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先般、平均よりちょい下くらいの生徒さんが、教科書の英語の長文にまるっきり歯が立たない状況について述べました。
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それは、現在の中学生が、小5のころから英語を勉強し、それが身についているという建前に基づいた教科書になっているためです。
ただ、いくらわたしが嘆こうと、しっかり学習を続けていかない限り、現状は変わりません。
そういうことを考えていたら、ふとわたしが高校生のころのことを思い出しました。
今回のコラムは、偏差値にして55以上の中学生に向けた発信です。
わたしが高校生のころ、英語の授業に臨む際に心掛けていたことは、「教科書の英文を全訳する」ということでした。
わたしが進学した高校では、中学に比べると、教科書にはかなりキツい量の英文がビッシリと載っていました。
もっともこれは、今と大きく変わりません。
ただ、中学校に比べて、字も行間も小さいのです。
最初に英語の教科書を見たときには、とにかくビックリしたことを鮮明に覚えています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
授業では、アトランダムに指名されて、教科書の英文を読んで訳すことを求められます。
わたしにはこれが大変苦痛でした。
今ですと、ほとんどの高校の英語の授業では、教科書の単語や熟語をまとめた補助プリントが配られます。
これは、ナンバースクールあたりも例外ではありません(先生によっては違うかもしれませんが)
わたしの高校時代、そうしたものが配られることはありませんでした。
そのため、クラス全員の前で英文を音読し、その訳を声に出して行くというのは、かなり緊張したものです。
短い文であれば何ということもないのですが、かなり長い英文もあります。
それを英語の先生やクラスメイトが見守る中で訳していくというのは、心臓によくありませんでした。
こういうことがあったため、他のクラスメイトも、とにかく英語の下調べ・予習には余念がなかったようです。
その苦痛をなくすため、わたしなりに考えたのが、「教科書の英文をあらかじめ全訳して授業に臨む」というものでした。
こうすれば、確かに緊張や苦痛はなくなります。
しかし、かなり時間がかかりました。
そして、時間がかかるのも嫌だったので、高2からは教科書を手にした時点で、春休みにひたすら英語の教科書の全訳をやっていました。
また、教科書の練習問題もこの期間に終わらせるようにしていました。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
こうして春休み中に英語の教科書の全訳を終えたのですが、ちょっと困ったこともありました。
授業のときにそのノートを見返してみると、春休みの時点で熟語や構文を知らないために、変な和訳になっている部分もありました。
おまけに、この「和訳ノート」を、わたしは他のクラスメイトに求められて貸したこともありました。
それで、そのクラスメイトが指名されて、わたしの訳を読み上げているときには、わたしのほうが緊張していました。
ところが、高3の秋ごろになって、英語の先生が「この教科書を使うのはやめて、別の教材にする」と言い出し、その教科書を使わないことになりました。
その教材というのが、灘高だか、開成高校だかが使っているものなのだそうです。
驚いたのはわたしです。
「春休みに教科書の英文を全訳して、余裕をもって授業を受けようとしたのに!
オレの苦労は何だったの?」
と心の中で叫びまくりました。
しかし、先生がわたしの全訳のことを知るわけはないし、わたしに忖度する道理もありません。
わたしが精魂込めて訳した教科書は「お役御免」となり、新しい教材に切り替わりました。
次の新しい教材を全訳した記憶はありません。
「また変わるかもしれない」と思い、新出単語・熟語だけを調べて授業に臨んだ記憶があります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
英語の教科書が学年の途中で変わったことで、わたしの教科書全訳は本来の目的を果たさなくなってしまいました。
わたしは気落ちしました。
しかし、今から思い返すと、この「教科書全訳」で、英語の力がかなりついたと思います。
今の生徒さんを見ていると、「多量の英文を読んで、設問に答える」という訓練は、わたしの現役学生のころよりされているという印象があります。
一方、「英文をきっちりと訳す」という点においては、手薄になってしまっている気がします。
例えば、センター試験・共通テストの英語で、平均点くらい、つまり6割デコボコくらいの点数の生徒さんに、英文を訳してもらうと、ちょっとでも入り組んだ文章は、グチャグチャ・グダグダです。
それでも、何だかんだで、平均点くらいは取れてしまいます。
MARCHクラスの一般入試の英語でも、状況は似たり寄ったりです。
とにかく、英単語・英熟語を覚えるにしても、実際に英文を読んでいかないと試験では役に立ちません。
「システム英単語」とか「ターゲット」のような単語帳だけに頼っていては、膨大な英単語を記憶できるはずはないのです。
わたしのように教科書全訳は無理にしても、「英文和訳を今以上に行う機会を持つ」というのは、必要となります。
英語に自信のない生徒さんは特に、です。
本日現在で判明している各種試験の結果は次の通りです。
主要なものは以下の通りです。
<中学生>
◎期末試験
(9月)
中3 467点 校内順位4位
中2 475点 校内順位2位
◎実力試験
