが、理科・社会に関しても同様です。
学校は授業再開に当たって、特に次の点に気を付けています。
「どのような形であれ、わずかずつでも授業をやっていく」
「生徒の健康を損ねたり、コロナに感染する事態にならないよう最大限の配慮をする」
そのようなわけで、先生としては、できる限り安全に授業をすることが第一の目標です。
授業そのものの質を上げることは、二の次、三の次です。
それは、学校というものを考えれば、致し方がありません。
学校のそういう現状を、受験関係者はよく心得ています。
そのような理由で、特に偏差値55以上の生徒さん向けには、これまで以上に予習・先取りを抜かりなく行うように留意しています。
受験は学校の授業が正常に動いてこそ成り立ちます。
学校の授業は大事です。
それゆえにこそ、今のこの時期に、予習・先取りの比重を高めていかねばなりません。
受験には入試があり、入試実施日があります。
その日がいつになろうとも、今のうちから心づもりをしておく必要があります。
なかなか大変なことではありますが.....
連休以降、「9月入学」という話はマスコミで取り上げられる量が減っているように思います。
しかし、この点については、今も受験生、および受験生をお持ちのご父兄から「どうなるんでしょうね?」という質問が寄せられます。
そのような経緯があり、今回は、4月29日付「動画で雨か嵐か」の「9月入学をブチ上げる前に」で述べたことに補足する形でコラムを書き進めます。
まず、申し上げたいことの結論を申し上げますと、
「この時期に受験生やご父兄にこれ以上の動揺を与えるな」
という一言に尽きます。
この「9月入学」が取り上げられるきっかけとなったのは、村井知事の発言でした。
そして、それを全国知事会で正式に提言するというのです。
わたしはこのニュースを聞いたとき、
「この時期に、何言ってるの?」
という風にしか思えませんでした。
それは、現在も変わっていません。
そして、次に思い浮かんだのが、受験生やご父兄のことでした。
「きっと、これ、動揺を与えるだろうな」
と感じました。
そういう予感は的中しました。
そして、わたしのもとに、「9月入学ってどうなんでしょうか?」という声が何件か寄せられました。
受験生やご父兄が、相当にナーバスになってる様子が伝わってきました。
受験生やご父兄とすれば、当然の反応です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
この時期の「9月入学」ブチ上げについては、こうした反論が予想されます。
.....9月入学になれば、入試も半年遅れるわけだから、むしろ受験生には余裕ができる。
無理にカリキュラムをギチギチに詰め込む必要はない。
だから、「9月入学」だっていいのでは?
受験生に有利になるのに、どうして今、「9月入学」って言っちゃいけないの?
こう書くと、いかにも「もっとも!」という感じがします。
しかし、受験生やご父兄の立場からすると、そうではありません。
受験生やご父兄からすれば、「受験の時期がいつになるのか、宙ぶらりんの状態にされることが一番不安になる」のです。
「9月入学」で結果的に有利になるか、不利になるかという問題ではありません。
「雑事に煩わされず、静かな環境で受験に臨む」ことが最も望ましいのです。
ただでさえ、受験生やご父兄は不安なのですから。
そのような折に、今回のコロナで授業が遅れてしまっています。
かてて加えて、これまでどおりに4月入学になるのか、9月入学になってしまうのかという状態に置かれては、
「いい加減にしてほしい!」
と感じるのも人情というものなのではないでしょうか。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
政治家というのは、権力を使って、今までやれてこなかったことをやっていくという志向を本能的に持っています。
新しいことをブチ上げるというのは、政治家としての性(さが)です。
ちょうど受験関係者が「より難関校へ!」というようなものです。
ですから、村井知事が「9月入学」を公の場で提言したというのも、理解できなくはありません。
そして「9月入学」には、長所が多いことをわたしも認識しています。
「9月入学」については、水面下で準備していてもらっていいと思います。
し・か・し!
