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県内の多くの学校では、本日より学校再開と相成ります。
休校期間中も何日間かは登校日が設けられていました。
それゆえ、生徒さんにとっては、これまでと大きく違わないのかもしれません。
しかし、ご父兄・学校の先生方・受験関係者など、周囲の大人たちにとって、「学校の正式再開」は大きな意味を持ちます。
一種の感慨のような、そして安堵のような、そんな心持ちがします。
一方、とりわけ、受験生となっている生徒さん、受験生をお持ちのご父兄にとって、不安の種が一掃されたわけではありません。
わたしとしても、受験生やご父兄の心情をおもんばかりながら、受験に向けて突き進んでいく姿勢はこれまで通りです。
学校の先生方が最も心を砕いているのは、「児童・生徒が安全に学校生活を送ること」です。
それはわたしも受験関係者の端くれとして、思いは同じです。
学校再開までの遠い道のり.....
前例のない事態であるにもかかわらず、休校中の課題作成、学校再開へ向けての指針等、ほんとうに大変でした。
先生方のご尽力に、感謝申し上げます。
ただ、学校の先生方も生身の人間です。
何でもかんでもできるわけではありません。
わたしとしても、学習面という限られた分野ではありますが、微力ながら、先生方のお手伝いをさせていただく所存です。
引き続きよろしくお願いいたします。
昨日、多くの学校で「コロナ休校」が終わりました。
多くのご父兄は、「ちょっと前身、ちょっと安心」というふうにお感じになったのではないでしょうか。
わたしも同様です。
ただ、学習面から見た場合、留意しておくべき点があります。
それは、学校は再開しても、必ずしも学習が始まったわけではないという点です。
例として、ある生徒さんの中学のスケジュールを見てみます。
1日、2日は、「全員登校」をします。
そこで学活をして、11時前には下校です。
1日、2日は、11時以降に「自宅学習」ということになっています。
そして、5日金曜まで、授業は「学活」のみです。
その「学活」では、身長測定など、学校として授業以外に行わなくてはならないことを行うだけです。
いわゆる「お勉強」の授業はありません。
「お勉強」の開始は来週からです。
それだけなら、わざわざ登校する必要がないとも感じてしまうかもしれません。
が、学校としては、正式な再開に向けて、慎重にやっていきたいのでしょう。
また、富谷市のある中学では、16日(火)までは分散登校です。
そこでは、生徒をA・Bの2グループに分け、1日おきに登校と休校が交替で実施されます。
いわゆる「お勉強」の授業がどうなるのかは、まだ分かりません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
致し方がないとはいえ、学校の開始状況は、特に中3生を持つご父兄にとって、心穏やかにはいられないと思います。
学校の授業は、受験の基礎になるべきものだからです。
そういう前提が崩れてしまうと、全員が同じ条件とはいえ、不安のみが募ります。
ただ、受験関係者は、学校がそのような状況になるだろうということを先に見越して様々な策を練っています。
特にトップ層の学習は、「コロナ休校」を利用して、相当先取りを行っています。
そして、夏休みが短縮されることを想定して、「書き入れ時」たる夏季講習の学習量を「コロナ休校」中に前倒しするという発想の仕方をしています。
ですから、学校の「お勉強」の授業が始まろうが、延期されようが、どのような事態にも対応できるようになっています。
その点においては、受験関係者を信用していただければ幸いです。(一部例外はあるかもしれませんが.....)
また、仙台の中総体は中止が決定しました。
運動部関連は、6月をもって、基本的に引退です。
吹奏楽部など、文科系の部活は、文化祭まで部活動の続くところが多いようですが.....
ただ、いずれにしても、もうすでに、トップ層は「プレ受験態勢」です。
7月以降は、名実ともに受験突入です。
ご父兄が「家庭教師」に指導を依頼しようとするとき、どこの誰を講師とすればいいのか、いろいろとお考えになると思います。
そうしたご父兄の参考となるように、今回のコラムを書いてみることにします。
そもそも、ご父兄は、学生さんのアルバイトと、わたしのような者とで、どのように違うのか、具体的にイメージできますでしょうか?
.....まあ、学生さんのアルバイトと、菊池のような人間とでは、キャリアも違うんだろうし。
ほかにも、何か違うところがあるんじゃないの?
とお感じになる方が多いのではないでしょうか?
確かに通り、「何か」は違います(笑)
その「何か」について、3点記してみます。
第一点目は、ご想像の通り、キャリアです。
亀の甲より年の功というわけではないでしょうが、わたしは、学生さんのような若さと新鮮さがない分、経験だけは積んでいます。
家庭教師の指導というのは、集団指導でカバーしきれない点を補うものです。
よって、「学習弱者」となっている生徒さんに当たるケースは珍しくありません。
「どこをどうしようにも課題があり過ぎて.....」というケースがしばしばです。
そうした生徒さんにどう対応すればいいのかということは、経験を積まない限りどうにもなりません。
この点、学生さんと菊池の指導とでは、違いの出てくる部分です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
第二点目は、受験情報にどれほど通じているかです。
学生アルバイトさんも、わたしも、生徒さんに数学なり、英語なりを「教える」ことは可能です。
しかし、受験情報にどれほど知識があるかどうかとなると、話は変わってきます。
学習を指導できることと、受験情報に通じていることとは、別物です。
それは、つまり、学校の先生が、教科指導の専門ではあっても、受験指導の専門家ではないのと同様です。
受験情報というのは、例えば、
二高の合格点はこのくらい.....