(8月)
中3 410点 校内順位2位
中2 451点 校内順位3位
◎みやぎ模試
(8月)
中3 356点 偏差値63
中2 476点 偏差値75
日々の学習、お疲れ様です。
上記以外にも、定期試験で前回比5教科57点アップという成績を残した中2生がいます。
試験の結果を見ていると、「人ってそうそう変われないものだな」ということを、今さらながら感じます。
これはわたしを含めてそうです。
ただ、成績アップのためには、自分自身が変わっていかなくてはなりません。
これ、言うのは簡単、実行は困難です。
中3生に関しては、いよいよ「夏までに耕した結果の刈り取り時期」に入ります。
英語・数学は入試での頻出箇所が目白押しとなります。
実力試験や模擬試験は、これまで以上に入試を意識した出題が多くなってきます。
理科・社会も、1年生の最初にやったようなことが、「今さらながら」という感じで出てきます。
そちらへの目配りも欠かせなくなってきます。
引き続き歩みを止めず、一歩一歩です。
わたしもしっかり伴走していきます。
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今回のコラムは、私立高校の推薦入試について取り上げます。
特に焦点を当てるのが、平均点の取れない中3生についてです。
この層の生徒さんたちは、公立高校入試を受けず、私立高校の推薦入試を受ける生徒さんたちが多くなっています。
彼らが、どのような経緯で「公立入試を受けずに、私立高校の推薦入試を受けるか」について述べてみます。
今、仙台圏では、約3割程度の中3生は、公立高校入試を受けません。
1月中旬に行われる私立高校の推薦入試で、進学する高校を決めています。
<関連コラム>
<関連コラム>にあるように、これほどの割合が推薦入試で進学しています。
つまり公立高校受験や私立高校の学科試験を経ずに、高校受験をしているということです。
ただ、彼ら受験生、およびご父兄は、最初から推薦入試を目指しているというわけではありません。
ほとんどが、漠然と公立高校志向、あるいは「受験についてほとんど考えていない」といったパターンです。
スポーツ推薦で行くという生徒さんも、これに含まれます。
このスポーツ推薦も、11月あたりまでは「受験についてほとんど考えていない」という場合が多いです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
そういうわけで、私立高校推薦というのを決めるのは、ほとんどの場合ご父兄です。
9月までの成績が出て、11月の定期試験が終わるころ、ご父兄もいろいろと考え始めます。
当初は「いかにも背伸びした公立高校」を志望していたご父兄も、成績がまるっきりそこに及ばないのを悟ると、現実志向になります。
...うちの子供はこのまま行っても、公立には届かない。
パンフレットを見ていると、推薦入試っていうのがあるらしい。
1月半ばあたりに面接と作文の試験だけだ。
国語とか数学とかのテストがない。
どのみち公立に行けないんだったら、最初から私立の試験だけを受けたほうがいいかな。
ほとんどが受かるようだし、受験も早く終わるようだし、親としては楽かも.....
私立高校推薦入試に舵を切るご父兄は、だいたいいま申し上げたようなことをお考えになっているようです。
スポーツ推薦に関しても、最初からスポーツ推薦で行くと決めているご家庭は決して多くありません。
高校の先生から、部活の顧問の先生へ打診があり、何となく決まっていっています。
そういう生徒さんは、部活は一生懸命ですが、成績が振るわないという場合が多いです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
私立高校推薦というご父兄の方向性が決まると、生徒さんは親の決定に実に従順です。
何しろ、私立高校推薦となれば、高校合格はほぼ手中に収めたのと同じです。
しかも、ペーパーテストなしというのは、勉強のあまり得意でない生徒にとって、この上もなく魅力的に映ります。
スポーツ推薦という生徒さんは、12月中にはほぼ「内定」します。
そして、冬休み期間には先輩たちに交じって、部活に参加します。
1月半ばの推薦入試本番までは、面接と作文を集中的に練習します。
学校の先生方も、模擬面接、作文の予想問題の添削をしてくれます。
このようにして、推薦入試本番を経て、ほとんどが「合格」となります。
彼らが合格を決めると、クラスは2つに分裂します。
公立高校受験・・・「猛勉強する」
私立高校推薦・・・「もう勉強しない」
という具合になります。
ですから、公立高校受験を目指す生徒さんたちからは、
「私立推薦で合格が決まっちゃった人たちは、自習時間でもうるさい」
「あの人たちは、お気楽」
という声が出てきます。
学校の先生方も、クラスの中でこうした壁が出てきてしまっていることに困惑しているようです。
ご父兄としては、「入試は終わったとしても、締めるべきところは締める」という風に子供に接していくのが求められると、わたしは考えます。
今回は、二華中・青陵中を目指す小学5年生を持つご父兄向けのコラムです。
主題は、四谷大塚の「組分けテスト」をいかに活用していくかです。
まず、この「組分けテスト」は、基本的に毎月1回、行われます。
これにより、「あなたの成績はこれこれ」となります。
そして、その名の通り、その成績を基にしてクラス分け・クラス組み換えがされます。
問題は基本的に首都圏私立中の入試問題を想定しています。
そのため、非常に難解かつ高度です。
どのくらい高度かというと、国語・理科・社会は、公立高校の入試問題として、立派に通用します。
算数は、公立高校の入試問題よりかなり難しいです。