どんなにメリットが大きいことを導入するのでも、物事には順序と優先順位があります。
受験生とご父兄の立場からすると、コロナのことが少し落ち着いたころ、「9月入学検討」と言われれば、「まあ、それもありかな」と感じるでしょう。
また、学校再開の見込みがまるっきり立たず、いよいよ受験はどうなると感じるようになって、「9月入学検討」と言われれば、「まあ、それもやむを得ないかも」と感じるでしょう。
村井知事の発言には、そうした配慮が全く感じられません。
他の知事も同様です。
もちろん、彼らにとっては、将来を見据えた大多数の幸福のほうが重要です。
しかし、最優先して考えるべきは、「9月入学」で最も影響を受ける受験生、そしてご父兄です。
わたしが無邪気な政治家の発言に憤るのは、この点にあります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
学校教育をどうすべきかについて、村井知事がまずもって発言すべきことは、
「コロナから子供を守りながら、いかに学習の流れを存続させていくか」
ということに尽きます。
「国際基準」で「9月入学」になっているとか、「9月入学」のほうがメリットは大きいとかいうことは、二の次、三の次です。
村井知事などの政治家の発言を聞いていると、
「9月入学」=国際基準=よいもの
「4月入学」=日本だけ=遅れたもの
という図式を信奉して、「この機に乗じてやっちゃえ!」という意図を感じてしまいます。
わたしとしては、鼻白む思いだけが残ります。
ただ、吉村大阪知事がいみじくも語ったように、こういうときでないと、「9月入学」はなかなか実現しないであろうとは感じます。
わたしのような者が、こうした空間で政治家に物を申したところで、彼らに届くことがないことくらいはよく心得ています。
所詮はごまめの歯ぎしりです。
しかし、受験に携わる者として、どうしても黙っていることができません。
それは、受験生やご父兄の顔が眼前に浮かぶからです。
いま最重要課題は、現実問題として受験を控えている受験生、そして受験生をお持ちのご父兄への負担が最も軽くなることです。
その点は、知事さんたちも納得してくれるのではないでしょうか。
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14日、宮城県内に出されていたコロナの緊急事態宣言は、解除されました。
7日のコラム「対面指導再開の方針について」で述べたように、以下の要領で通常の対面指導に戻します。
1.オンライン指導から、対面指導への切り替えは、18日(月)の指導から。
2.実施時間は、通常の時間の通り。
3.通常の時間に実施が難しい場合は、個別に応相談。
4.コロナの感染状況により、対面指導が困難と思われる事態が生じたときは、オンライン指導を実施。
以上については、担当しているご家庭に通知いたしました。
オンライン指導の期間中、ご家庭のほうからは
「対面指導はいつからになるのでしょうか?」
「できれば早めに対面指導を再開してほしい」
というお問い合わせ・ご要望が何件か来ておりました。
いずれも受験生をお持ちのご父兄からです。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、コロナの危険が去ったわけではありません。
第2波、第3波があるかもしれないと報道されています。
現に北海道や韓国などで、それが起きています。
対面指導の実施に際しては、マスク着用、うがい・手洗い励行など、「当たり前のことを、当たり前に、粛々とやっていく」ことに留意します。
ご家庭には、引き続き何かとご不便をおかけするかもしれません。
当方としても「やれることを、やれる範囲で、やれる限り」という方針のもとにやっていきます。
よろしくお願いいたします。
表題の件につきましては、次のようになりました。
主要部のみ発表いたします。
<中学生>
◎4月みやぎ模試
中2 439点 偏差値 65
中3 419点 偏差値 65
中3 453点 偏差値 69
中3 344点 偏差値 56
◎4月ぜんけん模試
中3 409点 偏差値 67
今回の試験は、コロナの影響で、自宅受験で実施されました。
そのため、通常行われる試験とは、ちょっと勝手が違っていて、戸惑った人も多かったかもしれません。
今後の模試については、どのような形で実施されるか、「コロナの状況次第」ということになると思われます。
好成績を取っている生徒さんは、いずれもコツコツと努力しています。
偏差値65は、仙台一高のボーダーにあと少しです。
偏差値69は、仙台二高のボーダーをやや上回るくらいです。
また、今回、偏差値65以上の生徒さんは、いずれも平均評定が4.7以上です。
「コロナ休校」時の学習がどのようなものだったか、今後2〜3か月後には結果が出てくるでしょう。
入試の実施時期等、やや流動的になっていることは否めませんが、どのようになろうとも、「コツコツ努力」は続けていくようにしましょう!