二華中受験には、四谷大塚と栄光ゼミナールで、指導の仕方がこのように違って.....
みやぎ模試の特徴はこんな感じで、進学プラザの模試はこんな感じで.....
などです。
そして、このような情報をお求めになるご父兄は非常に多いのです。
しかも家庭教師の場合、塾の先生方以上に、「広い知識」が求められます。
それは、生徒さんの層が、学習障害を持つ生徒さんから、京大・東北大を狙うという生徒さんまで、非常に幅広いからです。
学年・習熟度は、例えばトップ高を目指す塾などと比べて、ひとりひとり大きく違います。
この「受験情報に精通しているかどうか」は、学生アルバイトさんと、菊池とで、大きな差が出る部分です。
それは前回述べた「亀の甲より年の劫」というようなキャリアの違いとも重なってきます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
第三点目は、「休まず、継続的に指導ができる」という点です。
学生アルバイトさんですと、
「試験があるので、この日はお休みにしてください」
「就職活動と重なるので、この日は指導できません」
「夏休みで実家に帰るので、3週間分の指導予定コマを5日連続でこの日に振り替えて.....」
などということがあり得ます。
しかし、菊池の場合、体調不良とか、盆暮れの期間を除くと、自分の都合でお休みにするということはまずありません。
わたしの場合、学生さんと違って、試験もなければ、就職活動もありません。
実家に帰って指導に1か月も穴を空けるということもありません。
ご家庭から振り替えやお休みをご連絡いただいた場合を除けば、休みにすることはありません。
「定期的に、確実に指導が可能」というのは、菊池の指導において、大きな強みです。
わたしがこれまでご父兄と接していて、学生アルバイトさんに対する不満の最も大きなものが、「いろんな理由で定期的な指導に穴が開く」という点です。
短期指導のみの依頼を別にすると、「毎週金曜19:00から」というようなリズムは、指導において非常に重要です。
「学生アルバイトさんがいいのか、それとも菊池のような『年の功』を重ねた者がいいのか」をお悩みのご父兄は、以上述べた3点を参考になさってください。
わたしが中高校生に英語を教えていていつも感じることがあります。
それは、とにかく英語の文法がしっかり学校で教えられていないということです。
みやぎ模試偏差値55以上は取れている生徒さん、だいたい全体の上位30%を担当していて、そう感じます。
何とかならないものかと思わずにはいられません。
そもそも、今の生徒さんたちが受けている英語の授業と、ご父兄の世代とでは、試験の傾向や求められているものに若干の違いがあります。
わたしが見ると「改善」されている点が2点あります。
一つ目は、リスニングが重視されるようになっています。
二つ目は、英文が長くなっていること、そして多くなっていることです。
これらはよい傾向です。
しかし、その反動で、文法というものが小さくなってしまったように感じます。
文法を知らないとどうなるのか.....
表題に挙げた偏差値55以上の中学生で、以下のようなタイプの生徒さんが一定数います。
(1)単語や熟語はよく知っている。大きな穴があるわけではない。
(2)しかし、英語の試験の点数が思った以上に取れない。
(3)それなりに勉強をしているが、本人もご父兄にも思い当たるところがない。
このような生徒さんにはある共通点があります。
それは、基本的な文法の知識がスッポリ抜け落ちている点です。
そうしたものがあるために、例えば模試で8割以上を突破できずに悩んでいる生徒さんが多数いるものと思われます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
この頃の学校の英語の授業は、ご父兄の世代のものと比較すると、「習うより慣れよ」がより重視されています。
例えば、センター試験や教科書における「文の大量化」がそうです。
生徒さんにとっては大変かもしれませんが、英語教育という観点から見れば、よくなっていると言えます。
しかし、その一方で、「英語のルール=文法をきちんと教える」という姿勢がまるで感じられません。
なぜそう感じるのか.....
例えば、中学の数学の教科書には、「連立方程式、対角線、反比例」といったような数学用語がふんだんに使われています。
理科も社会も国語も同様です。
しかし、英語の教科書に、文法用語はほとんど使われていません。
申し訳程度に隅っこのほうへ、ちょこちょこと書いてあるだけです。
それは、ご父兄の世代も今の生徒さんも同様です。
数学で、数学用語をほとんど使わないということが可能なのでしょうか?