そして、その「組分けテスト」は、二華中・青陵中の入試とは、必ずしも問題形式や難易度が一致しているわけではありません。
ですから、「組分けテスト」と二華中・青陵中の入試の間には「難易度のズレ」があります。
ただ、そうはいっても、受験している条件は全員同じです。
そのため、二華中・青陵中に向けて、「組分けテスト」からも「見えてくるもの」があります。
まず、この点を十分にご理解いただき、この「組分けテスト」をどう活用するかについて述べていきます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
前回は、四谷大塚の「組分けテスト」がどのようなものか述べました。
以下、「活用術」をどうするかについて3点書いてみます。
第一点目は、明らかな難問はスッパリ切ってしまうということです。
特に算数には、相当に高度なものがあります。
そして、高度というだけでなく、問題数が多いです。
そうであるなら、「自分の実力でこれは無理」と判断したら、いち早くそれを捨ててしまうことです。
こうした「損切り」の見極めは、入試でも通用します。
入試で必要なのは、「満点」でなく、「合格点」だからです。
第二点目は、基本的な問題を取りこぼさないということです。
「組分けテスト」は、先ほどから申し上げているように難しいです。
しかし、すべてがそうかというと、そうではありません。
受験生の7割、8割が正解しているというものもあります。
それがどういう問題かは、成績表にある問題ごとの正答率に示してあります。
二華中・青陵中狙いという受験生であれば、正答率70%を超える問題の不正解は「取りこぼし」と判断してください。
そして、その不正解の原因がどこにあるのか、特にご父兄が子息と一緒にチェックしておく必要があります。
もちろん、テキストへ戻っての復習も併せてです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
第三点目は解き直しの方法の工夫です。
解き直しというと、やみくもに「さあ、もう1回、試験のときと同じように最初から!」となりがちです。
しかし、時間を効率的に使いたい場合、問題の選別が必要です。
言い換えますと、正解・不正解と言っても、その裏には点数に現れてこないものが潜んでいます。
例えば、
「この問題は正解だが、たまたまヤマ勘が当たっただけ」
「この問題は不正解だが、最後の最後に計算ミスをしてしまった」
「この問題は解けずに不正解で、今の実力ではそもそも歯が立たない」
などです。
ですから、「組分けテスト」を解きなおすときには、
「正解だったが自信がなかったところ」
「不正解かつ今の実力で次回は解けそうなところ」
をしっかりとやっておくのがいいです。
こういう選別というのは、中学生も一定レベル以上の生徒さんであれば、自分でできます。
しかし、小5では、二華中・青陵中狙いのように優秀な生徒さんでも、自分の力だけでやるのはなかなか難しいです。
となれば、ご父兄がヘルプデスクとなって、子息をサポートする必要が出てきます。
先ほどから申し上げておりますように、「組分けテスト」は、かなり高度です。
これに取り組んでいる小5の受験生は、ほんとうにスゴイです。
そして、それを支えるご父兄もご苦労がおありかと思います。
以上、述べたことが少しでも役に立つようにと願っています。
今回は、小学校英語の授業が、私立と公立でどのように違うのかについて述べてみます。
これを書くに当たっては、わたしの小学生の生徒さんに聞き取りをしました。
また、中学生の生徒さんにも、小学校の英語の授業を思い出してもらって、状況を聞きました。
まず、公立と私立の共通点は、2点です。
(1)英語専門の先生が指導している
(2)「英語に慣れる」ことに重点を置いている
授業においては、どの学校も「英語専門」の先生が指導しています。
小学校の場合、担任の先生が全科目を指導するという「基本」があります。
もちろん、これはあくまで「基本」です。
実際は、先生方の得意不得意があります。
科目によっては、担任以外の先生が教えています。
英語に関しては、わたしが生徒さんから聞いた限り、担任の先生が教えているというケースはありませんでした。
そして、公立・私立いずれも、「英語に慣れること」に重点を置いています。
「英語に慣れる」というのは、文法とか、単語の綴りを正確に書くといったような「小難しいもの」を後回しにしているということです。
とにもかくにも、英語にたくさん触れて、英語のフレーズを「そのまま」に覚えることが推奨されています。
英語の入門期ということを考えると、そういう指導になるのも当然のことと思います。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
前回のコラムは、公立小と私立小で英語の授業の共通点がどうなっているかについて述べました。
今度は違いについてです。
わたしが感じる「違い」は、主として2点です。
(1)私立は公立に比べて、授業内容が充実・高度
(2)私立は多くの生徒が塾等で英語に触れていることを意識しているが、公立にはそうした意識がない
生徒さんからの話を総合すると、私立小は割と早くから、英語の早期学習を推奨しています。
そして、すでに英検に挑戦しているような生徒さんも、結構な割合でいます。
学校としても、その辺のところを意識して授業を行っている印象があります。
文法のように「小難しいもの」も、一定程度は授業の中で触れられているようです。
ただ、どの程度そうかは、担当の先生によって違います。
一方、公立にはそうした「独自性」のようなものはありません。
当然といえば、当然の話ですが.....