わたしも全力で応援します!
去る6日、「コロナがもたらす学力格差」という題で、動画をアップしました。
今回のコラムは、それに補足する形で書いてみます。
動画の趣旨というのは、
「コロナ休校でしっかりやれた人、そうでなかった人とで、学力格差が生じる」
「留意すべき格差というのは、上位層、中位層、下位層といったグループ内での格差」
というものです。
「グループ内での格差」というのは、少々わかりにくかったかもしれません。
今、各所で「問題」として取りざたされているのは、次に述べるような「格差」です。
....学校では約3か月、授業ができなかった。
生徒はとにかく家でじっとしていなくてはならなかった。
3月からの休校もあまりに突然で、現場の先生方もかなり対応に苦慮した。
学校でも、そのまま放置するわけにもいかず、宿題を出すなどした。
当初は復習課題が主だったが、最近は予習課題も出てきている。
その際、それがこなせる生徒、こなせない生徒の差が歴然としている。
できる生徒は、ますますできるようになる。
できない生徒は、ますます分からなくなる。
こうした格差は困ったものだ.....
しかし、その「困ったこと」というのは、あくまで「学校の視点」です。
ご父兄の視点からすると、それは「困ったこと」ではない、というのが、動画の趣旨でした。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「学校の視点」からすれば「困ったこと」なのに、「ご父兄の視点」からは「困ったこと」ではないというのは、どういうことでしょうか。
学校で授業をする場合、公立小中学校では、能力別でクラスが編成されていません。
公立小中学校における学年やクラスというのは、たまたま誕生日が近くて、住んでいるところが近い生徒同士というのが共通しているというだけです。
同じ学年でも、生徒間の能力・習熟度の差は、歴然としています。
それは低学年でもそうです。
例えば、同じ中3生でも、高校の数学をバンバン解いている生徒がいます。
そうかと思えば、東西南北がどちらの方向かよく分かっていない生徒もいます。
九九のあやふやな生徒もいます。
そういう生徒同士が、同じ教室で、たまたま誕生日が近いというだけで同じ授業を受けています。
「学校の視点」からすると、生徒間の学力格差がこれ以上広がるのは、運営をする上で困るわけです。
しかし、入試の際には、同学年で高校数学をやっている生徒と、九九のあやふやな生徒が同じ高校を目指すことはありません。
習熟度別に住み分けがなされます。
ご父兄にしてみれば、ヨソ様の子供はともかく、我が子がどうなるかが関心事です。
我が子が同じ程度の学力層で、どれほどの位置になるのかが最重要課題です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
ご父兄が真に困るのは、「コロナ休校」の過ごし方で、同じ学力層内で相対的に学力が落ちてしまうことです。
例えば、トップ層にいる子供を持つご父兄にとって、関心事は、「トップ層内での学力がどうなるか」ということです。
トップ層はこのコロナ休校において、相当量の学習をこなしています。
ですから、「勉強していました」というだけでは、「勉強量はこなしたのに、思ったほど成績が上がっていない」ということになりかねません。
トップ層にいる人たちというのは、少数の例外はあるものの、よく勉強しています。
机に向かうことを苦にしません。
トップ層にあって学習量をこなしていなければ、一気に成績がガタ落ちしてしまうおそれもあります。
何しろ、部活動もなく、時間だけはたっぷりありました。
理論上は、十分すぎるほど十分に学習が可能だったはずです。
逆に中下位グループにいる生徒さんは、なかなか自分一人で十分な学習ができるとは言えません。
そのため、それなりに勉強をしていけば、思った以上に成績が改善する可能性があります。
ただし、その改善状況は、あくまでグループ内で相対的によくなるということです。
グループを飛び越えての改善は困難です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