そんなことは不可能です。
ところが、英語ではそれが教育現場で延々と繰り返されています。
それでいて、英語の試験で、文法が問われないのかと言えば、そんなことはありません。
文法を理解していないと、高得点が取れない仕組みになっています。
これが英語の試験の実態です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
英語は単語や熟語の知識が不可欠です。
それをしっかり覚えるには、「繰り返し触れる」「習うより慣れよ」を実践する以外にありません。
ところが、残念なことにそれだけで高得点は取れません。
単語や熟語が「肉」であるとすれば、文法は「骨」です。
教育現場では、なぜか「骨」が軽視されてしまっています。
そして、その教育現場を補う塾の指導でも、意外なほど基本的な文法が教えられていません。
一高や二高を狙っている生徒さんにしてすら、しばしばそういう状況です。
高校入試で運よく突破できても、大学入試の英語で、化けの皮が剥がれる結果となります。
そういう生徒さんにきっちり文法の基本を教え、それを基に実践を積み重ねると、「英語が苦手」という生徒さんの壁を突き破ることができます。
確かに平均点のとれない中学生に、英語の授業で「動詞、名詞、不定詞、目的語.....」などの文法用語を教えても、消化はし切れないでしょう。
しかし、偏差値55以上の生徒さんは、基本から丁寧に教えれば、きちんと理解します。
せっかくの能力があるのに、教え込まれていないというのは、彼らにとって、不幸なこと、この上ありません。
彼らは、「英語教育の犠牲者」です。
わたしとしては、中高校生の「文法知らず」をでき得る限り少なくするため、引き続き指導に当たっていきます。
家庭教師の指導は、「生徒さんが講師の都合に合わせる」というシステムではありません。
「講師が生徒さんの都合に合わせる」のが基本です。
それゆえ、指導のキャンセルとは切っても切れない関係にあります。
集団塾の指導ですと、こうしたことはあまり発生しないことです。
が、個別指導となると、振り替えやキャンセルは常に付きまといます。
指導キャンセルというのは、部活の予定が急に入ったとか、体調不良などがあります。
指導を受ける生徒さんやご父兄からすると、いつでも指導キャンセルができるというのは、指導を受ける上での大きな利点です。
ただ、この指導キャンセルは、意外なトラブルのもとになりがちです。
特に当日キャンセルというのは、家庭教師の宿命とはいえ、非常に頭の痛いことです。
わたしが以前に所属していた家庭教師派遣会社では、指導キャンセルを次のように定めていました。
A社・・・理由のいかんにかかわらず、当日キャンセルは、指導1回分のキャンセル料が発生する。
B社・・・キャンセルは指導開始3時間前まで。それ以降のキャンセルは指導1回分のキャンセル料が発生する。
C社・・・キャンセルはご家庭の都合で自由にできる。キャンセル料も不要。
ここで、ご家庭にとって、C社が一番いい条件です。
また、A社がいちばんきつい内容です。
それは講師側から見ると、逆になります。
そこにトラブルが生まれるもとがあります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
当日キャンセルという場合、最も多いのは生徒さんの体調不良です。
これは致し方ありません。
ただ、体調不良で休む生徒さんというのは、だいたい決まっています。
そういう生徒さんは、学校の授業も同じように休む傾向にあります。
わたしも体が丈夫なほうではないので、体調不良のつらさは十分に理解しています。
とはいえ、定期的な指導ができないほどになると、話は違ってきます。
以前、指導開始時より体調不良による当日キャンセルが続き、指導をこちらからお断りしたケースは過去にありました。
また、意外に多いのが、生徒さんのほうにやる気がなく、「疲れた」「気が乗らない」などの理由での当日キャンセルです。
こういう生徒さんの指導は、今なら、「断固お断り!」案件です。
しかし、家庭教師派遣会社に所属していたころは、こちらに選択権がありません。
そのため、しばしばこういうご家庭に振り回されました。
派遣会社であれば、生徒のやる気があろうがなかろうが、月謝を払ってくださるご父兄は、「よいご父兄」です。
派遣会社は利益を出していかなくてはならないので、ご父兄のほうから「辞めます」と言わない限り、家庭教師をあてがい続けます。
しかし、そうなると、成績を上げる以前の話です。
家庭教師は成績向上のために存在しています。
託児所の先生ではありません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
わたしの場合、指導キャンセルについては、当日キャンセルのみ25%のキャンセル料をいただいています。
家庭教師派遣会社ですと、システムとして25%というようなキャンセル料の設定は難しいです。
人数が多くなってくると、派遣会社としては、0か100かという風にしか決められないと思います。
また、当日キャンセルについては、わたしと違って、中には心根のお優しい講師がいます。
つまり、生徒さんが当日キャンセルをしても、それを会社に申告しないという講師が一定数いるのです。
会社の規定でキャンセル料は発生するにもかかわらずです。
わたしは、ある派遣会社でそうした案件を引き継ぎ、ご家庭とトラブルになったことがあります。
その生徒さんは、やる気がなく、当日キャンセルをしばしば繰り返していたようでした。
その会社の規定では、当日キャンセルの場合、キャンセル料が発生します。