公立の場合、私立に比べると、個々人のレベルの差が大きいです。
そういう中でも、英語の先生はずいぶんと頑張っているという印象を受けます。
ただ、文法のような「小難しいもの」は、ほとんどの場合、授業で触れられないままです。
この状態で、中学校に突入することになります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
小学校の英語導入以来、中学との方針の違いというのを、わたしは肌で感じています。
小学校の英語は、「英語に慣れる。コミュニケーション中心。できれば楽しく」という感じです。
一方、中学で求められるのは、「英語を正しく書く。日本語に正しく訳せる」です。
小学校の方針は、当然すぎるほど当然でしょう。
しかし、問題なのは、求められるものが、小学校と中学校でかなり違っていることです。
実際、小学校と中学で行われている英語の試験を見ると、中学で要求されていることはきついです。
わたしの見る限り、この「中学の壁」を乗り切れるのは、全体の25%〜30%くらいです。
残りの生徒さんは、中学入学時点で、大なり小なり「穴」があいてしまっています。
この「穴」は大きくなることがあっても、うまることはまずありません。
ですから、中学卒業後に控えた高校入試でトップクラスを狙うなら、「書く英語、正確な英語」に向けた準備をしておくことが大切になってきます。
公立の場合、私立に比べると、その準備はどうしても後手になりがちです。
「受験はフライングし放題。準備はいくら早くてもOK。準備にはどうしてもおカネがかかる」という現実をご理解ください。
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10月も半ばに差し掛かりました。
中2生は、中学の半分が終わったことになります。
指導中、中2の生徒さんにこのことを言うと、一様に「早い!」と言います。
それはご父兄も同様です。
来年の今ごろは、「受験」がヒタヒタと迫ってくる足音を聞くことになります。
中2の今の時期は、どうしても中だるみしがちです。
入試まで1年半という間があるからです。
今回のコラムでは、今後、中2生はテスト順位・点数が入試までにどうなるのか、だいたいの動きをお示しします。
中学入学後、1年半を経て、クラスの中は学力がクッキリと色分けされています。
上位層・・・100人中15位まで
中間層の上・・・16位〜50位
中間層の下・・・51位〜85位
下位層・・・86位以下
といった感じです。
そして、試験の順位は、だいたいこの4つのクラスの中で上下します。
つまり、「中間層の上」にいる生徒さんが、「上位層」に行くというのは、なかなかに困難です。
場合によっては、そういう生徒さんも、「上位層」に食い込むことがあるかもしれません。
しかし、結構な確率で揺り戻しが来ます。
この「層の壁」を破るのは、たやすいことではありません。
指導をしていて、そう思います。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
中2生はこれから中3にかけて、勉強の内容が徐々に難しくなっていきます。
ただ、「難しくなっていく」の程度は、科目によってやや違います。
国語は目に見えて特に難しくなるということはありません。
ただ、模試などでは中1の初めころと、入試問題とでは、入試問題のほうがグッと高度になっています。
また、英語・数学は「縦に積みあがる」.....
ですから、一度つまずいたり、分からなくなってしまうと、取り残されたままです。
それでも数学は、計算問題で中3の最初のほうがとっつきやすくなります。
英語にそうした「優しさ」はありません。
一方、理科・社会は「縦に積みあがらず、横に広がっていく」.....