学校側の視点に立つと、「コロナ休校」で個々の生徒の学力格差が大きくなりました。
それを契機として、考えなくてはならないことが出てきます。
その中で、先生方にお願いしたいのが、課題です。
特に中学校の英語・数学の課題が、全員一律というのは、見直したほうがいいのではないでしょうか。
今回の課題を見ていると、これらをこなせるのが、「平均ちょい上」くらいの生徒さんたちです。
定期試験で150点を取れない生徒さんの場合、まるっきり消化不良になってしまっています。
できるところをわずかにやって、あとは一緒に渡された模範解答を写経するというのが精一杯です。
そのあたりのことは先生方も十分にご承知のはずです。
英語を例に挙げれば、満点近く取れる生徒と、ほとんどの単語が読めなかったり、heとsheの意味の区別が付かない生徒が同じ課題に取り組んでいるのです。
試験が同じ問題なのは致し方がありません。
が、課題に関しては工夫の余地があるのではないでしょうか。
課題を「普通」と「超基礎」に分けて、自分の学力に合わせて選択できるようにするとかです。
先生方の負担が大きければ、教材作成業者の力を借りてもいいかもしれません。
教材作成業者は優秀ですから、先生方の方針さえ決まれば、よいものを作ってくれるはずです(たぶん)
いずれにせよ、コロナという災難を活用し、「転んでもタダは起きない」となることを願っています。
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ときどき思い出したように行う「対抗バトル」です。 今月の「対抗バトル」では次の生徒さんを「英雄認定」いたします。
(模擬試験の部)
仙台市太白区 中学3年 Aさん
☆前回比 偏差値2アップ 改善率2.98ポイント
(敢闘賞)
富谷市 中学3年 Bさん
仙台市太白区 中学2年 Cくん
今回は3人が「英雄認定」です。
模試の部での入賞を果たしたAさんは、「系統だった学習」をしっかりやっています。
「コロナ休校」を活用し、英数国の基本教科をみっちりこなしました。
受け持った当初に比べると、学習に関する「足腰が強くなった」印象を受けます。
さらにワンランク上を目指します!
Bさん、Cくんは、「模試初挑戦」でした。
そうした中、赫々たる成果を残しました。
それを祝しての「敢闘賞」です。
中3生のBさんは、コツコツとやっている様子がよく分かります。
あとは受験に向けて「どうするか」です。
Cくんに関しては、計算力がすばらしいです。
珠算の実力は伊達でありません。
長所を生かして、点数の積み増しを図っていきます。
学校再開は今のところ予定通りに進んでいます。
再開となってからも、引き続き頑張っていきましょう!
本日現在の指導枠空き状況は以下の通りです。
お問い合わせをくださる方は、以下をご参照ください。
☆お問い合わせに当たって、合格実績を参考にしたいご父兄へ
当方の合格実績のページをご参照ください。
また、過去5年間の合格実績一覧もご参考にどうぞ。
<空き状況>
☆平日
14時以前あるいは22時以降のみ受け付けております。
☆土曜・日曜
土曜日に指導可能な時間帯があります
☆通常の時間における指導をご希望の方は、キャンセル待ちになります。
空きが出次第、順に指導を開始いたします。
現在、当方は原則として、4月以前の対面指導を再開しています。
また、指導地域を拡充し、「オンライン指導でも指導を行ってほしい」というご家庭のご要望にこたえます。
特にこれまでは遠隔地からのお問い合わせは、移動距離の関係で、お引き受けすることが難しい場合が多くありました。
そうしたご家庭へ向け、「オンライン指導でもOK」というご家庭があれば、お問い合わせください。
指導に当たって、当方は、特に次のような生徒さんの力になれます。
1.大学受験、赤点対策を希望する高校生
2.二華・青陵・附属など中学受験を予定する小学生
☆特に俊英四谷や栄光ゼミナールのサポートをご希望のご家庭
3.通塾しても、成績がなかなか上がらない中学生
☆特に仙台一高・二高といったナンバースクール、高専受験の際の塾サポートをご希望のご家庭
☆学習障害やADHDなどの発達障害を持つ生徒さん、大歓迎!