ですが、前任の方は、当日キャンセルを会社に申告せずにいたらしいのです。
わたしがその案件を引き継ぎ、当日キャンセルが発生して、キャンセル料のことをご父兄に話しました。
すると、そのご家庭からは「そんなキャンセル料なんて聞いてない!」と派遣会社の事務方へ苦情の電話が行きました。
その件があったのち、ほどなくしてそのご家庭は、指導を辞めました。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
派遣会社からすると、菊池は「せっかくの月謝を払ってくださるご家庭を解約させた悪い講師」ということになります。
わたしからすればとんだ災難です。
ただ、組織に所属していれば、それも致し方ありません。
さらに、前任者から引き継いだ案件で、約束の日に指導に赴くも、生徒さんが帰宅していないというのが頻発したケースもありました。
ご父兄に改善を申し上げても、「うちの子供はそんな感じ。いなくてもキャンセル料を支払えばいいんでしょ」という口ぶりでした。
ほどなくして、ここも指導終了となりました。
わたしには疲れとやるせなさが残っただけです。
わたしが申し上げたかったことは、できる限り、決められた日の定期指導が、ご家庭・講師側にとって極めて重要であるという事実です。
成績向上には、定期的な指導が必要です。
定期的な指導には、「毎週〇曜日の夜7時からは基本的に学習指導!」というリズムが必要です。
リズムを保っていくことは、結果を得ようとすれば、最低限の必要条件となります。
おかげさまで、現在担当しているご家庭は、この点をよくご理解くださっています。
そのため、快く指導ができます。
成績向上のためには、生徒さん・ご父兄・講師の三者がきっちり同じ方向を向いている必要があります。
今月の「対抗バトル」では次の生徒さんを「英雄認定」いたします。
(模擬試験の部)
仙台市太白区 小学6年 Aさん
☆前回比 8.8アップ 改善率15.27ポイント
今回は中学受験を控えている小6生1人が「英雄認定」です。
事情通の方はよくお分かりかと思いますが、偏差値で前回比8.8ポイント改善というのは、「かなりの数字」です。
このくらいの上げ幅は、そうそう見ることはできません。
特に、作文での偏差値アップが顕著です。
Aさんは、文系教科の成績が抜きんでています。
読書好きであることもよい影響となっているものと考えられます。
現在、算数の実力に厚みを加えるべく、特に復習に力を入れています。
算数においては、基本に立ち返り「頭の中だけで考えず、常に書いて考えること」を繰り返し指導してきました。
その結果として、算数の力も上向いています。
Aさんも、他のトップ層同様、「コロナ休校」を活用し、「コツコツ学習」を続けてきました。
入試まで、あと7か月です。
残された期間、やれることは徹底してやっていきます。
学校の授業が本格的に再開されたばかりで、この時期はどうしても疲れが残ります。
健康には十分に留意し、引き続き頑張っていきましょう!
わたしも全力応援です。
「コロナ休校」が終わり、学校再開から2週間が経過しました。
1日月曜から5日金曜までは、多くの授業時間が学活などの時間に充てられました。
言わば、この時期は「慣らし運転」の期間でした。
そして本格始動となったのは、8日月曜辺りからです。
そのようなわけで、先週は生徒さんたちの疲れがたまっていたように見えます。
そうした折、彼らから学校の様子を聞いて、「これはちょっと.....」と思ったことがあります。
それはマスク着用のルールについてです。
わたしが生徒さんから聞いたり、あるいは学校から配付された通知を見る限り、マスク着用のルールは、どの学校もほぼ一緒です。
つまり、体育や運動系の部活の時間など、わずかな例外を除けば、登下校時もマスク着用というものです。
そして、先生方もそれに従っています。
コロナの感染予防策として、学校がマスク着用ルールを定めるのは当然であり、十分に理解できます。
ただ、このルールを決めたのは、4月とか5月あたり、すなわち「マスク着用をしたままでも、暑苦しさを感じない時節」です。
もしくは「多少は暑苦しくても我慢できる時節」です。
ところが、6月に入ると、現在のルールでは無理が出てきているように感じます。
6月初旬は、例年に比べて気温の高い日が続いたので、余計にそう思うのかもしれません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
先週、指導をしていて感じたことがあります。
それは、暑いときにマスク着用をし続けると、生徒さんたちの集中力が目に見えて落ちてしまうことです。
マスクを着用している生徒さんは、だいたい50%です。
わたしは基本的にマスクを着用しています。
しかし、指導中のマスクについて、特に何か決まり事を設けているわけではありません。
マスクを着用するかどうかは、生徒さんの判断に任せています。
お昼ごろから夕方にかけて指導をする場合、マスクを着用している生徒さんの中には、船をこいでしまう生徒さんもいます。
暑くて、眠気を催してしまうようです。
そこで、マスクを外させると、集中力が回復します。
ところが、生徒さんたちは、意外なことにマスクを外すように言っても、「大丈夫です」などと言って、我慢してしまいます。
まじめな生徒さんに限って、相当に暑苦しくても我慢してしまうようです。
まじめなのは結構です。
が、集中力が欠けたり、あるいは熱中症になってしまっては、かえってマスクも害になります。