言い換えると、明治時代が得意だからと言って、平安時代が得意とはなりません。
そのため、1・2年生に勉強しなかったところでも、3年生になって取り返すことはできます。
ただし、入試では1・2年でやったことも忘れないよう、メンテナンスをし続けていく必要があります。
そして、3年生に上がると、今くらいの時期から、模試は急に難しくなります。
今まで以上に入試を意識した問題になります。
そのようなことを考えると、なるべく早くに「この高校に行く!」あるいは「ここから下は絶対に行かない!」という目標意識を持ったほうがいいです。
何事も準備・心構えは早いうちにです。
先日、指導をしていてある中学生から質問を受けました。
その生徒さんは、平均ちょい下くらいの生徒さんです。
その質問というのが、「どうすれば成績は上がりますか?」というド直球のものでした。
その生徒さんは、今までそうしたことを聞いてきたことはありませんでした。
そんなわけで、わたしはちょっと「オオッ」と思ったわけです。
「どうすれば成績は上がるのか?」
これに対する回答は
「勉強してください。
成績が上がっていないということは、勉強不足です」.....
結局はこういうことです。
しかし、その生徒さんは、性格からして、「楽して簡単ダイエット」的なお気軽成績アップ術を望んでいるわけではありません。
ゆえに、木で鼻をくくったような回答をしてしまったのでは、「それをいっちゃあオシマイよ」となってしまいます。
その生徒さんの普段の学習姿勢などを考えて、わたしが生徒さんにした答えは
「菊池の指示、アドバイスをまずやってみること。
菊池の技をできる限り盗むこと」
これが当てはまるのは、実のところ、学校の勉強に限りません。
部活で上達するのも同じことです。
さらに、学校を卒業して、社会人として仕事をするときも同じです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
平均点付近にいる生徒さんの場合、「一生懸命にガリガリと頑張る!」というタイプは多くありません。
トップ層辺りと比べると、受験に対する意識もゆったりしています。
何というか、おっとりしているというか、牧歌的というか.....
ですから、そういう層の生徒さんにアドバイスをしても、かなりの割合で聞き流されてしまいます。
指導のときに、彼らは一生懸命にうなずきます。
まあ、聞いているそのときには「ごもっとも、ごもっとも」と思うんでしょうね。
ただ、そのアドバイスを実行する生徒さんは極めて少ないです。
ということは、アドバイスをウンウンとうなずいて聞くだけでなく、できることを実践すれば、成績アップのチャンスは出てくるということです。
これがトップ層ともなると、生半可な努力では伸びていきません。
だてに彼らはトップを張っていないんです。
平均点付近にいる生徒さんは、ちょっとしたところの詰めの甘さで失点しているケースが非常に多いです。
この「詰めの甘さ」というのも、実力不足ゆえのことです。
ただ、わたしから見ていると、「もう少し、こちらのアドバイスを実行してくれていたらなあ」ということがままあります。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「成績アップのためには菊池の技を盗め」.....
ご父兄はご承知でしょうが、「技を盗む」という言葉は、仕事の場、調理関係や技師のようなところでよく使われます。
しかし、それ以外の職業でも、基本的に「技を盗む」ということはよく行われています。
部活動で上手なクラスメイトのやり方を取り入れるというようなことも、「技を盗む」ことと同じです。
そうであれば、成績アップのためには、できる限り周りにいる人の技を盗んでもらわなくてはなりません。
わたしが指導の際、「ここはこういう解き方をするといい」というのは、「この技、堂々と盗んでください」といっているのと同じです。
こういう技というか、やり方は、実のところ、わたしが現役学生のころ、自分なりに試行錯誤して蓄積したものがほとんどです。
ですから、かなりの労力・エネルギーが必要でした。
ところが、生徒さんのほうは、あまりありがたがっている風ではありません(笑)
そこでちょっと視点を変えて、「取り入れられるものは、できる限り取り入れていこう」という姿勢で臨んでほしいのです。
あとは実践を積み重ねていくことが大事です。
頭の中だけのものにしていては、何もしていないのと同じだからです。
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今回は、宮教大附属中入試について書きます。
附属中の入試は、今年12月20日に行われます。
受験を予定、あるいは検討しているご家庭向けに、今一度、試験科目等を示しておきます。
◎試験は筆記・面接
◎筆記試験の内容
国語(40分)
算数(30分)
☆6年1学期までの学習内容主に基礎的基本的事項。一部に発展的内容を含む
また、受験生は主にこのような感じです。
(1)附属小卒業生
(2)二華・青陵メイン
(3)二華・青陵をメインにせず、附属中や二華・青陵以外の県内中学メイン
ここで、附属小の卒業生は、よほどのことがない限り、合格できています。
わたしも以前、「この子が受かって、この子が残念になっちゃうのか!」ということを経験しました。
受かった生徒さんは、附属小の卒業生で、かなり勉強が苦手でした。
残念だった生徒さんは、附属小の卒業生ではなく、かなり勉強は優秀でした。