指導をお引き受けするに当たりましては、「生徒さんが、菊池の指導を受ける意思があること」のみが要件です。
一方、「うちの子供は、全くやる気がありません。何とかやる気の出るようにして下さい」というご依頼は、申し訳ございませんが、お引き受けできません。
菊池の指導を受ける気のない生徒さんの指導は、生徒さんそして菊池双方にとって得るものがありません。
そういうところに振り向ける労力を、成績を上げたいと望む生徒さんへ向けます。
塾と併用した場合の「その後の結果」については、弊サイトのコラムに詳細がございます。
上記を参考にお問い合わせをご検討ください。
引き続きよろしくお願いいたします。
先日、ツイッターを見ていたら、次のような趣旨のツイートが目にとまりました。
.....受験関係者の中で、英語・国語の長文を全部読む必要はないと指導している人がいる。
そういう人は、「これこれ、こういうやり方をしたり、こういう読み方をすべき」と言っている
こういう指導者には要注意。
わたしはこのツイートを見て、
「どこにでもいるんだな、こういう人.....」
と、思わず大きなため息をついてしまいました。
というのも、わたしは、生徒さんを通じて、このケースと同じような指導をしている人の存在を知ったからです。
その生徒さんというのは、中学生です。
そして、その生徒さんが通う塾の講師の方というのが、「英語の長文を全部読まなくても答えは出せる」と指導しているそうです。
そして、その際のテクニックを教えてくれているというのです。
そのようなわけで、その生徒さんは、「英語・国語の長文を全部読む必要はない」という風に思い込んでいるようでした。
何とも罪深い受験関係者がいたものです。
わたしは、上述したツイートを見るまで、自分の胸の内にとどめておこうと考えていました。
が、同じような受験関係者がほかにもいることを知り、さすがに黙っていられなくなりました。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
当然の話ですが、英語・国語の長文はしっかり読まなくてはなりません。
ただ、「しっかり読む」といっても、試験問題として読む場合、それなりの読み方はあります。
例えば「でも、そして、なぜなら」という単語に気を付けて読むように、などの指導はします。
しかし、そういう指導と、「長文を全部読まなくとも答えは出せる」という「指導」とは全く別のものです。
わたしも、その生徒さんから、「長文を全部読まなくてもいいテクニック」なるものを説明してもらいました。
わたしの感想としては、「そういう『テクニック』を使うなら、最初から無精をしないで読んだほうが速いし、正確では?」というものです。
許しがたいのは、生徒さんたちが、エセ「テクニック」を教える受験関係者の言葉を鵜呑みにすることです。
そして、「長文を全部読まなくてもテクニックを使えば楽勝」などと思い込んでしまうことです。
これは言ってみれば、「眠気を覚ましたい」という人に、お茶を売るのと、覚醒剤を売ることくらいに違います。
こういう「テクニック」なるものを嬉々として指導する「受験関係者」は、「受験関係者」と認めません。
先に述べたような講師は、「受験関係者をかたる麻薬の売人」です。
わたしとしては、こういう手合いと一線を画したいという気持ちで、本稿を記しました。
先般、あるご父兄から、数学の計算についてお話を伺う機会がありました。
それは「計算ミスが減らない!」「ミスを減らすにはどうしたらいいか」というものです。
お話をお聞きしながら、「自分と全く同じ!」と感じていました。
そして、それはわたしが日々感じていることでもあります。
数学の計算指導については、以前からとっている方針が一つあります。
それは、
「ミスをしない限り、やり方は問わない」
というものです。
言い換えると、
グチャグチャと書きなぐろうが.....
小さな字でコチャコチャと書こうが.....
暗算で途中式をスッ飛ばそうが.....