わたしも暑くて仕方のないときには、「暑いので、マスク、外しますね」と生徒さんに断って、マスクを外しています。
そうでもしないと、わたしも指導中に息苦しくて、まいってしまうからです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
学校の先生方もマスク着用は、相当に我慢していらっしゃることと思います。
事実、生徒さんからの話を聞くと、そのようです。
「マスク着用は暑くて大変なのだが、しないわけにいかない」という趣旨のことをおっしゃっているとか。
また、生徒さんにとっては、特に下校時間におけるマスクが大変なようです。
学校から帰ってくると、顔を真っ赤にして苦しそうにしている生徒さんもいます。
繰り返しますが、コロナ感染を予防しようとして、熱中症になってしまったのでは、何のためのマスクか分かりません。
よって、学校のほうとしては、暑いとき、先生方が率先してマスクを外すのを認めるよう、対応していただきたいのです。
学校は集団行動ですので、先生お一人がいくらマスクを外したくても、なかなか難しい面もあるでしょう。
ですから、ルールの適用の仕方をもう少し工夫していただけると、先生方にとっても、生徒さんにとっても、よりよりものになります。
今後、夏休みが短縮され、8月初旬まで授業が行われます。
そして、「暑さとマスクのバランスをどうするか」が、ますます大きな課題になってきます。
さらに付け加えると、気温のほうにばかり目が行きがちになりますが、湿度もかなり重要な要素です。
先週、指導をしていて、マスクのことが気になって仕方がなくなったので、今回のコラムを書いてみました。
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「新しい漢字を含む熟語をノートに1行ずつ書きなさい」
「英単語の練習、毎日1ページずつを宿題にします」
こういう課題がしばしば学校から出されます。
この手の課題は、小学校で課されることが多いです。
中学校ですと、英語の教科書の本文を書いてくるように言われたりすることもあります。
書くということは、学習において大切です。
一方で、「100回書き取り」などというと、単に作業になっているようにも見えます。
「こういうものって、どの程度効果があるものなの?」とお感じになっていらっしゃる方も多いかもしれません。
今回のコラムでは、このような課題が実際、どの程度の効果があるものなのか、わたしなりにまとめてみます。
まず、「100回書き取り」というようなものは、「初心者時代」であれば、それなりに効果があります。
「初心者時代」というのは、例えば、初めて平仮名・カタカナを学んだときとか、中1で英語を学びたての頃などです。
この時期ですと、例えば平仮名・カタカナだけでも100種類近くのものを一気に覚えなくてはなりません。
「基礎工事」をしっかり固めるためには、どうしても「100回書き取り」のような方法で「繰り返し体に覚えこませる」ことが必要となります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
しかし、学年が進んで、漢字や英単語の量が多くなってくると、「100回書き取り!」のような課題は効果が薄いです。
ある程度は書くことも必要でしょう。
が、「100回書き取り!」ともなれば、さすがにそれは「記憶を目的としない単純作業」になってしまいます。
漢字の多くは、基本的なパーツの組み合わせから成り立っています。
例えば、「課」という字は、「言」「果」の組み合わせです。
さらに、「言」の下の部分には、「口」というパーツを含んでいるといった具合です。
英単語は、大文字・小文字の区別はありますが、どこまで行っても、アルファベット26文字の組み合わせです。
初歩の段階から、次のステップへ進むには、「なるべく大量の文章を読むこと」が必要です。
そして、「実際に漢字・英単語を使ってみること」もです。
つまり、「課」の字を覚えるためには、「課題」「日課」というような言葉を含む文章を読んだり、書いたりしなくてはなりません。
「課」を100回書けば覚えるというようなものではありません。
もちろん、全く書かずに覚えることはかなり困難です。
ただ、書くとしても、文章を作る過程で、覚えようとする漢字・英単語以外のものとセットで書くと記憶が定着します。
記憶には、「何度も実際に使ってみる」ことが必要となります。
学校再開がされてから、しばらく経過しています。
再開後、多くの中学では、前学年の未履修分をサラッと授業で取り扱いました。
そして、今、本来の学年でやる単元の授業をやっています。
ところで、中学2・3年生の理科では、それぞれ理科の化学分野、つまり、原子とかイオンを最初にやることになっています。
ところが、その分野をすっ飛ばして、別の単元から始める学校がかなり多いのです。
生徒さんからそれを聞いたとき、「????」でした。
理由は、「理科の実験があるから」
「理科の実験がある」という理由で、その単元は後回しになっています。
理科の実験がなぜまずいのかと言うと、これもコロナ対策の一環です。
つまり、理科の実験となると、何人かの生徒が机の付近に数人集合し、その結果として「密」が発生するからという説明です。
その話を聞いたとき、妙に納得しました。
確かにその通りです。
その点は、言われるまで全く思い当たりませんでした。
学校現場では、ほんとうにいろいろなことに気を遣わなくてはならないと感じました。
人間の目には見えないほど小さいくせに、我々に計り知れないほどの害悪をもたらしたコロナウイルス.....