附属中の入試には、こうした現状があります。
附属中の成績分布を見ると、市内の公立中に比べて、かなり優秀な層が目白押しです。
その一方、他の公立中と同様、学習の苦手な生徒さんも一定数います。
「この子が受かって、この子が残念になっちゃうのか!」というわたしの感想は、入学後の成績分布にもしっかり現れています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
附属中の試験については、中学受験を考えている生徒さんであれば、特別な対策を必要としません。
二華・青陵メインなら、二華・青陵の入試演習が、そのまま附属中入試の対策になります。
これは、二華・青陵メインではない場合も同様です。
附属中の問題は、小学校のテスト(俗にいう「カラーテスト」)より難しいものの、塾教材で「標準的」として学ぶレベルの問題です。
つまり、これは、中学入試の基本中の基本と考えていただければ結構です。
だいたい、レベルとしては、宮城新教育がやっているジュニアテストが近いです。
ただ、「基本=易しい」というわけではありません。
筆記試験は時間が限られています。
短く感じられるかもしれません。
それゆえ、問題を早く、正確に解くという反射神経が要求されます。
それから、面接試験の際、最も大切なのは、「志望動機」です。
何が志望動機なのか、思いつかないのであれば、附属中のサイトがヒントになります。
それを見て、感じるところを面接の際には語ってください。
「校区の中学に進学すること」と「附属中に進学すること」の違い、というようなテーマは語りやすいかもしれません。
入試までもう少しです。
言い古された感がありますが、まずは体調管理に留意してください。
10月もこの時期になってくると、トップ層の中3生は、今まで以上に模試の成績が気になりだすころです。
中3生をお持ちのご父兄もそうだと思います。
わたしも子供の受験のときにはそうでした。
高校受験を考えた場合、キーになるのは「英語・数学の力」です。
「英語・数学の力」は、受験の際、どれだけ足腰が強いのかが分かります。
この「英語・数学の力」が合格基準に達していれば、合格は射程圏内にあります。
一方で、受験は英語・数学だけではありません。
国語・理科・社会もあります。
「英語・数学はまず何とか基準に達しているが、理科・社会に少し難があるかも.....」
そういう中3生がいるはずです。
理科・社会の模試で9割の壁が突破できないトップ層はどうすべきか.....
それは「教科書に戻ってみる」ということです。
「教科書に戻る??? どういうやり方で???」
「今さら、この時期に、教科書なの???」
そうお感じになった方がいらっしゃるはずです。
トップ層にあって、理社で9割の壁が突破できないのであれば、残る道は「教科書に戻る」ことだけです。
わたしが受験指導をしていると、このことを実感します。
では、「教科書に戻る」というのは、どのように教科書に戻ればいいのでしょうか。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
前回のコラムで、トップ層にあって、理社で9割の壁が突破できないのであれば、残る道は「教科書に戻る」ことだけだと述べました。
以下、具体的な「戻り方」を説明します。
問題を解いていて、選択肢に迷ったとき、答え合わせで外れてしまったときがあったとします。
そのとき、「ちょっと不安だな」「あれ、これってどうだったのかな?」と感じたら、教科書の該当箇所を読んでみるのです。
例えば、問題を解いていて、「日清戦争と日露戦争、どっちが先でどっちが後だっけ?」という風に不安になったとします。
答えを見て、日清戦争が1894年、日露戦争が1904年だったと思っただけなら、それっきりです。
教科書を見ると、なぜ日清戦争が先で、日露戦争が後なのかということが、書いてあります。
理社の模試で、90点以上を取りたいのなら、このような「ちょっとした手間」をかけることです。
もちろん、時間的な制約はあります。
なるべく多くの演習問題を解いておきたいという心情も分からなくはありません。
全部が全部、こうした「手間」をかける必要はありません。
が、「どうしてもここのところの理解が弱い」と感じたら、このようにして「教科書に戻る」ことを実践してみてほしいのです。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
この「教科書に戻る」を書いていて思い出すのは、数年前に仙台二高に合格した生徒さんのことです。
その生徒さんは、社会が苦手でした。
苦手というより、興味がわかずに勉強に身が入っていないようでした。
そういうこともあってか、中2の1学期中間試験では、社会が平均点57点のとき58点でした。
さすがにこれでは本人もマズいと感じたのでしょう。
以後は、気合いを入れて社会の学習に励むようになりました。
模試では、その後、9割取れたり、7割にとどまったりと、上下を繰り返しました。
結果、入試本番では、社会が92点で合格していました。
わたしがその生徒さんにアドバイスしていたのは、「ちょっと不安な事項があったら、教科書に戻って確認してみる」ということです。
このアドバイスをしたとき、当初は「エ? 教科書?」という顔をしていました。
言葉には出しませんでしたが、表情を見れば分かります(笑)
「理社で不安な箇所があったら、教科書に戻る」.....