正解しているのであれば、OKということです。
乱雑に書いたり、小さく書いたり、あるいは暗算で済ませたほうが、「速い」ことは間違いありません。
事実、計算力に優れた生徒さんは、えてして暗算をして途中式をスッ飛ばしています。
それで正解をしているのなら、わたしはそのやり方を認めています。
しかし、いくら速くとも、間違いをしてしまったのでは何にもなりません。
計算が速く、しっかりできている生徒さんは、100人中、1人、2人いるかいないかなのではないでしょうか。
つまり、残り98人、あるいは99人は、「できる限り教科書通り」を実践しなくてはなりません。
ちなみに、わたしも98人、あるいは99人の中に入ります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
数学の計算というのは、自動車の運転に似ています。
それまできちんと計算してきても、たった1か所マイナスを見落としただとか、数値を勘違いしただけで、すべてがパーになってしまいます。
自動車の運転も同様です。
注意し過ぎるほど注意しても、ほんのちょっと気が抜けると、事故が起きます。
ただ、同じミスでも、数学におけるものと、自動車の運転とに違いがあります。
それは、数学の場合、「ミスをミスと思わないで通すことができてしまう」点です。
計算ミスをしても、「ミスしてしまった。だから次はそうしないように何とかしよう」と考えない生徒さんたちが、相当多数います。
そういう層の生徒さんたちは、いくらミスをしても、それを「痛み」と感じません。
指導をしていると、ほんとうに困ったものだと毎回感じます。
しかし冷静に考えてみると、、例えば高校入試において、そういう生徒さんは、同じような感覚の人たちと競合します。
そういう意味からすると、こちらが目くじらを立てても、実害はさほど大きくないのかもしれません。
計算ミスを留意すべきは、平均以上、そしてトップ層に近づけば近づくほど、計算ミスには要注意となります。
簡単なところでつまずいてしまうと、残りの問題で失点をカバーするのが難しくなってしまうからです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
数学の場合、試験問題は<3>の(1)(2)...という具合になっています。
そのとき、(1)で求めた結果をもとに、(2)以降の問題を解いたりすることがしばしばです。
そうなると、(1)でお手付きをすれば、それ以降の問題は丸坊主状態です。
それは理科の物理分野などでもしばしば起こります。
トップ層の場合、入試となれば、大きな計算ミスはしません。
それゆえのトップです。
しかしながら、「絶対に間違わないか」と問われれば、神ならぬ生身の人間として、「絶対に間違わない」ということはありません。
逆にそこで簡単な計算ミスをしてしまうと、入試としては致命傷になります。
わたしが指導している限り、トップ層にいる生徒さんでも、計算ミスはあります。
トップ層にいる人がそうであれば、それ以外の生徒さんたちはなおさらです。
このようなことを言っているわたしも、計算はいまだに自信がありません。
もちろん、ミスをしないように気を付けてはいます。
が、数式が複雑になると、「100%絶対ノーミス」というわけにはいきません。
わたしが計算するときに、それなりに慎重にしていて、計算をしょっちゅう間違える生徒さんが、わたしより雑に解いているのは、見ていて耐えられません。
そういう事情のあるがゆえに、計算は慎重にしていかなくてはならないと考えます。
今週から、学校再開へ向けての動きがだいぶ出てきました。
仙台市内の多くの小中学校では、今週、1〜2日間の登校日を設けています。
そこで今回は、仙台市内の中3生が、6月1日以降、どのような学校生活をするのかについて、「高校受験」という観点から述べてみます。
以下は5月28日現在での予定・展望です。
◎1学期中間試験・・・中止となる可能性大
本来ですと、6月中旬から下旬にかけて行われる予定であった1学期の中間試験は、中止となる可能性が大きいと予想されます。
その根拠は、市内の一部の中学校で、すでに中止が公式発表されているからです。
同じ市内の中学で、1学期中間試験を実施するところとしないところが分かれるという事態は、あまりないのではないでしょうか。
よって、他の中学も同様であろうと思われます。
◎夏休み短縮・・・例年より短くなる
夏休みの短縮については、例年より短くなる旨の公式発表がありました。