この罪深さというものを、改めて実感させられます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
理科の実験がダメだということになれば、家庭科の調理実習もまかりならぬということになります。
水泳の授業も、更衣室が「密」状態になるので、今期はなしです。
給食にしても、以前は机を寄せ合って、グループ同士で談笑しながら食べていたのが、今は「正面を向いて、黙って食え」
クラスメイトといろんな話をしながら食事をするのは、楽しい時間であるはずです。
ところが、それも御法度になってしまっています。
生徒さんたちは、学校が再開されてから、疲れた表情をしていました。
こういう細かいことまで「あれはダメ、これもアウト」と突然言われてしまう環境に放り込まれたということもその理由にあるでしょう。
こういう生活も続けば、徐々に慣れるのでしょう。
が、聞けば息が詰まりそうです。
わたしたちは震災で大変な日々を過ごしました。
しかし、今回のような「息苦しさ」はありませんでした。
今回は、あのときほど死者が出ているわけでもなく、インフラも健在です。
「息苦しさ」だけが大きな岩のようにわたしたちにのしかかっています。
わたしは家庭教師という指導体制ですので、この種の集団にかかわる面倒は発生していません。
ですので、どうしても鈍感になりがちです。
宮城では、先日約2か月ぶりに新たな感染者が出たということもあります。
指導にあたる者として、引き続き気の緩みがないようにしていくようにします。
本日現在の指導枠空き状況は以下の通りです。
お問い合わせをくださる方は、以下をご参照ください。
☆お問い合わせに当たって、合格実績を参考にしたいご父兄へ
当方の合格実績のページをご参照ください。
<空き状況>
☆平日
14時以前あるいは22時以降のみ受け付けております。
☆土曜・日曜
お住まいの場所によって、お引き受けできる場合がございます。
詳しくはお問い合わせください。
☆平日の夕方〜夜の時間における指導をご希望の方は、キャンセル待ちになります。
空きが出次第、順に指導を開始いたします。
現在、当方は原則として対面指導をおこなっておりますが、「オンライン指導でもOK」というご家庭があれば、お問い合わせください。
指導に当たって、当方は、特に次のような生徒さんの力になれます。
1.大学受験、赤点対策を希望する高校生
2.二華・青陵・附属など中学受験を予定する小学生
☆特に俊英四谷や栄光ゼミナールのサポートをご希望のご家庭
3.通塾しても、成績がなかなか上がらない中学生
☆特に仙台一高・二高といったナンバースクール、高専受験の際の塾サポートをご希望のご家庭
☆学習障害やADHDなどの発達障害を持つ生徒さんも対応可能です!
指導をお引き受けするに当たりましては、「生徒さんが、菊池の指導を受ける意思があること」のみが要件です。
一方、「うちの子供は、全くやる気がありません。何とかやる気の出るようにして下さい」というご依頼は、申し訳ございませんが、お引き受けできません。
菊池の指導を受ける気のない生徒さんの指導は、生徒さんそして菊池双方にとって得るものがありません。
そういうところに振り向ける労力を、成績を上げたいと望む生徒さんへ向けます。
塾と併用した場合の「その後の結果」については、弊サイトのコラムに詳細がございます。
上記を参考にお問い合わせをご検討ください。
引き続きよろしくお願いいたします。
二華中・青陵中の入試まで、残り7か月弱となりました。
入試は来年1月9日(土)です。
コロナ休校でバタバタしましたが、入試の日は確実に近づいてきています。
さて、今回取り上げるのは、二華中・青陵中の受験に使用されるテキストについてです。
二華中・青陵中の受験に当たっては、四谷大塚などでかなり難しいテキストが使用されています。
例えば、四谷大塚の5年生用テキストです。
ここで使われる「予習シリーズ」は、基本的に首都圏の難関私立中への対策をターゲットにしています。
内容は、中2くらいで扱う内容がバンバン出てきます。
そして、中学生でもトップ層以外は、まず歯が立ちません。
四谷大塚に関して申し上げますと、今年1月に実施された二華中・青陵中の入試で、四谷大塚出身者の占める割合は以下の通りです。
二華 (定員)105 (合格者)75 占有率71%
青陵 (定員)140 (合格者)58 占有率41%
数字の出典はHPによる公式発表です。
占有率としては、かなりの数字です。
ただ、当然、四谷大塚以外の合格者もいます。
二華・青陵狙いで、四谷大塚以外に子息が通っているご父兄からすると、この数字と四谷大塚のテキストの難しさは大いに気になるところかもしれません。
そこで取り上げるのが、エデュケーショナルネットワーク社が出している「標準新演習」というテキストです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
エデュケーショナルネットワークと言っても、ご父兄にはなじみがないと思います。
こちらの会社は、栄光ゼミナールの子会社で、塾用のテキストを作成しています。
書店での販売はしていません。
「標準新演習」シリーズは、高校受験の塾用テキストとして広く使われています。
中学受験向けには「中学受験新演習」があります。
こちらは、首都圏の中学受験を意識したもので、重厚かつハードです。
しかし、わたしが今回スポットを当てるのは、「標準新演習」です。
「中学受験新演習」ではありません。
この「標準新演習」は、そもそも二華中・青陵中の受験をターゲットに編集されたものではありません。
しかし、四谷大塚の「予習シリーズ」がハード過ぎたとしても、この「標準新演習」に出てくる問題がほとんどできていれば、青陵中は合格できます。