これは意外とできないことです。教科書は誰もが持っていて、ありがたみがないからです。
だからこそ、「不安になったら教科書へ」というのは、誰もがやりそうでいて、ほとんどの人がやりません。
「教科書は戻るべきホームグラウンド」
そう実感します。
今年の5月、ナンバースクール(仙台一・二・三高・宮城一高・仙台二華高)の進学者が、どういう中学の出身者になっているかについて、調べる機会がありました。
その経緯はこちらに示した通りです。
その際、ちょっと目を引いたのが、仙台圏以外や県内私立中の出身者のことです。
「思ったよりいるんだな〜」というのが、正直な感想でした。
ここで、「仙台圏」とは次の地域です。
(1)仙台市
(2)塩釜・多賀城・利府・七ヶ浜・松島
(3)名取・岩沼・亘理・山元
(4)富谷・大和・大衡・大郷
以下、仙台圏以外・県内私立中の出身者を示します。
数字の出典は、公式資料である「学校便覧」、昨年5月時点での数字です。
ここで、二華高の「総数」は、二華中から進んだ人数を抜いてあります。
高校入試を経て二華高に進んだ人数は、全校合わせて411人です。
「仙台圏以外」出身者の占める割合は、少ない順から
二高<一高<三高<宮一<二華
です。
そして、入試偏差値は
二高>一高>三高>宮一>二華
です。
「仙台圏以外」出身者は、二華高が二高の約3倍の割合です。
随分と違うものだと思います。
受験環境やご父兄の意識は、仙台中心部と「仙台圏以外」とでは、厳然たる差があります。
上に示した数字は、それを極めて正確に反映しているといえます。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
「仙台圏以外」からのナンバースクール進学者は、リストを見ると、県内の広い地域から来ているのが分かります。
県内には、白石・古川・くりこま高原といった新幹線の駅があります。
栗原市・大崎市・白石市やその周辺からの進学者が各校ともにいます。
くりこま高原駅からだと、仙台駅まで20分程度です。
古川・白石駅から仙台は、約15分です。
列車のダイヤもちょうどいいのがあります。
そのように考えると、仙台市内からの通学のほうが、そういう新幹線通学者より時間がかかるケースもありそうです。
列車は割と時刻がはっきりしています。
が、バスの場合、交通渋滞などで時間の読めないことがままあります。
こういうケースだと、遠距離通学者よりかえって大変そうです。
石巻からは、新幹線に比べると、時間・電車の本数は結構きつくなります。
仙石線で石巻発6時35分という快速電車だと、仙台駅まで約50分かかります。
ただ、「仙台圏以外」の出身者も、下宿しているケース、家族で地元を離れるケースもあり得ます。
ちなみに、わたしが多賀城から高校に通っていたころ、大郷町出身のクラスメイトが学校の近くに下宿していました。
「仙台圏以外」の出身者全員が、遠距離通学をしているとは限りません。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
それから、県内の私立中学等からナンバースクールへ進学した生徒は、学校別に次の通りです。
以上の数字は1〜3年生までの合計です。
これを多いと見るか、それとも少ないと見るか.....