(例年)
35日
(今年)
8月8日〜18日までの11日間。
8月3日からの5日間と、8月19日については各学校の実情に応じて授業または休業日に充てる。
市内の学校は、すでに多くの学校で冷房の設備工事がなされています。
このため、こうした措置も可能になったものと思われます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
◎9月入学・・・見送りほぼ決定。
4月末あたりから公然と語られるようになった9月入学は、見送られる運びとなりました。
これは27日〜28日に報道された通りです。
前兆はありました。
安倍総理が去る25日の記者会見で、「慎重に見極め、拙速は避けるべき」と語っていることが挙げられます。
また、萩生田文科相も26日に同様の発言をしています。
このような発言の背景には、次のようなものがあると考えられます。
(1)緊急事態宣言が全国的に解除された。
6月学校開始が可能であり、9月入学にしなければならない必然性が弱まった。
(2)9月入学は、面倒で、思いのほか費用がかかる。
よって、「4月入学」は基本的に維持されると考えます。
◎入試実施時期・・・「4月入学」をベースに原則例年通り。
☆ただし時期は2〜3週間程度遅れる可能性あり。
本日現在、高校入試の実施時期に関して、延期等の公式発表はありません。
仮にコロナ第2波が来て、かなりの広がりを見せれば話は別ですが、今のところ、「例年通り」と考えておいたほうがいいです。
ただ、入試や入学を2〜3週間程度遅らせて実施という可能性もあり得ます。
いずれにしても、「9月入学」のような「大幅繰り下げ」にはならない見通しです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
◎修学旅行・・・秋口に実施予定。
複数の中学校で、修学旅行は9月から10月にかけて実施する旨、公式発表がなされています。
よって、多くの学校でも、その時期に修学旅行が実施されるものと思われます。
◎中総体・・・開催:中止=50%:50%
県のほうの総体は、中止になることがすでに発表されています。
一方、市の大会は、現在のところ「延期」のままです。
「中止」という公式発表はされていません。
県内の他地域はともかくとして、仙台市内では感染者がかなり出ています。
そして不幸なことではありましたが、中学校のALTの先生がコロナに感染し、その先生の勤務する中学では消毒などの措置が取られました。
高校入試は、今のところ、「予定通りに実施」することになっています。
大会を実施するかどうかは、現在のところ、50%の確率と考えています。
ただ、「中総体」という形ではなく、開催される種目、中止される種目が分かれる可能性もあります。
たぶん、中総体に関しては、周囲の空気を十分に読んだ後、「大人の対応」をした結果が出てくるとわたしは考えています。
以上は、あくまでも一個人の予想です。
当然、違ってくることもありますので、「参考意見」とお考えいただければ幸いです。
去る28日から30日にかけて掲載した弊コラム「仙台市の中3生 6月1日後の予定はどうなる? 〜予想と公式発表まとめ〜」についての続報です。
同コラム「その1」の中で、1学期中間試験の実施について、あらまし次のように記しました。
(1)1学期中間試験は、中止となる可能性が大きい。
(2)その根拠は、市内の一部の中学校で、すでに中止が公式発表されているため。
(3)同じ市内の中学で、1学期中間試験を実施するところとしないところが分かれるという事態は、想定しにくい。
しかし、このコラムを掲載したのち、同じ市内の中学で、7月28日に1学期中間試験を実施する旨、公式通知がありました。
わたしとしては、全く予想外のことでした。
なぜなら、定期試験の実施というのは、「横並び」であろうと思っていたからです。
そこで、仙台市教育委員会に尋ねたところ、次のような回答がありました。
(結論)同じ市内の中学でも、実施する中学、実施しない中学はあり得る。
(理由)定期試験を実施するかどうかは、学校の裁量であるから。
以上の理由で、1学期中間試験の実施は、各中学で実施状況が異なることになりました。
珍しいケースです。
つまり、わたしの予想は外れたことになります。
申し訳ございません。
今後、十分に留意していきたいと思います。
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