二華中でも、余裕をもっての合格は難しいかもしれませんが、何とかクリアできるのではないでしょうか。
逆に申せば、残念ながら合格できなかった小6生は、「標準新演習」に出てくるようなところへ、大なり小なり穴があったということなのです。
事実、わたしが四谷大塚の二華中・青陵中受験生を担当していたとき、「こういう難しいところがサクサクできている一方、ごく基本的なところが抜けている」という場合がありました。
そういう生徒さんで、第一希望に合格できたケースはありません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「標準新演習」については、以前、エデュケーショナルネットワークの営業担当の方とお話したことがあります。
その方はこのようにおっしゃっていました。
.....「標準新演習」の内容がきっちり解ければ、宮城県の場合は大丈夫だと思います。
東京などの首都圏の中高一貫校になると、ちょっと事情は違いますが。
この件については、わたしと同じ見方です。
「標準新演習」のスゴさというのは、そういうところです。
わたしもうなずきながらお話を聞いていました。
また、あるブログには、難問を排して、子息が見事に二華中合格を勝ち取った様子が記してあります。
「失敗の数だけは負けません 〜人間万事塞翁が馬〜」さんが主宰しておいでの「地方の中高一貫校 中学受験下剋上日記」です。
二華中の入試が受験生に要求するものがいかなるものか、塞翁が馬さんと、わたしは見解が一致します。
青陵中入試も事情は同じです。
ただ、当然ではありますが、合格を勝ち取った子息は、その前提として、非常に優秀であることは言を待ちません。
では、四谷大塚の「予習シリーズ」の位置づけは?
このテキストは、二華・青陵に入学した後、大いに役に立ちます。
二華中で実施されている模擬試験は、首都圏の中学生も参加して行われるものです。
すでに二華中生は、中学生の段階で、「宮城県大会」ではなく、「全国大会」で学力を競っています。
「二華・青陵に合格することと、合格後では、要求されるものも多少異なってくる」ことを留意していく必要があります。
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例年、今の時期ですと、中学・高校は第1回目の中間試験の季節です。
だいたい中学生は、4月〜6月まで、修学旅行、中総体、ゴールデンウイークなどが重なり、学校の勉強が進みません。
今年はコロナ休校のため、いつもとは日程が違っています。
特に中学生のトップ層に関しては、コロナ休校を活用し、できる限り学校の副教材ワークを進めてもらいました。
具体的にはこんな感じです。
<中3 生徒A>
数学: 図形の相似(11月あたり)
英語: 疑問詞+to不定詞(9月あたり)
理科: 物体の運動(10月あたり)
社会: 歴史分野終わり(6月あたり)
国語: 11月あたりまで終了
<中3 生徒B>
数学: 二次方程式終わり(9月あたり)
英語: 現在完了終わり(7月あたり)
理科: 生命(7月あたり)
社会: 歴史分野終わり(6月あたり)
国語: 10月あたりまで終了
<中3 生徒C>
数学: 図形の相似(11月あたり)
英語: 疑問詞+to不定詞(9月あたり)
理科: 天体(12月あたり)
社会: 歴史分野終わり(6月あたり)
国語: 9月あたりまで終了
以上3名は、みやぎ模試偏差値でいずれも65以上の生徒さんです。
生徒Cの場合は、学校の理科がいきなり天体から始まったため、先にこちらを進めました。
中3が最初に取り組むイオンは終了しています。
ちなみに65の偏差値というと、一高のボーダーラインちょい下です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
前回のコラムで紹介した生徒さんたちは、いくらでも予習先取りが可能です。
ただ留意すべきは、いくら予習先取りを進めていたとしても、その後に戻って問題演習を重ねる必要があります。
これはペンキを重ね塗りしていくのと、感覚的には似ています。
これをやらないと、予習先取りを進めたところで、以前にやったところはポコポコ抜けていきます。
英語・数学といった積み上げていく教科にしてそうです。
「これだけ予習先取りを進めました!」といっても、入試に対応できるような力がついていなければ、意味のないことです。
予習先取りをサラッと1回やった程度で、彼らが慢心してしまうことのないように指導しています。
よって、「断固と進め」という姿勢のみならず、メンテナンスは「いざいざ怠らず」という、両者が必要です。
また、塾に通っているトップ層の場合、学校の副教材ワークへの取り組みは、どうしても遅れ気味です。
塾の課題締め切りは「次回まで」という風に、「今すぐ」を要求されます。
一方、学校の副教材ワークの提出期限は、余裕のある場合が多いからです。
トップ層の入試では「断固と進め」と「いざいざ怠らず」をバランスよく組み合わせていかなくてはなりません。
彼らはとかく「断固と進め」に傾倒して、「いざいざ怠らず」が疎かになりがちです。
そのバランスを確実にとっていくのが、わたしにとっての課題となります。
先日アップした「二華中・青陵中受験 テキスト「標準新演習」のスゴさ」は、思った以上に反響がありました。
ご父兄から「標準新演習」のことで質問をいただいたり、あるいはアクセス数も通常より3割増くらいでした。
そういう状況下にあって、以前、あるご父兄が次のようにおっしゃっていたのを思い出しました。
.....仙台の中学受験って、どうして情報が少ないんでしょうか?