「流出人数」としては、ウルスラ>東北学院>宮城学院=白百合の順です。
実は、私立中学出身者以外に、こうした中学を中退してナンバースクール受験を目指す生徒さんがいます。
事実、わたしは数年前、ウルスラ中を中退して校区の中学に転校した生徒さんを担当したことがあります。
そして、その後に一高へ入学しました。
その生徒さんは、二華中とウルスラを受験し、二華中残念→ウルスラとなりました。
そのほかにも、クラスメイトの中に、二華中の中退者がいるという生徒さんもいました。
そのクラスメイトは、勉強でずば抜けているそうで(当然ですが)、ナンバースクール受験を目指すのかもしれません。
このように考えると、「隠れ私立中学等出身者」は、上の表に示した人数以上にいそうです。
私立中の立場からすると、中退者も含めてナンバースクールに生徒が行ってしまうのは、内心穏やかではないはずです。
私立中・私立高校も、ずいぶんと大学実績では頑張ってきましたから。
引き続き、私立の頑張りを期待します。
動画へのリンクはこちら
今年になって、小学校で教えられている英語がらみの記事が多くなっているのを自分でも感じています。
中学での英語の教科書が今年から一新されたのは、ご存じのご父兄もいらっしゃることでしょう。
そんなこともあって、わたしとしても、中学生を見ていると、いろんなことを書かずにいられないようです。
今回の話題は「英検は悪くない!」です。
英検については、以前、↓のようなことを書いています。
<関連コラム>
ここでわたしが言いたかったのは、「英検を取って、安心すべからず!」ということです。
こう書いてしまうと、英検が悪者であるかのような印象を与えてしまいます。
しかし、わたしの本意は「英検を正しく使おう!」です。
「使おう!」ではなく、「正しく使おう!」です。
病気に効く薬も、きちんと使わないと、本来の力を発揮しないことがあります。
かえって、体を損ねてしまう可能性もゼロではありません。
繰り返しますが、「英検は悪くない!」のです。
むしろ、「英検は英語を勉強するきっかけとして、とても適している」と考えています。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
現在、わたしは小学生に英語の指導をしています。
彼らは、すでに英検3級、4級等を取得しています。
準2級に挑戦もしている生徒さんもいます。
英検の説明によると、4級は中学中級程度(中2くらい)、3級は中学卒業程度(中3くらい)です。
そして、準2級は高校中級程度となっています。
そういう生徒さんに、中学生1年生向けの塾教材を演習してもらうと、できるのは半分まで行きません。
彼らいわく、
「英検はほとんどの問題が選択式になっているから、ちゃんと分かっていなくても答えが出せる。
でも、英作文をしたり、単語を書いたりするのは、分かってないと書けない」
その通りだと思います。
ここでいう「塾教材」というのは、中1生が、学習塾などで定期試験・実力試験用に使っているものです。
中学校でのテストの水準を考えると、ものすごく難しい問題ばかりというわけではありません。
英検で言えば、5級くらいのものです。
それが、英検のように選択式でなく、学校の試験のように記述をさせる問題になると、一挙に難しくなります。
4級あるいは3級を取っている生徒さんなら、理論上5級辺りの学校の試験問題は、それほど困難ではないはずです。
しかし、現実は「半分できない」です。
(次回に続きます)
(前回の続きです)
英検の試験と学校の英語の試験とでは、前回まで述べたとおり、かなりギャップが大きいです。
それでも小学校の英語の試験は、きちんと理解していなくても、ある程度何とかなります。
小学校で単元終了後に行われるテスト(いわゆる「カラーテスト」)は、それほど難しいものではありません。
ということは、しっかり理解していなくても、8割くらいは取れてしまいます。
しかし、中学校となると、そうは問屋が卸しません。
それでも数年ほど前までは、「中1から英語は正式教科」でした。
中1の9月の定期試験までは、まだ易しかったのです。
ところが、今は中1の6月に行われる「初めての定期試験」でも、英語は情け容赦がなくなってしまっています。
「小学校のころに英検4級取りました」
「英検3級取りました」
このようなことがあっても、文法の知識がないと、中学の後半になってくれば、高得点は取れません。
英検3級・4級くらいですと、文法に対する理解がしっかりしていなくても、丸暗記すれば合格できます。
一方で、英検に合格している小学生は、中学に進んだとき、吸収力が違います。
「英検=健康を補助してくれるビタミン剤やリポビタンD」です。
「英検=タミフルみたいなインフルエンザの特効薬」ではありません。
この点を認識することが、「英検を正しく使おう!」です。
今日は10月31日です。
10月も今日で終わります。
10月は上旬まで30度近くある日もありました。
が、今では暖房がないと寒さを感じるほどになっています。
あっという間に季節は入れ替わります。
季節がガラッと変わったな〜と考えていたら、「入試まであと何日あるんだっけな〜?」というのが気になりました。
今日を含めて、二華・青陵中入試1月7日まではちょうど70日です。
大学入試の共通テスト1月15日まで77日あります。
公立高校入試3月4日までは125日です。
こういう数字を目にすると、
「あれもやっておきたい。これも...あそこはまだ足りない...」
ということだけが頭に浮かびます。
しかし、わたしとしては、発想を変えなくてはいけないのかもしれません。
「この生徒さんの場合、これとこれはやらない。
その代わり、あれをしっかりやっておこう」
という具合に。
トップ層ばかりであれば、「あれもこれも...」でもいいのでしょう、たぶん。
しかし、そういう生徒さんばかりではありません。
わたしは、生徒さんの志望状況や現状を見て、「これとこれはやらない」という「やらないこと」をハッキリさせて指導をしていこうと考えています。
そして、その代わりに「やるべきこと」をしっかりやっていくという姿勢で臨みます。
これまでもこの時期はそうやってきました。
これからもこのスタイルでやっていきます!
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