いろいろ知りたいことはたくさんあるのに。
塾のほうで発表している数字が不満だとか、そういうことではありません。
例えば、東京あたりだと、親が書いている受験ブログはたくさんあります。
でも、仙台はほとんどない.....
何となくおっしゃりたいことは分かりました。
つまり、公式発表や数字以外で、親目線の情報がほしいということです。
その件について、今回は現状そうなっている理由と対策を述べてみます。
そうなっている理由は、端的に申せば、「中学受験の歴史が浅くて、人口が少ない」からです。
宮城二女高が、二華中・二華高となったのは、2010年です。
青陵中の創立は、2009年です。
よって、二華中・青陵中は、いずれも10年ちょっとの歴史しかありません。
それ以前の中学入試は、東北学院、宮城学院、白百合のように、大学までエスカレーター式の私立中です。
あるいは、わずかに首都圏の難関中に進学する例があるくらいでした。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
宮城県は、伝統的に公立が私立に比べて優位です。
人口という点では、福岡や札幌も仙台同様に100万都市です。
しかし、福岡県や北海道の人口は、約500万です。
対する宮城県は230万です。
福岡や北海道の半分にも及びません。
ですから、進学実績において、公立の向こうっ面をひっぱたくような私立高校が生まれにくかったのだと思われます。
そういう事情もあり、受験関係者の目線で身も蓋もない言い方をすれば、「首都圏ほど中学受験でカネ儲けができない」のです。
高校入試は公立高校の受験者数が、約15000人です。
一方、二華中・青陵中の受験者は、両校合わせて約700人です。
これだけ人数が違うと、中学受験に参入しようとする受験関係者の数も限られてきます。
家庭教師業界について申し上げますと、首都圏では「中学受験専門家庭教師」という方々がいます。
彼らはかなり高額な指導料(1時間当たり8,000円とか、10,000円とか)で動きます。
仙台で、「中学受験専門家庭教師」をうたうのは、極めて困難です。
まして、1時間に8,000円とか、10,000円とかいう金額をご家庭からいただく勇気は持ち合わせていません。
そういう土壌の差というのは、極めて大きいです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
では、「情報の少なさ」をどうすればいいのか.....
そもそも中学受験は、100%ご父兄が司令塔です。
よって、情報収集はすべてご父兄の手で行う必要があります。
ネット検索をすると、中学受験について受験生のご父兄がお書きになったブログが結構ヒットします。
これらは主として、首都圏のご父兄です。
二華中・青陵中の受験ということであれば、「中高一貫校 受験 ブログ」というようなキーワードがいいでしょう。
「情報が少ない!」とお感じのご父兄は、「二華中 ブログ」「青陵中 ブログ」といったキーワードでなら、すでに検索しておいででしょうから。
「中学受験 ブログ」でなく、「中高一貫校 受験 ブログ」というキーワードをお勧めするのは、開成・筑駒・桜蔭のような中学受験と区別するためです。
中高一貫校受験ブログは、「公立中高一貫校受験ランキング」というサイトがあります。
こちらから、気に入ったものを3つ程度選ぶとよいです。
多すぎると、かえってよくありません。
また、「公立中高一貫校に通わせる母のブログ」というサイトは、中高一貫校受験そして合格後の両方について書いてあります。
多くのブログが「合格まで」であるのに対し、上記サイトは、「合格後」のことも記しています。
「合格後のことまで考えている余裕なんてない!」とお感じのご父兄もいらっしゃるかもしれませんが、今のうちから知っておくべき情報です。
いずれもご父兄の熱い思いが伝わってきます。
わたしも大いに参考にしています。
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